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SCEJA、「メタルギア」とプレイステーションの歴史を振り返る特別映像を公開

「メタルギア」が教えてくれた多くのこと、まだ教えてもらっていない最後の謎とは?

8月19日 公開

「メタルギアソリッド」シリーズの歴代年表

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、プレイステーション 4/3、Xbox One/360、Windows用タクティカル エスピオナージ オペレーション「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」の9月2日の日本国内での発売に先駆け、歴代の「メタルギアソリッド」7タイトルとプレイステーションプラットフォームが歩んできた歴史を振り返る特別映像「A history of METAL GEAR and PlayStation」を公開した。

 この映像は、歴代のタイトルに登場するキャラクターやシンボリックなシーンを綴り、「メタルギア」シリーズの壮大なストーリーを俯瞰できる。また、第1作に最後の敵として登場した「BIGBOSS」が主人公になる新たなる映像の一部も出てきて、シリーズ全体の物語の鍵を握る「これまで明かされなかったたったひとつの謎」を示し、新作への期待感を感じることができるムービーとなっている。

 また本日から期間限定で、PS4オフィシャルサイトが「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」に合わせたスペシャルデザインとなっている。

【A history of METAL GEAR and PlayStation】

【メタルギアソリッド(PS)】
新人兵士ソリッド・スネークは、武装要塞国OUTERHEAVENに潜入。敵に見つからないように敵地に侵入するゲームデザインとハードボイルドな世界観が高く評価された。MSX2からプレイステーションフォーマットへの移行により、ハード性能を活かしたポリゴンによる3次元描写となったことで、これまでは味わうことのできなかった新たな演出や表現が数多く盛り込まれていた

【メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ(PS2)】
ソリッド・スネークがシャドー・モセス島の事件を解決した2年後。核搭載歩行戦車“メタルギア”の技術は世界へ拡散を始めていた。今作からプラットフォームをPS2に移行し、記憶媒体としてDVD-ROMを採用。これによりグラフィックスやシステム面での性能が向上し、要所にポリゴンデモムービーを挿入することで映画のような演出も可能になった

【メタルギアソリッド3 スネークイーター(PS2)】
東西冷戦下の1964年、米特殊部隊“FOX”に所属する若き兵士、暗号名“ネイキッド・スネーク”は、科学者ソコロフの亡命幇助のため、ソ連へと赴く。本作の舞台はPS2では表現が難しいとされていた、森林、山岳地帯などの自然環境と基地や工場などの人工構造物に分かれるが、自然環境下での行動の割合が高くなっている。PS2では不可能といわれていた密林をあえて舞台に選んだと製作者は語っており、前作「メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ」からグラフィックスや演出も更なる進化を遂げた

【メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(PS3)】
民間軍事会社の台頭……ビッグ・シェルでの事件から5年、世界情勢は大きな変化を見せていた。ソリッドスネークの物語、その完結篇にしてシリーズの集大成。PS3のブルーレイ2層ディスク(50GB)を容量限界まで使いきった全編フルHD(1080P)に加え5.1chサラウンドで、画質・音響クオリティの限界を実現

【メタルギアソリッドピースウォーカー(PSP)】
冷戦の緊張緩和が進み、世界が仮初めの平和を謳歌していた1974年。BIGBOSSの称号も祖国も捨てたスネークは、コロンビアにて国家に属さない独自の軍隊を結成していた。イベントシーンはリアルタイムポリゴンデモではなく、イラストでストーリーが展開していく。PSPのハード性能を生かし、本作ではシリーズで初めて4人協力プレイが導入された

(稲村亜樹)