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UMAを解剖するゲームプレイが独特な「青十字病院」を試遊【#BitSummitLetsGo】
マウスを使ってスカイフィッシュにメスを入れる
2023年7月14日 17:10
- 【青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署】
- 2024年 発売予定
- 価格:未定
京都府にて7月14日より16日にかけて開催されているインディーゲームの祭典「BitSummit Let's Go!!」にて出展されていたNintendo Switch/PC用アドベンチャー「青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署」(以下、「青十字病院」)を紹介する。
「青十字病院」は、1999年の日本が舞台のノベルゲームで、謎の組織・青十字病院に所属する人物たちが事件を“解剖”し真相に迫っていく。BitSummitでは産経デジタルが新たに立ち上げたゲームレーベルのHYPER REAL(ハイパーリアル)ブースにて試遊が可能で、初公開となったゲームの内容を紹介していく。
本作の主人公は青十字病院の怪異解剖部署に所属する千織。ここは怪異や都市伝説が絡んだ事件を専門に解決する部署となっている。数人のメンバーが在籍しており、肉体派の國木田とともに仕事に従事している。
今回体験できた短編では千織が國木田とともにUMA(未確認動物)のスカイフィッシュに襲われる。スカイフィッシュは非常に危険な存在だが、間一髪の場面で國木田が体を張って千織を守ったことで事なきを得る。この際、1匹の確保に成功したため、持ち帰って解剖を行なうストーリーとなっていた。
ゲーム自体はオーソドックスなテキストベースのアドベンチャーかと思いきや、本作のキーワードにもなっている「解剖」にフォーカスしたゲームプレイが存在する。何ができるのかというと、怪異をマウスで解剖する内容で、スカイフィッシュの体内に存在する臓器を取り出すため、表面をマウスでドラッグ。その後、出てきた臓器を観察し事件解決のための手がかりを探る。
解剖パートは未知の生き物を解剖するだけあって非常に難しい。そもそもどこにメスを入れればいいのかが分からないが、この際のヒントになるのがレントゲン画像だ。このパートではレントゲン画像をウィンドウ表示させることができ、画像とスカイフィッシュを比較しながら「この辺に臓器がありそう!」という部分にバッサリとメスを入れることが大切だと感じた。また、解剖パートの前にどういった臓器を摘出すべきなのかというヒントを、周囲のキャラクター教えてくれるため聞き逃さないようにしよう。
製品版では解剖パートの他にタイムリープパートも存在するとのことで、ビジュアルノベルをベースとしつつ、かなり変わった要素を組み込んだゲームになりそうだ。本作を制作するフロシキラボは、同時に流れる会話を読み解き、幽霊たちを適切に導くアドベンチャー「1f y0u're a gh0st ca11 me here!」などをリリースしている。今作はHYPER REALがサポートする形でリリースされることになるが、製品版の完成を心待ちにしたい。
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