「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌
【連載第8回】「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌
(2014/6/20 00:00)
ぶつけろファイアボール!ほとばしれファイアストーム!
「デスセンテンス」の次は、越すに越されぬ大井川ならぬ「ファイアボール」と「ファイアストーム」(以下、FBFS)について書かねばなるまい。蛇練習パーティに入ったのにFBFSが越せなかった。ツイスター練習パーティに入ったのにFBFSが越せなかった。クリア経験者パーティに入ったのに……(以下略)、と越せない実例には事欠かない、そのくらいFBFSは難しい。
「ファイアボール」は頭に赤い三角が付いた相手に向かってツインタニアが炎を吐く技。ダメージを頭割りできるので、印が付いた人と周りにいる数人で受ける。通常は4人で、HPに自信がある場合は3人で受けることもある。
「ファイアストーム」は頭に水色の丸が付いた人の周りに火柱が立ち上る。火柱に包まれると身動きできなくなり、一定時間後に即死する。自分が中に入ると、祈るような気持ちで外の仲間が壊してくれるのを待つしかない。ただし、火柱の中にいる時には外からの攻撃を一切受け付けなくなるので、痛い攻撃を避けるために自わから中に入ることもある。
攻略サイトをめぐると「ファイアボール」と「ファイアストーム」が来るタイミングについて、たくさんの人が詳細な解説を載せている。しかし、正直読んだだけでは複雑すぎて訳がわからない。たぶん、感覚で覚えるしかない。練習、練習、練習あるのみだ!
良くある失敗としては、戦闘や回復に必死で頭の上のマークのガン無視。「デスセンテンス」にヒールを合わせることで頭がいっぱいになると、なぜか見えているはずのマークが透明になる。不思議だ。周りが避けてくれればいいが、周りも同じ状態になっていることがあり、惨劇となる。
次に良くあるのが、「ファイアストーム」を壊しきれなくて中の人が死んでしまうこと。DPSが1人死ぬ程度ならリカバリーのしようもあるが、中に入っているのがヒーラーで、さらに「ファイアボール」を避けようとしたDPSやら「デスセンテンス」を避けようとしたメインタンクなどが入っていると一気に崩れる事もある。
攻撃を避けようと中に入ったのに「デスセンテンス」が来る絶妙のタイミングで壊れてしまい、モロに食らって即死という悲しい事件もある。
他にも「捨身」を付けたまま「ファイアボール」を食らって死んだり、受ける人数が少なすぎて受けた全員が死んだり、受ける人数が多すぎて次の「ファイアストーム」に入った人があっという間に火だるまになったりと、実に多彩な死因が取りそろっている。
FBFSフェーズは、ツインタニアのHPを20%程度度削ったあたりで始まり、50%まで続く。ツインタニア戦中、最長のフェーズだけあってとにかく長い。初めて第2の拘束具が落ちてフェーズの終わりを見た時には、その後のダイブボムで全滅したとしても、安堵の笑顔が浮かんでいるはずだ。
蛇2匹付きマラソン大会(ダイブボムもあるよ!)
FBFSを超えれば、最大の難所「ダイブボム」フェーズが待っている。「ダイブボム」は、空中に舞い上がったツインタニアが、緑のマークを付けた相手めがけて猛烈な勢いで突っ込んでくる技だ。これ自体は痛いが即死技ではない。問題はこの技で、触ると即死する紫の炎がメラメラ燃えているフィールド外周に吹っ飛ばされることだ。それとたまに、避けるために端に寄りすぎて自分で外周に触れて死んでしまうことも。
そしてこのフェーズは、サブタンク最大の見せ場、蛇マラソンのメイン会場でもある。「ダイブボム」は前半3回、後半3回に分かれているが、その間に4匹の子蛇ヒュギエイアと、大蛇アスクレピオスがわく。サブタンクは最初にわいた2匹の子蛇を連れてフィールドの外周添いをマラソンし、反対側にわくヒュギエイア2匹を釣った後、大蛇を連れてくるメインタンクと中央辺りで合流する。これが5層名物STマラソンだ。
マラソン中には後半3回分のダイブボムがある。マラソンから戻ってみると全員床ペロっているのは良くあることだ。走っている最中に、誰かが吹っ飛んでいるのがちらっと見えたりすると、かなりヤバイ。
マラソン最大の山場は、後わきの子蛇2匹を走りながら釣り、4匹まとめて大蛇の近くまで運んで行くところだろう。集合地点ではキャスターがリミットブレイクの準備をしているので、射程内に蛇軍団をがっちり固定する。4匹にふるぼっこになり、爆発した子蛇がまき散らすダメージ増加デバフも浴び放題だが、ここを耐えきればあと一息だ。
ヒーラー力も試される。ヒールを惜しむとタンクが落ちるが、一定時間経過後にツインタニアが使ってくる全体範囲攻撃「エーテリックプロフュージョン」にも対応せねばならないし、その直後の「プラメット」や「デスセンテンス」も乗り切らなければならない。全戦闘中でここが最もメインタンクの落ちやすい場所で、ヒーラーが輝く瞬間でもある。