ニュース

パッチ2.1情報満載の「出張プロデューサーレターLIVE in 幕張」2日目詳報

ウルダハ、グリダニアのハウジングゾーンを初公開

ウルダハ、グリダニアのハウジングゾーンを初公開

ハウジングの概要
ウルダハのハウジングゾーンイラスト
グリダニアのハウジングゾーンイラスト

 2.1で入る生活系のコンテンツ「ハウジング」は、リムサ・ロミンサ、ウルダハ、グリダニアに用意された専用のハウジングエリアに土地を購入して家を建てることができるというもの。まずはフリーカンパニー用の家と、約380種類の小物が実装される。これらの小物は生産品で「クラフターの皆さんの腕の見せ所」(吉田氏)であるとともに、材料集めのためにバトルコンテンツを遊ぶというモチベーションにもなる。

 これまでリムサ・ロミンサのハウジングエリアのみが公開されていたが、今回初めてウルダハとグリダニアのハウジングエリアが映像とイラストで公開された。また、コレまで公開されているものとあわせて、たくさんの家具イラストも紹介された。家はS、M、Lの3種類で、それぞれ基本となる家が5種類ずつ用意されている。この家を、窓、壁、屋根、煙突、塀などをカスタマイズして、独自の家を作っていく。

 家具はFFらしいものから一般的なものまで、アートチームがデザインして一から作っている。たくさんある家具の中でも注目は、モルボルセット。「全部モルボルにしてみたら、なんかすごく臭そうなのね。なんか空気が黄色くなりそう。オーラムヴェイルみたいに」(吉田氏)と、紹介したモルボル家具のイラストを「キモイ!」と断じつつも「皆さんを怪しく緑色に照らします」とオススメの様子。室内氏も「みんな欲しいんでしょ、分かってますよ」とにやにやしていた。ちなみに室内氏は、小さな家具で部屋をぎちぎちしたいのだとか。家具を実装できる人はフリーカンパニーの設定で変更可能。「主要な3人だけにするか、全員がいじれるかはフリーカンパニーで決めてください」(吉田氏)。

 家具はクラフターの生産品となる。調理師も、飾り用の料理を作ることができる。「ロールプレイってそういうものだと思うので、食卓を囲んで食事をしようというユーザーイベントなどもできると思います。みんなで楽しめるコンテンツになると思います」(吉田氏)。

 今回はフリーカンパニー用のみの実装だが、フィードバックとサーバーの空き状況を見て、個人用の家も順次開放していく。「やっぱり自分専用の部屋が欲しいですよね。フリーカンパニーの家に行って、バンとドアを明けたあ全部モルボルになってたりしたら、僕別邸に行っていいですかってなりますから(笑)。それは早めに実装したいと思います」(吉田氏)。

 今後のハウジングの進化についての質問には、畑を作ってギサールの野菜を作ったり、チョコボの飼育小屋で卵から育てたり、アジトの地下に自分たちだけの工房で例えば船を作ったりと、いろいろなアイデアが予定されている。ハウジングエリアには、リテーナーのスタンドやマーケットボードもあるので、ここで街と同じようにアイテムをやりとりできる。また、家の中専用のNPCも用意されている。

 家の値段は現状では未定。現在エオルゼア内は流通しているギルが少なく、プレーヤーが金策に苦労しているので、今後の調整でギルの流通量を増やす予定になっている。家の値段はその時の流通量を見て最終決定されることになる。ギル以外の支払い方法については、当面は考えていないということだ。ローンについては、「踏み倒される可能性もないわけではないので、そこは慎重に考えていきたいです」(吉田氏)だそうだ。

【ハウジングスクリーンショット】
FFらしい小物も多数用意されている
ウルダハのハウジングゾーン
家の種類はsS/M/Lの3種類

【家のデザイン】
家の外観は壁や煙突、屋根などを細かくカスタイマイズ可能
内部に飾る家具は、クラフターによる生産品

【家具のデザインイラスト】
家具のデザインは、アートチームがすべて1から書き起こしたものだ

(石井聡)