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【パルワールド小ネタ】“世界漫遊”のススメ! 旅をしながらマップを埋めていこう
2024年2月6日 00:00
- 【パルワールド】
- 1月19日 発売
- 価格:3,400円
ポケットペアのXbox Series X|S/Xbox One/PC用モンスター収集サバイバルオープンワールドゲーム「パルワールド」における世界漫遊の方法やコツを紹介する。
本作の世界はかなり広い。ゲーム内でマップを確認してみると、黒い未知のエリアが広がっており、一度通過するとその周辺が明かされていく仕組みとなっている。そこでゲーム序盤の段階で世界を巡り、世界中の島の位置を探ったり、ファストトラベルポイントのアクティブ化を行なう“世界漫遊”をおススメしたい。
“世界漫遊”のメリットはパル図鑑をより充実させられること。図鑑を見てみると、ゲット済みの「登録」だけでなく一度でも見た事のあるパルは「通過」としてその姿のみが登録される。図鑑を充実させることでレベル上げの目標や、気になるパルをゲットする楽しみが生まれる。
また世界中の島々を巡ってわかる事もたくさんある。本作のマップは地域によってレベルが設定されているのだが、遠い地域のパルのレベルが全て高いとは限らない。拠点からかなり遠くに来たはずが、レベル設定は低めで出現するパルのレベルが低い場所も多く存在するのだ。そのため、拠点エリアではあまり見かけないパルや、レベルが高くてゲットできないパルがいても、これらのパルがレベル設定の低い地域でたくさん発見できれば、ゲット率はかなり高まりレベルアップにも繋げやすい。
また、各種宝箱やプレーヤーのパル捕獲率を高められる「クルリス像」のほか、パルのタマゴを大量にゲットできるのもメリットの1つ。パルのタマゴは通常サイズからデカサイズ、キョダイサイズと3サイズ用意されている。これらには通常ゲットしにくいパルや、野生だとレベルが高くてゲットできないパルなどがいるため、パル図鑑の登録もかなり捗る。
あとシンプルに未開の地を冒険するワクワク感はやっぱり最高だ。当然様々な危険も伴うし、万が一やられてしまった場合は復帰も一苦労。それでも未開の地に眠るお宝をゲットしたり、何より地図が埋まっていく爽快感は何物にも代えがたい。
“世界漫遊”における必須アイテムとして、まず必要なのは防寒具と防熱具だ。「防熱具」は文字通り暑さから身を守る物で、気温が一定以上になると画面左下の温度計が赤いエリアに入り、画面上には「高温」とアラートが表示される。そのままではHPがどんどん減ってしまうので、早めに防熱具を着る必要がある。防熱具は「熱帯地の民族服」や「耐熱毛皮アーマー」、「耐熱金属アーマー」が該当する。
そして暑さ以上に危険なのが“寒さ”だ。気温が一定以下になると画面上に「低温」アラートが表示される。寒さを防ぐには「寒冷地の民族服」や「耐寒毛皮アーマー、」、「寒金属アーマー」などの防寒具に着替えればOK。ただし寒さに関してはもう1点大きな注意点がある。それは夜になると1段階寒さが増すことだ。通常エリアであれば問題ないが、元々寒いエリアで夜になってしまうと、防寒具を装備していても「低温」状態になってしまう。
これを回避する方法もあり、例えばブルフェルノなど火属性のパルにライドすることだ。火属性のパルはライドすると寒さを1段階緩和する効果を持つため、地上であれば寒さを防ぐことができる。また、もっと手軽に寒さを解消できる方法として「携帯たいまつ」を装備すると寒さを1段階緩和できるので、防寒具と併用する事で極寒の寒さに対しても耐えられるようになる。遠征先での死亡はドロップアイテムの回収で苦労するなどかなりスリリングな展開となるので、携帯たいまつも遠征のお供には欠かせない。
そして移動に必須となるのがライド可能なパルだ。広大なマップを開放していくには移動用パルが必須で、例えば島と島を繋ぐ大海を渡るにはプレーヤーのスタミナでは困難だが、スタミナ消費なしで海上移動できるパルがいれば大変心強い。
水陸両用パルの場合は「シーペントのサドル」がテクノロジーレベル10にて解放可能で、早い段階で入手可能なパルギアだ。また、山の上といった地形を確認したい場合は飛行系パルが必要になる。飛行系パルを使うと山の上にあるアイテムが回収可能になるなど移動範囲が大幅に拡大する。最も早く手に入るのは、テクノロジーレベル15の「ホークウィンのサドル」で、プレーヤーレベル15になったら積極的に開放したい。
さらに銅のカギ、銀のカギ、金のカギなどカギ類は常時持っておいた方がいい。移動中に発見できる宝箱の中には、鍵がないと開けられない物も多い。遠征した先で、カギがないばかりに宝箱が開けられずその場を去るのはかなりの損失だ。カギは重量もあまり重くないので、全て持ち運んでもあまり差し支えはない。
そして移動系パルたちに食べさせる食料を多めに持っていけばとりあえず、旅行の準備は完了だ。なお、フィールド移動でおススメの食料は「赤いベリー」だ。本作の食べ物は一定時間が経過すると1つずつ腐敗して数が減っていく。もちろん加工することでその時間を多少は軽減できるが、大量に持ち歩いて少し痛んでも気にしない方が気楽だ。加えて「赤いベリー」は草木のあるエリアならフィールド移動中に見つかる場合もあり、簡単に補充できる。
“世界漫遊”のコツとして、まず一つ目は迂闊にパルに手を出さない事だ。パルの多くはプレーヤーから手を出さなければ無害なパルは多いので、余計な手出しをしなければ素通りできる。ただし、こちらの姿を発見次第、即攻撃してくるパルもいるのでそこは注意が必要だ。また、密漁団などがいる場合は、彼らがパルと敵対してしまい、結果としてこちらも巻きぞえを食らう事が多い。このような場合、早めに離脱するのが無難だ。
夜間の過ごし方として、周囲が暗くても移動を続ける事をオススメしたい。というのも、一般的なクラフト系ゲームにおいて、夜間はモンスターが活発になるといった危険が多い。本作も例外ではなく、夜間にしか出現しないパルは凶暴で、プレーヤーに対して攻撃的なパルが多いのは事実だが、その一方で本作では夜間の移動のメリットもかなり多いのだ。
例えば、通常のパルは夜になるとフィールド上で寝ている。そのため、多少のレベル差があっても寝込みを襲うことでゲットできる可能性が多少上がる。もちろん寝ているパルはそのままにしておけば無害のため、安全に通過できるというメリットも大きい。そして、アイテムやファストトラベルポイントが光っている場所が、昼間と比べると格段に認識しやすくなっているのだ。特に捕獲率を上げるために必要な「クルリス像」はかなり視認しやすくなっているため、見かけたら積極的に確保していきたい。
もう1つ、各地にある「密漁団たちのアジト」は巡っておきたい“おいしいポイント”だ。フィールドを移動していると煙が立ち上っている場所がある。そこには密漁団たちが拠点を構えていて、その中央には巨大な檻が備えられており、中にはパルが1体捕まっているのだ。密漁団のメンバーたちを倒したり、うまくあしらいつつ、檻のカギを開けることで、パルを解放してそのまま自分のパルとしてゲットできる。
高レベルの密漁団が相手の場合、真正面から戦うと苦戦するので、うまく誘導してアジトのメンバーたちを一人ずつ倒したり、遠くまで引き離してその隙に檻を解放できればOKだ。
ここから先は“世界漫遊”後の内容に触れるため、以下はネタバレとなる可能性がある。自身の手で“世界の秘密”に近付きたい人は読むのをストップしてほしい。
パル世界の島々は実に多様だ。火山によるマグマが溜まった地域もあれば、万年雪が土地を覆う豪雪地帯、竹林や草木が生い茂る密林エリア、何もない砂漠が広がるエリアなど自然の猛威が各所で見られる。そんな大自然の中には、過去に栄えたと思われる古代文明の遺跡の数々や謎の建造物も散見されるなど、過去の歴史を感じさせるオブジェクトも多数見られた。
さらに巨大な建造物で構築された謎の島「禁猟区」を3カ所発見。これらの島に足を踏み入れると「犯行中」という警告アラートが表示されるなど、不気味さの漂う島となっており、その謎が気になる。そして現在も生活を営む小さな村もごくわずかではあるが点在しているほか、プレーヤーと同じようにこの世界に漂流し、焚火をしながら1人で過ごす旅人たちの姿も各所で見られた。
他にも、これまでにも触れてきた密漁団や謎の教団など悪の組織がいくつか存在しており、それら組織のメンバーが各地でパルを狩るなど悪事を続けているのが確認できた。世界を巡る事で、どのような島や組織、そしてパルがどのような場所に生息しているのかなど、かなり豊富な情報が得られた。
今回、端から端までマップのほぼ全てを見てきた。マップ左上の海の果てには明確な境界線が引かれ、それ以上先には踏み込めない壁が張られてあり、プレーヤーの行く手を遮る。そしてその先にある“謎の巨大樹”には本稿執筆時点のバージョン(v0.1.4.0)では行くことができないことがわかった。
この謎の巨大樹はマップのどこからでも確認できるほど大きなもの。このマップ左上のエリアが「パルワールド」のロードマップにある「エンドコンテンツとなる超強力レイドボス」なのか、それとも何らかの条件をクリアすることで行けるのかは定かではないが、いずれにせよ行けるようになったらチャレンジしてみたい場所だ。
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