【特別企画】
もうこれで安心! 「あつまれ どうぶつの森」の「セーブデータ復旧サービス」をわかりやすく解説
2020年7月30日 12:27
- 【「あつまれ どうぶつの森」セーブデータ復元サービス】
- 7月30日提供開始
任天堂は、Nintendo Switch用シミュレーション「あつまれ どうぶつの森」にて本日7月30日に配信開始となった「更新データ(Ver.1.4.0)」より故障や紛失時にデータを復旧できる「セーブデータ復元サービス」の提供を開始した。
「セーブデータ復元サービス」はNintendo Switch本体が故障や紛失してしまった際に、セーブデータを復元することができるサービス。「自分で作り上げた島がもしもの事故によって消えてしまった」際に命綱のような働きをしてくれる。故障や紛失時に本サービスを利用するためには予め設定をしておく必要があり、今回はそれらの手順を1から解説していく。
なお、今回紹介するバックアップの設定は任天堂の「あつまれ どうぶつの森 セーブデータ復元サービス:バックアップ設定」のページでも分かりやすく説明されているため、合わせて確認してほしい。
まず最初に「セーブデータ復元サービス」の流れを簡単に説明する。本サービスの利用には「あつまれ どうぶつの森」内で設定を済まし、セーブデータを前もってインターネットを経由しバックアップ。その後、故障の場合は任天堂サービスセンターにて修理、紛失の場合は任天堂に問い合わせることで、修理後のSwitch・新たなSwitchにてこれまで通りずゲームを楽しむことができる。
バックアップ設定の手順を1から解説
それではここからはバックアップの設定について詳しく解説していく。設定を行なうにはタイトル画面からJoy-Conなどの「マイナスボタン」を押し「各種設定」に移る。ここではゲーム内でもおなじみの「たぬきち」が登場し、様々な設定を行なう事ができるが今回は「セーブデータ復元設定」を選択する。
バックアップを設定するためにはNintendo Switch本体/Nintendo Switch Lite本体と「あつまれ どうぶつの森」のソフトが必要になる。それ以外にNintendo Switch Onlineへの加入とバックアップの前にニンテンドーアカウントへの連携。また、インターネットに接続できる環境の3つが必要となる。
ニンテンドーアカウントへの連携はSwitch本体のホーム画面左上のアイコンより設定できる。Nintendo Switch Onlineへはニンテンドーeショップ左側のメニューから購入できるほか、コンビニエンスストアやゲームショップなどで「利用券カード」を購入し、ニンテンドーeショップにてカードに記載された番号を入力することで登録完了となる。Nintendo Switch Onlineについて詳しくはこちら。
「あつまれ どうぶつの森」のバックアップは、もっとも日付が新しいセーブデータ1つがバックアップされる。セーブデータは、スリープ中など、インターネットに接続している際にも自動で行なわれるため、常に最新のセーブデータが任天堂のサーバーに保存される。
なお、バックアップは同じ島に住むプレーヤー全員のデータが保存されるため、同じ本体を使って「あつ森」を遊んでいる場合には、1人のプレーヤーが設定を済ましておけば全員のセーブデータがバックアップされる。
たぬきちの説明を聞いて最後に「設定する」を選択しデータをセーブすることでバックアップの設定は完了。メニュー画面の左下に「バックアップ設定済み」もしくは日付が表示されていることで、正しく設定できたということが確認できる。
なお、今回の「バックアップ設定」は故障や紛失時にデータを復旧させるためのもので、別のSwitch本体に引っ越しする際のデータ移行には対応していない。別の本体へのデータ移行は2020年内を予定しており、対応内容や時期の詳細は後日アナウンスされる。
これらの設定を済ましておくことで故障や紛失など、スイッチ本体になんらかの問題が発生した際にバックアップからセーブデータを復旧させることができる。筆者も設定を行なったが、たぬきちがわかりやすく説明してくれたため、すんなりとバックアップのための設定を完了することができた。もちろん、内容を十分に理解している人は説明を飛ばして設定のみを行なうこともでき、5分から10分程度で設定を完了することができる。もしもの時に備えバックアップ設定をすることをおすすめする。
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