ポイソフト、Wii「ボクも世界を救いたい BATTLE TOURNAMENT」

シナリオモードと武術大会モードを搭載した続編的ソフト


2010年 配信予定

価格:500Wiiポイント

CEROレーティング:A(全年齢対象)



 株式会社ポイソフトは、Wiiウェア「ボクも世界を救いたい BATTLE TOURNAMENT」を2010年内に配信する予定。価格は500Wiiポイントとなっている。

 本作は、6月29日に配信された「ボクも世界を救いたい」の続編的内容のタイトル。前作と共通の世界とルールのもと、異なるストーリーで勇者を育成する勇者育成アドベンチャーとなっている。

 前作では、「勇者になる前の若者」を主人公とし、一般的なRPGの要素を網羅しつつ、時間のかかる要素を簡略化したアドベンチャー形式でゲームが進行する「育成モード」と、「育成モード」で育てた勇者の活躍を見守るシミュレーションモードの2つを搭載していた。

 本作では、前作とは異なるストーリーで「勇者になる前の若者」を誘導し、立派な勇者へと成長させる「シナリオモード」と、シナリオモードで育成した勇者を登録し、勇者を操作して武術大会をプレイする「武術大会モード」を用意している。

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「シナリオモード」で勇者を育成するのは前作と路線は一緒本作で初登場となる「武術大会モード」

 「シナリオモード」は、復讐に燃える若者が力を求めて旅をするストーリー。私憤を抱き旅をする主人公は、多くの人と出会い、様々な経験を通じて変わり始める。前作に登場しなかった新たな仲間が登場。物語に沿った冒険の途中でも、強力なモンスターと戦う機会が増加しているのも特徴だ。

【スクリーンショット】
復讐に燃える若者が、力を求めて旅をする新シナリオ「力を求めて」は前作と同じ世界、同じ時代が舞台イベントを一新。物語に沿った冒険の途中でも、強力なモンスターと戦う機会が訪れる
武術大会では育てた勇者をバトルトーナメントに参加させることが可能。前作の勇者も参加できる

 「武術大会モード」では、育てた勇者をバトルトーナメントに参加させることができる。あらかじめルールの決められた大会や、ルールを自分で決めて自分流の大会を開催させることができ、その大会に育てた勇者を参戦させられる。

 ルールの決められた大会では、「大会参加のチーム編成」、「魔法やスキルの使用」、「大会開始時や試合ごとに公平に配布されるアイテム」など、大会によって様々なルールが存在し、大会を制覇すれば、新たな大会が出現することもある。


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あらかじめルールの決められた大会に自分の育てた勇者で参戦。大会によって様々なルールが存在し、大会を制覇すれば、新たな大会が出現することも。中には「村おこし杯」として、ラムジマウ村の村おこしの為に開催されている大会などがある

 自分で大会ルールを設定する場合は、チーム編成、魔法やスキルの使用、配布アイテムはもちろん、大会の名前やレベル制限、トーナメントの形式までが設定できる。さらに、「何が起こるかわからない!」サプライズや、色々なガスが出たりモンスターが飛び出したりする、おジャマ装置の設置も可能。

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自分で大会を作ることもできる。サプライズやお邪魔装置なども仕込んでおくことが可能
パスワードを使うことで、前作のシミュレーションモードに本作で育てた勇者を登録することもできる

 なお、武術大会モードには、本作のシナリオで育成した勇者はもちろん、前作で育成した勇者でも参戦が可能。前作のセーブデータがあれば、パスワードの入力なしで勇者が引き継げる。また、本作で育成した勇者を、パスワード入力で、前作のシミュレーションモードに登録することもできる。

 新たに提供した活躍の場(武術大会モード)を前作の勇者に、前作の活躍の場(シミュレーションモード)を本作の勇者に、それぞれ開放することで、育成した勇者の活躍の場が広がっているのが本作の特徴ともいえ、共通の世界観、セーブデータコンバート、パスワードなどにより、前作ユーザーにより楽しんでもらえる要素も十分。前作が気になっていた人は、本作の配信前に前作をプレイしてみてはいかがだろうか?


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(2010年 10月 12日)

[Reported by 佐伯憲司]