Wiiゲームレビュー

勇者を育成し、武術大会を勝ち抜け!
前作データも使用可能なシリーズ最新作

「ボクも世界を救いたい BATTLE TOURNAMENT」

  • ジャンル:勇者育成アドベンチャー
  • 発売元:株式会社ポイソフト
  • 開発元:株式会社ポイソフト
  • 価格:500Wiiポイント
  • プラットフォーム:Wii (Wiiウェア)
  • 配信日:配信中(11月2日)
  • プレイ人数:1人
  • CEROレーティング:A(全年齢対象)


様々な条件の大会が楽しめる武術大会モードを搭載

 11月2日、株式会社ポイソフトからWiiウェア「ボクも世界を救いたい BATTLE TOURNAMENT」が配信された。前作「ボクも世界を救いたい」では勇者を育成するシナリオモード+育成した勇者を見守るシミュレーションモードで構成されていたが、本作は勇者を育成するシナリオモード+育てた勇者で様々なバトルに挑む武術大会(バトルトーナメント)モードという構成になっている。

 Wiiリモコン、クラシックコントローラ、ゲームキューブコントローラでの操作に対応。片手でプレイしたいならWiiリモコン、素早く入力したいならクラシックコントローラやゲームキューブコントローラなど、目的に応じて使うコントローラーを決めるといいだろう。

 早速、本作の新要素や前作との違いについて紹介していきたい。



■ 勇者を育成するシナリオモード「~力を求めて~」

 新シナリオ「~力を求めて~」は、魔界四天王ゴレアルにより父と母を失った主人公がゴレアルへの復讐を誓い、村を旅立つところから始まる。どのように勇者を育成するか、無事復讐を果たせるかはあなたの腕にかかっている。

悲しい過去を背負う主人公。魔界四天王ゴレアルへの復讐を誓い街を飛び出す

 シナリオモード開始時には、種族、性別、名前を入力する。選択できる種族は、人間、エルフ、ドワーフの3種類。人間は全ての能力が平均的。エルフは知力と素早さに長け、魔法や弓矢が得意。ドワーフは力が優れていて、武器を扱う能力が高い。種族により大きな差があるわけではないので、見た目で選んでしまってもクリアまで問題なく辿りつける。

 前作であった魔族は選択できない。魔族の勇者を育成したければ前作をプレイしよう。データコンバートやパスワードを使えば、前作で育成した勇者を本作に持ってくることができる。

プレイ開始時に、人間、エルフ、ドワーフの3種族、性別を選び、名前を入力する。名前に悩む人は、名前をつけてくれるランダム機能を使うといいだろう種族からでもいいが、初期スキルから育成方針を決めるのもアリだ

■ コマンドを選ぶだけでサクサクと進行

コマンドを選択するだけのわかりやすい設計。選択後にすぐに結果がわかるのでサクサク進んでいく

 前作と同様に、街で行動を決定→結果を見るを繰り返すことでゲームを進めていく。特定ターンではシナリオイベントが発生し、ストーリーが進行する。進行は固定のため、育成できるターンが限られている。このターン内でどう行動するかによって、どんな勇者になるかが決まるわけだ。移動もシナリオ進行に合わせて自動で実行されるため、移動先を任意に決定することはできない。

 探索行動(フィールドの探索、ダンジョンの探索、街を探索する)を選択するとターンが経過する。特定ターンで発生するシナリオイベントには、敗北してしまうとゲームオーバーとなってしまうバトルが存在する。セーブ機能はあるが、ロードするとセーブデータは消えてしまう仕様なので、ミスしたらリセットして再開ということはできない。ゲームオーバーになったら、はじめからプレイし直すことになる。そうならないように仲間を探してパーティーを組み、育成していくのだ。

 フィールドの探索は、取得経験値やシルバー(通貨)の取得量は少ないが、敵との戦闘がなく、レベル1であっても安心して選択できる。アイテムを入手しやすいというメリットも見逃せない。ダンジョンの探索で選択できるレベル帯がパーティーのレベル帯に合わない場合やアイテムを欲しい場合などに有効。得られるアイテムは大抵の場合、消費アイテムだが、運が良ければ装備が得られることもある。装備の充実や売値の高いアイテムを狙う場合の選択肢としてもアリだ。


戦闘が発生しないフィールドの探索。探索難易度が低いため、探索に成功しやすい。運がよければ高価なアイテムが入手できることもあり、シルバー稼ぎとしても有効だ

 ダンジョンの探索は、土地によって選択できるダンジョンとその数が違い、ダンジョン毎に、適正レベル、探索難易度、取得シルバー、取得経験値が異なる。探索の成功率は自身のレベルに依存するため、近いレベル帯のダンジョンを選択するといい。また、ダンジョンのボスとの戦闘が発生することがある。倒せばさらなる経験値とシルバーが獲得可能で、アイテムが得られることもある。とにかく経験値を稼ぎたいなら、迷わずダンジョンの探索だ。

ダンジョンの探索に成功すれば、シルバーや経験値などが得られるダンジョンのボスが現われた。逃げることはできない。勝利を目指して戦おうレベルが上がると4ポイントを自由に割り振ることができる

 「街を探索する」は、街にある施設(学問所、魔法研究所、武具工房、教会、カジノ、市場が存在し、選択できるものは土地により異なる)を訪れることで名声やシルバーなどが得られる。時にはスキルを習得できることもある。フィールドの探索やダンジョンの探索と違い、失敗することはない。また、パーティーが3人未満の場合、仲間獲得のイベントが発生することがあるため、仲間を探すなら街を探索することになる。

施設ごとに得られるものが異なる。どの施設では何が得られるか把握しておきたい得られるのは経験値やスキルだけではない。なんといっても重要なのが仲間だ新キャラクターも登場。どこで出会えるか探しつつプレイしてみよう

 シナリオイベントだけでなく、ランダムイベントや特定の施設を訪れることで発生するイベントも本作の魅力の1つ。新イベントも追加されている。これらのイベントでは大抵の場合、選択肢が出てくる。結果が固定のイベントも多数あるので、どの選択肢を選べばよいのか憶えておいて効率良く育成したい。

プレイする度に新たなものに出会えるほどイベントは豊富に用意されている。前作をプレイしたことがある人であれば、新イベントを探してプレイしてみてほしい

 前作との大きな違いは2つ。1点目が“仲間を探す場所は市場だけではない”こと。前作では仲間を探す場合、市場を探索したのだが、本作では探す場所によって出会える仲間が異なる。つまり、求める仲間が出てくるまで市場を探索し続けるという方法は通用しなくなったわけだ。本作から登場となる新キャラクターも存在するので、市場以外も訪れてみてほしい。2点目が“加入時のレベルは主人公に依存”すること。これにより、後半であっても仲間の入れ替えがしやすくなっている。ただし、序盤で加入させると一緒にいられる時間が長い分、信頼度(高いほど戦闘中に助けてくれる)を上げられるチャンスが増える。

 無事にシナリオをクリアできれば、勇者の登録へと遷移する。登録した勇者は武術大会モードや前作のシミュレーションモードで使用できる。登録時には、年齢、外見、性格の設定、アイテムの売買と使用が可能。年齢は前作のシミュレーションモードで影響するもので、武術大会モードには影響がない。登録時に装備品以外のアイテムは全てなくなってしまうため、不要なアイテムを売却して、装備やスキルなどを購入しよう。

勇者を登録するための編集画面。年齢や外見などを編集することができる。装備品以外は廃棄されてしまうので、全て売却して、装備やスキルなどを購入し、勇者を強化したい

 メッセージを飛ばしながらプレイすれば、クリアまでは90分程度。プレーヤーの行動、発生するイベント次第で得られるアイテム、シルバー量、スキルなどが異なるため、何度もプレイして、最強の勇者育成を目指す。何度も同じシナリオをプレイするのは飽きてしまうのでは?と思われるかもしれないが、そんなことはない。前述の通り、1プレイの時間は短いし、シナリオは同一だが、プレイする度に新たなイベントに出会えるほどイベントは豊富に用意されているので毎回発見がある。また、イベントには選択肢によって結果が固定のものがあったり、強制イベントで得られるアイテムを考慮に入れて効率良くシルバーを使うなど、何度もプレイすることでより強い勇者が育成できるようになるため、上達感も得られる。


■ ベーシックなRPG風の戦闘。育成する勇者のタイプにより戦闘方法は全く違う

 戦闘もコマンド選択式なので、誰でも迷うことなくプレイできる。コマンドは、たたかう、まほう、スキル、どうぐ、ぼうぎょの5種類。逃げることはできない。勝つか、負けるかだけだ。敗北した場合、名声が下がるなどのデメリットはあるが、ゲームオーバーにはならないので気軽に挑戦できる。なお、コマンド選択で行動を決定できるのは主人公のみで、仲間に直接指示することはできない。仲間に指示できないので思うように行動してくれないことに歯がゆさを感じる一方、優れた行動をしてくれた時の嬉しさはなんともいえない。戦闘を面白くしている一因といえるだろう。

シンプルで誰でも簡単にプレイできるコマンド選択式の戦闘。本作で初参戦となる敵も存在する。仲間と協力し、持てる全ての力を振り絞って撃破しよう

 戦闘に勝つためには、レベルアップ、装備、魔法、スキルの充実は欠かせない。直接攻撃特化、魔法特化、バランスタイプなど、育成方針を固めて伸ばしていくのが理想だ。

 キャラクターのパラメーターは、レベルアップや装備で上がるのだが、本シリーズではレベルアップ時にポイントを任意のステータスに振る方式を採用している。ポイントを振れるパラメーターは、ちから、はやさ、からだ、ちりょく、うんの5つ。ちからは、たたかうでのダメージに影響する。直接攻撃重視で育てる際に重視すべきパラメーターだ。はやさは、行動順に影響する。からだは、HPと防御力に影響。どのように育成するにしても、一撃でやられてしまっては元も子もないので、ある程度は振っておきたい全タイプ共通の重要ステータスだ。ちりょくは、MPとまほうでのダメージなどに影響する。魔法特化ならコレだ。うんは、スキルの成功率に影響する。

 装備、魔法、スキルの主な入手方法は、街の道具屋での購入。特定のイベントで得られるものもあるが、シナリオイベントで入手できるものを除けば、狙って入手するなら購入するしかない。筆者の場合、中途半端なものは購入せず、シルバーがたまったら最高性能のものを購入するようにして、消費シルバーを抑えるようにプレイしている。

 装備は基本的に高価なものほど強いが、重要なのはどんなステータスの装備かだ。育成方針に合わせて選びたい。

 魔法は攻撃、回復、補助など様々なものが用意されている。育成方針によって憶えさせる魔法の優先度は変わるだろう。ただし、魔法攻撃特化に育成するにしても、パーティー内に魔法を得意とする仲間がいないなら、最低でも1つくらい回復魔法は習得しておきたい。

 スキルも魔法同様、その効果は様々。大きな違いはMPを消費することがないことと、成功率がうんに左右されることだ。直接攻撃を重視するなら「剣士の心得」(発動時複数回攻撃)といったようにスキルも育成方針に従って習得させていきたい。防御スキルはどのタイプに育成するのにも役立つ。中でも「サバイバル」(致死ダメージを受けてもHPを1残して耐える)は重要。1戦闘中に何度でも発動可能なため、実力の均衡した戦闘で大活躍してくれる。

装備、魔法、スキルの主な入手方法は道具屋での購入。道具屋はどこの街でも利用可能で、行動ターンを消費しない。イベントによっては道具屋では販売されていない装備や魔法などが得られることも

 参考になるかはわからないが、筆者が育成した特化タイプについて紹介したい。ゲーム内で使用できるパスワードもスクリーンショットで掲載している。極めて強いといえるほどのキャラクターではないが、特化して育成させた例として参考になればと思う。

 ○ 直接攻撃特化

 ちからを上げて、攻撃力を上昇させた直接攻撃特化の勇者。直接攻撃はMP消費なく戦えるため、パーティーに回復役を用意するなど、回復手段さえあれば、長期戦に強いのが特徴。ただし、単体相手には強いが、複数相手への攻撃手段がないという欠点もある。

 直接攻撃のダメージが高いため、「剣士の心得」との相性がいい。その性質から対「サバイバル」としても有効。武術大会モードでは「サバイバル」を習得している相手が多く登場する。行動順にもよるが、致死ダメージを与える→「サバイバル」発動→回復される→致死ダメージを与える→「サバイバル」発動→……と繰り返されて、中々倒せないということが起こりえる。だが、複数回攻撃がうまく発動してくれれば、「サバイバル」発動直後に攻撃をヒットさせて倒すことができるわけだ。

ちからを重視して育成した直接攻撃特化の勇者。シルバーがあまり獲得できず、装備やスキルはそれなりという結果に

 ○ 魔法攻撃特化

 ちりょくを上げて、魔法の威力とMPを上昇させた魔法特化の勇者。もちろん装備品もちりょく、MPを重視。直接攻撃よりもはるかに高いダメージが見込め、魔法を習得しさえすれば、単体、複数体どちらにも強い。また、回復魔法を習得しておけば、パーティのHPを自在にコントロールできる。仲間には指示できないため、これは大きい。問題はMPをいかに管理するか。MPが枯渇する前に敵を倒すのが理想だ。回復アイテムが使用できるなら、惜しみなく使っていきたい。

 攻撃面では、単体攻撃の「マジックソード」(消費MP250)と全体攻撃の「テレキシネス」(消費MP150)を習得しておきたい。どちらも消費MPは多いが威力は折り紙つき。MPの少ない序盤では習得させてもMPが足りないなんてことも起きるが、後半になると1,000以上のMPにすることは簡単なので、大抵の敵はMPがなくなる前に倒すことができる。

 回復面では、「ヒール」などの回復系、蘇生できる「リバイバル」を習得しておきたい。攻撃魔法特化に育成するにしても序盤ではMPが足りず強力な魔法が放てないなど、微妙なため、攻撃を仲間に任せて回復役に徹するのも手だ。状態異常回復魔法「キュア」も何気に重要。

 攻撃力を上げる「ストレングスオール」などの補助系もパーティー構成によっては有効に働く。また、相手を魅了できる「チャーム」などの状態異常系も面白い。

ちりょく重視の魔法攻撃特化型の勇者。習得魔法は少ないが、MPが多く強力な魔法が連発できるか。その圧倒的な火力は魔法攻撃特化ならでは

 ○ スキル特化

 うんを上げて、スキルの成功率を上昇させたスキル特化の勇者。直接攻撃、魔法ともにイマイチだが、消費MPなしで繰り出せるため、長期戦にも強い。問題は運頼りにならざるを得ない点だろう。スキルの発動に失敗すると一定ターンスキル使用不可になったり、スキル効果が自分にかかってしまうこともある。また、特殊効果付与タイプのスキルが効かない相手に出くわすと真価が発揮できない。そうならないようにうんをなるべく上昇させておきたい。

 スキル重視で育成するなら「魅惑のダンス」(敵パーティーに魅了効果)は必ず習得させておきたい。成功すると相手を魅了でき、魅了された相手は同士討ちをしたり、こちらに回復魔法をかけてくれたりする。運さえ上げておけば、ボスであっても魅了できるため、魅了できる相手なら一切ダメージを受けることなく勝利できる。攻撃、回復スキルも習得できればなお良しだ。

うん重視のスキル特化型の勇者。回復、攻撃スキルもあり、様々な局面に対応できる。「魅惑のダンス」が効く相手であれば、まず負けることはない


■ 様々な条件の大会が用意された武術大会モード

 武術大会モードでは、育成した勇者やゲーム中に登場するキャラクター達を使って、大会での優勝を目指す。用意された大会に参加するものと、自由に条件を設定して大会を主催するものの2つがある。

■ 1人で参加、魔法禁止など、様々な条件の大会が待ち構えている

 参加できる大会には、チーム編成(1~3人)、魔法禁止、レベル制限など、様々な条件が設定されている。各大会は、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、エクストラの5カテゴリに分かれており、大会を制覇していくと、新たな大会が出現し、次のカテゴリの大会にも参加できるようになる。ブロンズやシルバーはともかく、ゴールドやプラチナともなると、かなり歯ごたえがある。エクストラは、一風変わった条件の大会が楽しめる。

 勇者以外にも、パーティーに組み込めるメンバーとして、ゲーム中に登場するキャラクターたちが用意されているが、やはり自分で育成した勇者でパーティーを組みたいと考える人が多いのではないだろうか。魔法禁止、スキル禁止など特殊な条件が設定された大会もあるので、大会の条件に合わせた勇者を育成しておきたい。

大会によって条件は様々。条件に合わせて参加メンバーを決定し、勝利を目指そう
戦闘はシナリオモードと同様。自分で育てた勇者3人でパーティを構成しようとも、操作できるのは1人だ。また、シナリオモードと違うのがおジャマ装置の存在。敵味方問わず、全体に影響をもたらす

■ 自分で条件を設定して大会を主催

 大会を主催する場合には、参加チーム数、チーム編成、魔法やスキルなどの制限、トーナメント形式、おジャマ装置の有無などを設定する。自分で育てた勇者同士を戦わせたり、友人からもらった勇者と競わせたりできる。

大会名、チーム編成、魔法やスキルの制限、レベル、トーナメント方式、所持アイテム、おジャマ装置など、多数の設定項目が用意されている。どんな条件に強い勇者なのかのテストにも役立つ

■ 育成した勇者は受け渡しが可能

 前作で育てた勇者でも戦いたいと思うのは当然のことだろう。前述の通り、育成した勇者の引継ぎ、受け渡しが可能。データコンバートを使えば、前作のセーブデータから育成した勇者のデータを1発でコピーできる。前作では魔族の勇者も育成できるので、改めて前作をプレイして、武術大会モード用に勇者を育成してみるのもいいだろう。また、勇者の譲渡にはパスワードを用いる。本作で作成した勇者を前作のシミュレーションモードに登場させることも可能だ。パスワードは手作業で入出力するしかないため、間違わないようにしたい。

前作のセーブデータがあれば、データコンバートを用いて一発で全ての勇者データをコピーできる。コピーされた勇者のデータは129~256番に登録される。本作の勇者は1~128番に登録するため、上書きされてしまう心配はない



■ 最後に

 バトル面にスポットを当てて開発された本作。500Wiiポイントという安価ながら、新シナリオ、新キャラクター、武術大会モードなど充実した内容に仕上がっている。

 シナリオモードは、プレイするごとに新たなイベントに出会えるし、プレイするごとに育成のコツがわかり、次はこんな勇者を作ろう!と、ついつい何度もプレイしてしまう。

 前作のシミュレーションモードクリアとは比較にならないほど、武術大会モード全制覇は高難易度で、やりがいがある。前作のシミュレーションモードではプレーヤーの介入が一切認められておらず、見ているだけのモードが苦手だという人にも嬉しいモードだろう。

 シミュレーションと付くと難しそうと考えてしまう人がいるかもしれないが、操作、ゲーム性共にとっつきやすいし、短い時間でプレイできるので安心してほしい。

 あなたも勇者を育成してみませんか?



(C)2010 POISOFT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

(2010年11月15日)

[Reported by 木原卓 ]