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文化財活用センターが「あつまれ どうぶつの森」で「ぶんかつ島」の夢番地を本日公開
「埴輪 踊る人々」や「見返り美人図」など日本美術をテーマにした島
2022年8月18日 13:32
- 【ぶんかつ島】
- 8月18日 公開
国立文化財機構 文化財活用センター(以下、ぶんかつ)は、任天堂のシミュレーションゲーム「あつまれ どうぶつの森」において、本日8月18日に「ぶんかつ島」を公開した。
「ぶんかつ島」は、「埴輪 踊る人々」や「見返り美人図」など日本美術をテーマにした島。国立文化財機構の所蔵品をモチーフとした、さまざまなエリアで構成されており、日本の文化財が織り成す豊かな世界の一端を、「あつまれ どうぶつの森」の世界でも体験できるよう工夫されている。
ぶんかつと東京国立博物館が現在取り組む「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」にあわせて、「おどるハニワ ぼう」や「みかえりびじんふう きもの」など、新たなマイデザインも用意されている。
「ぶんかつ島」~日本美術をイメージしたエリアからなる、文化財に親しむ島~
・「ぶんかつ島」夢番地コード:DA-4716-9183-8075
「ぶんかつ島」は、「埴輪 踊る人々」、「見返り美人図」(菱川師宣)、「八橋蒔絵螺鈿硯箱」(尾形光琳)、「洛中洛外図屏風(舟木本)」(岩佐又兵衛)、「湖畔」(黒田清輝)(以上、東京国立博物館蔵)、「針聞書」、「鬼瓦」(以上、九州国立博物館蔵)など、国立文化財機構が所蔵する縄文時代から近代までの文化財をモチーフにした、10個ほどのエリアで構成されている。
これまで、ぶんかつは、国立文化財機構所蔵品統合検索システム「ColBase(コルベース)」を利用した、「あつまれ どうぶつの森」における日本美術の楽しみ方をたびたび紹介してきた。今後も、ぶんかつブログにて、「ぶんかつ島」の各エリアの案内や、モチーフとなった文化財について紹介していく予定。
これまで紹介された内容
・ColBaseで「あつ森」を楽しもう!
・「あつ森」マイデザイン〈ふゆきなこそで〉を公開!
・ColBaseで「あつ森」を楽しもう!鳥獣戯画編
・ColBaseで「あつ森」を楽しもう!国際ミュージアムデー編
・「あつ森」で考える、ゲームの学術的な可能性
※ぶんかつWEBサイト>展示・イベント>あつ森・夢番地「ぶんかつ島」であそぼう!
「あつ森・夢番地『ぶんかつ島』であそぼう!」内に、上記の関連ブログの記事リンクが表記されている。
□「ColBase(コルベース)」のページ
https://colbase.nich.go.jp/
8月18日に、ぶんかつブログでは新着記事がアップされている。
□「『ぶんかつ島』へようこそ!『あつ森』で日本美術 前編」のページ
https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/1/
新たなマイデザイン公開~ぶんかつ島に着ていこう~
「ぶんかつ島」オープンを記念して、東京国立博物館が所蔵する日本美術をモチーフにしたマイデザインが新たに公開された。
・マイデザインID:MA-9014-0004-4727
「ぶんかつ島」アンケート実施中
「あつまれ どうぶつの森」で「ぶんかつ島」を体験した感想を募集するアンケートが実施中。WEBアンケートに協力した人には、「ぶんかつ島」の秘密が公開される。アンケート実施期間は12月末まで。
□「ぶんかつ島」アンケート
https://cpcp.nich.go.jp/modules/r_form/index.php?id=31
※文化財活用センターWEBサイト内アンケートフォームに遷移する。
【「国立文化財機構」について】
国立文化財機構は、東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館の4つの博物館と、東京文化財研究所、奈良文化財研究所、アジア太平洋無形文化遺産研究センターの計7施設で構成される組織。本部に文化財活用センターと文化財防災センターが設置されている。
【「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」について】
東京国立博物館を代表する名品「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」の2作品をはじめとする所蔵文化財の修理に関連する費用として、寄附を募る文化財修理プロジェクト。大切な文化財をみんなのちからで未来へ、という思いから創立150年にあたる今年4月に修理プロジェクトが発足した。
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