「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌
【連載第7回】「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌
待ち構えていたら違う場所に落ちてきた! ~大迷宮バハムート邂逅編4層編
(2014/6/6 00:00)
「大迷宮バハムート:邂逅編(以下、邂逅編)」もいよいよ後半戦。今回は、いろんなものがポトポト落ちてくる4層について語りたい。
4層は他の階層のように雑魚を倒してからボスという形ではなく、スタートすると、1分ごとに新しい敵が現われる。フェーズは全部で6回。前のフェーズの敵を倒し切れてなくても、容赦なく次の敵が“降ってくる”。前の敵が残っていると致命的になる場面もいくつかあり、いかに早く敵を処理するかが重要になる。そんな、他のダンジョンにはないタイムアタック的な要素がDPSには好評で、力試し的なステージとして愛されている。
小学生並の感想で恐縮だが、筆者も4層は好きだ。敵がすべて機械生命体で、サイバーな雰囲気なのと、わずか7分で終わるというコンパクトさがいい。
そんな4層だが、筆者は3層終了後すぐには挑戦することができなかった。命中が足りなかったのだ。当時は主にタンクで参加していた。4層ではヒーラーやDPSにタゲを漏らさないことが非常に重要なのだが、命中が足りないとコンボがスカってしまい敵視が上がらない。
そのためタンクは命中474以上あるほうが望ましいとされていた。この数字は、日本や海外でたくさんのプレーヤーが検証を重ねた結果導き出された下限だそうだ。当時、筆者のキャラはこの下限を大きく下回っていたので、しばらくの間は行きたい心をぐっとこらえて装備集めを頑張った。約1カ月ほど頑張っただろうか? ようやく満を持しての4層挑戦となった。
現在「邂逅編」は2週間ごとに5%ずつ「超える力」でステータスの底上げが行なわれている。しかし5月21日現在、15%緩和まででストップしている。理由は「現在のクリア状況と、報酬アイテムの入手バランス」から判断したということなので、開発の想定以上にクリアしている人が多いのかもしれない。参加を躊躇している人も、今こそ挑み時だ! 邂逅編へみんなでゴー!
ソルナイでもナイソルでもいいからウロウロしないで!
さて、4層にタンクで参加する時、まず覚えなければならないのは敵の出現位置だ。4層の流れを簡単に解説すると、アラガンワーク・バグ(バグ)→アラガンワーク・ナイト&アラガンワーク・ソルジャー(ナイソル)→ドレッドノート→バグ+ルークスピナー(スピナー)→ドレッドノート+ナイソル→ドレッドノート+ナイソル+バグ+スピナーとなる。最後は全部乗せの大盤振る舞いだ。
敵が落ちてくる場所は固定なのだが、4層は左右対称の円形ステージなので、自分が今マップのどこにいるのかすぐにわからなくなってしまう。いちおうミニマップにも場所は表示されるのだが、これだけではわかりづらく、北西に落ちてくるドレッドノートを北東で待ち構えたりしてしまう。
ドレッドノートくらいなら、まだリカバリーがきく(ただしとてもかっこ悪い)。が、これがナイソルになると、悲劇へとつながりかねない。アラガンワーク・ナイトとアラガンワーク・ソルジャーはそれぞれ、ナイトが魔法攻撃を反射するバリアと魔法攻撃を無効化する「ストンスキン」、ソルジャーが物理攻撃を無効化する「ストンスキン」を最初から張っている。
そのため物理DPSはナイトを、魔法DPSはソルジャーを全力攻撃するためどうしてもタゲが分散しやすい。最初の「フラッシュ」が遅れてしまうと、全力攻撃を始めた黒魔道士目がけてソルジャーが飛んでいってしまい、近くにいたヒーラーや詩人などを範囲攻撃に巻き込んで全員大ダメージという悲劇が起こってしまう。
すぐに挑発しても、誰も攻撃を緩めてくれないのですぐにまたタゲが移動する。ならば「レイジ・オブ・ハルオーネ」で取ろうとするも、アラガンワーク・ナイトの引き寄せスキルで引き寄せられてしまい、コンボが届かないという泣きたくなるような状況に陥る。
フィールドマーカーを設置できるようになった今では笑い話だが、当時はマップを小さくしたものを端っこに常時表示したりと、各自が工夫して自分の位置を把握していた。そしてもう1つ重要なのが5秒前行動だ。これは日本人の伝統“5分前行動”を元に筆者が今造った言葉だが、要するに敵が降ってくる前に定位置に着いて準備をしておくことが重要ということだ。
最初のバグが3匹くらいまでに減ったらコンボの準備をしたり、フェーズ6の前には2体目のドレッドノートをタゲりやすいよう気持ち右に移動したりと、次の準備をすることで心にぐっと余裕ができる。「超える力」と装備の向上でDPSに余裕ができていることもあり、かつてのようにサブタンクがSTR装備でガチガチに固めないと削りきれないということもなくなっている。タンクは削ることよりも、敵を固定することに重点を置いた余裕ある行動を、くれぐれも位置を間違えないようにしつつ、心がけたい。