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【東京おもちゃショー2019】モビルスーツ開発を体感する「ジオニックテクニクス」がバンダイブースに出展。ザクのロボットを組み立てて、ロボット工学の基礎を学べる
2019年6月14日 19:41
東京おもちゃショー2019のバンダイブースの一角に、"ジオニック社"による「ジオニックテクニクス」のコーナーが設けられている。
このコーナーで来場者の目を惹いていたのは、ジオン軍のモビルスーツ「ザク」をモチーフとしたロボット。アクションフィギュアやプラモデルなどとも違い、サーボモーターを組み込んだ組立型のロボットである。この「ジオニックテクニクス」では、ジオニック社が開発した(という設定の)ザクを組み立てることで、ロボット工学やプログラミング技術の基礎を学べる、近年話題のSTEM学習の教材的な意味合いを強めた製品である。
メインとなるザクは、全高約30cm(約1/60スケール)、重量約1.1kgのサイズで、全身に17個のサーボモーター、ジャイロセンサー、対物センサーなどを内蔵した本格的な二足歩行ロボットだ。企画・開発にはホビーロボットで有名な近藤科学が協力していて、同社の「RCB-4mini」をベースとした新開発のロボット用コントロール基板「SmartBridge」で動作を制御している。
組み立ては4段階のカリキュラムとしてステップアップしていく形で進められ、付属の教本(研修冊子)には各カリキュラムで学ぶ技術について詳しく書かれている。組み立てながら教本を読み進めていくことで、ロボットの構造について理解できるというわけである。
完成したザクの操作は、スマートフォンの専用アプリを使って制御する。単なるコントロールだけでなく、各部のサーボの制御でポーズを作り、その組み合わせによって自律的に行動するプログラムを作るなど、プログラミングによる動作が主体となり、上級者にはPCソフトを使ったさらに高機能なモーション開発を行なうこともできるようになっている。
教材的な製品ではあるものの、モビルスーツのザクとしての面白みももちろん導入されていて、モノアイの可動や作動音といった演出や、ハンガーや整備兵などのオプションパーツにより、キャラクターロボットとしての楽しみも充実させている。
対象はSTEM学習・教育に興味のあるガンダム世代の大人と、その子供達(中学生以上)で、日本が誇るキャラクターコンテンツ「機動戦士ガンダム」から入ることで、親子でロボット工学に親しめるというのが目的となっている。価格や販売方法などはまだ未定で、今後「ジオニックテクニクス」やバンダイの3rd Factoryの公式Twitterなどで情報が明らかにされていくそうだ。