「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【連載第8回】「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

最初から最後までクライマックス!! ~大迷宮バハムート邂逅編5層編

【大迷宮バハムート:邂逅編】

フルパーティ(8人用)コンテンツ

平均アイテムレベル:70以上

制限時間:90分

メラシディアン・ワイバーンたちと一緒にコンニチハ。え、攻撃されてる? 気のせい気のせい……

 第4層まで攻略してなんだかもうゲームオーバー気分の諸君、第5層へようこそ。「超える力」で大幅にステータスが底上げされ、「邂逅編」全体がイージーモードになりつつあるというのに、ツインタニアさんは今日も変わらず光の戦士を全力で倒しに来ています。

 ラスボスは強くてナンボ。弱キックだけで倒せるラスボスなど論外なのでツインタニアさんの圧倒的な強さはラスボスにふさわしい。だが、「戦闘力5か、ゴミめ」とか言う100%倒せなさそうなボスもやる気が失せるのも人情というやつだ。

 それでも、もしこれを読んで少しは行ってみようかなという気になったのなら、とりあえず練習パーティに入ってみてはどうだろう。5層を動画の予習だけでクリアしようとするのは、ビデオを見ただけでレニングラード国立バレエ団に入団するくらい難しいことだ。

 筆者が5層に挑み始めた頃には、そのあまりの難しさから天竺めざして長安の門を出たばかりの三蔵法師並に果てしなさを感じたものだ。まったく勝てる気がしない圧倒的な強さに嫌気がして、しばらく攻略を休んでいたこともある。

 なんだかんだで2カ月近くかかっただろうか。まあ、時間がかかってもいいじゃないか。攻略には制限時間はないのだから。苦難の道筋があまりにも長かったので、今回の記事はいつもよりも少し増量になっている。まったく……、攻略した後も依然として手強い相手だ。

とりあえず後5秒くらいで「デスセンテンス」

 5層を語るには、まずはともかく「デスセンテンス」について説明せねばならない。「ツインタニアと言えば?」と問えば、ほとんどの人が「デスセンテンス」と答えるはずだ。なぜか? 答えは簡単、戦闘中ずっと流れている「デスセンテンス」お知らせマクロ(通称デスセンマクロ)が、スーパーの販促ソングのように「デスセンテンス」という名前を連呼するので、忘れたくても忘れられなくなるからだ。

 「デスセンテンス」は日本語に訳すと「死の宣告」。その禍々しい響きからはものすごく強力で恐ろしげな技を想像する。5層攻略動画でツインタニアがメインタンクめがけてドーンと体当たりしているのを見て、筆者は「これだ!」と確信した。だがその確信は間違っていて、それは「プラメット」という技で、「デスセンテンス」はしっぽの先でペチンと叩く、想像よりちょっと地味な技だった。

 とはいえ威力はすさまじい。なんの対策も無いナイトでは5,000以上のダメージを食らう。HPが低い頃はもちろん即死だ。この激烈な技が、ツインタニアが画面から消えている時以外、30秒ごとにずっとメインタンクを襲い続ける。メインタンクとヒーラーの仕事は、9割方「デスセンテンス」対策だと言ってもいいくらいだ。

 とはいえ「デスセンテンス」だけなら、パターンが確立してしまえば耐えるのはそれほど難しくはない。だが、前後に2,000ほどのダメージを食らう「プラメット」や通常攻撃もくる。さらに、「ファイアボール」、「ファイアストーム」、「ツイスター」、「ヘルリキッド」などの各種ギミックが同時に来るのだから「そりゃあ死ぬわ!」となるのも仕方ない。

 というわけで「デスセンテンス」、何をおいても「デスセンテンス」、あと5秒で「デスセンテンス」、まもなく「デスセンテンス」となるわけだ。どうだろう、この記事を読んでいる人たちもこの名前がかなり脳裏に刻み込まれてきたのではないだろうか。

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(石井聡)