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パッチ2.1情報満載の「出張プロデューサーレターLIVE in 幕張」2日目詳報

「クリスタルタワー」ダンジョン内のスクリーンショットを初公開

「クリスタルタワー」ダンジョン内のスクリーンショットを初公開

クリスタルタワーの外観
クリスタルタワーの概要

 パッチ2.1で入る新しいエンドコンテンツ「クリスタルタワー」は、スクリーンショットと映像で最新情報が公開された。クリスタルタワーは「FFIII」に登場するラストダンジョン。「古代の民の迷宮」と「クリスタルタワー」という長いダンジョンがセットになっており、途中でセーブできないという鬼畜な仕様が多くのプレーヤーを苦しめた伝説のダンジョンだ。

 そのクリスタルタワーを、現在の技術とクオリティで「FFXIV: 新生エオルゼア」の中に復活させたのが今回のコンテンツ。「FFXIV: 新生エオルゼア」の世界観に合わせつつも、なるべく忠実に当時の雰囲気を再現してある。このイベントに併せて公開されたクリスタルタワーのイメージイラストには、「暗闇の雲」や「ツーヘッドドラゴン」、「アーリマン」、「魔導士ハイン」、「ヘカトンケイル」といった「FF3」のボスキャラたちの姿が描かれている。

 クリスタルタワーは8人のフルパーティー3つがアライアンスを組んで攻略するレイドダンジョン。高レベル向けで、レベル50になってから挑む場所だ。「あれ、タワーなの? という感じがするかもしれないですが、FF3のクリスタルタワーは古代の民の迷宮を抜けないとプレイできませんから、当然すぐにクリスタルタワーに入れるとは思っていただきたくないなと」(吉田氏)と、古代の民の迷宮のスクリーンショットについても説明した。

 大迷宮バハムートとの棲み分けはという質問に対しては「バハムートは2.1でも史上最高難易度のままで、こっちの方がカジュアルで、気軽に遊べます。最初に作ったら難しすぎたので、これはアカンと」(吉田氏)と。クリスタルタワーは当初正式サービスでの実装が予定されていたが、あまりにも難しすぎたため、カジュアルな方向に再調整することになり、実装が伸びたという経緯がある。「最初に作ったのは本当にひどかったんですよ。3パーティーでタイミングを合わせろ。それで順に避けろと。そんなのは無理と! 今はワイワイできるようになっています」(吉田氏)。

 24人用の専用パーティーリストなど、画面を邪魔しないUIも用意されている。「でも、24人ですが、基本は自分のパーティーをケアしていればいいと思います」(吉田氏)。パーティーのロール構成も、通常の8人用ダンジョンと同じになる。

 「24人でわーっと戦う感じになるのですか?」という質問については、ダンジョン内のスクリーンショットを指さしつつ「大型のボスに24人でワーワーというものもありますし、ここに、3つの石版が浮いているのが見えるとおもうんですが、分岐が3つ、パーティーが3つ、あとはわかるな? というシチュエーションもあります」(吉田氏)。スクリーンショットでは、ボスが沸くフィールドらしき場所の前後に橋がかかっている。橋にもフィールドにも手すりはなく、タイタン戦と同じくポロポロ落ちまくる壮絶な戦闘が予想できる。

 1回のプレイ時間は、全滅した場合の再準備などを含めて90分から120分程度が見込まれている。アイテムによる入場制限については、「レリック程度まで到達していただければ」(吉田氏)ということだが、最終的にはその時点のプレーヤーのレベルやアイテムの所有率などで調整されるそうだ。

 気になる報酬やドロップだが、「FF3」の攻略本の中で、最強クラスのアイテムあたりにヒントが隠されているらしい。当時ファミコンでプレイした人にとっては懐かしい曲を祖堅氏がアレンジしたすばらしいBGMもすでに完成しているそうなので、楽しみに待ちたい。

【クリスタルタワーのイメージイラスト】

【クリスタルタワー内部】
「クリスタルタワー」と「古代の民の迷宮」の内部

(石井聡)