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【UBIDAY2018】プレイにライブ感を生む「スターリンク」のフィギュア交換システム
Nintendo Switch版は「スターフォックス」メンバー登場に要注目
2018年10月14日 12:06
ユービーアイソフトが10月14日に開催しているオフラインイベント「UBIDAY2018」。会場では様々なタイトルが出展されているが、本稿では2019年秋発売予定のプレイステーション 4/Xbox One/Nintendo Switch用SFシューティングアクション「スターリンク バトル・フォー・アトラス」のプレイレポートをお伝えする。
「スターリンク バトル・フォー・アトラス」は、戦闘機「スターシップ」を操り、惑星の探索や敵と戦闘していくSFシューティングアクション。最大の特徴は、リアルのフィギュアを使った「スターリンクシステム」にある。
フィギュアとして用意されるのは、パイロット、戦闘機、そして戦闘機に搭載する武器の3種類。コントローラーに「マウント」と呼ばれるアタッチメントを付け、ここにパイロット、戦闘機、武器の順番でフィギュアを取り付けていくと、ゲーム内にも同じものが反映されるというものだ。
フィギュアの大きさはなかなかのもので、戦闘機は成人男性の手のひらでは収まらないくらいある。プレイ時はゴツゴツっとした戦闘機をコントローラーの上に乗せてプレイすることになるのだが、そこまで重さは感じない。「俺の戦闘機がここにある」という存在を間近に感じながら、違和感なくプレイできるのが本作の面白いところだろう。
ではゲームの方はどうかと言うと、スピード感あふれる堅実なSFシューターだと感じた。今回のデモでは惑星の探索ミッションをプレイできたが、戦闘機をシューッと気持ち良く加速させたり、戦闘になれば上下左右にキビキビと動かすことができる。またミッションも敵と戦闘したり、物資を集めたり、拠点をレベルアップさせるような要素もある。ベースとなる戦闘機の操作が快適で、ミッションの作りには飽きさせない工夫があるので、上記の「スターリンクシステム」がより活きてくるような印象だった。
フィギュアの説明に戻ると、戦闘機やパイロットには様々な種類がある。戦闘機はまず見た目が大きく変わるほか、スピート重視、攻撃力重視と特性も異なる。パイロットは、強力なレーザー砲を宇宙から落とせるなど、それぞれ特徴的な能力を持っているそうだ。そして搭載する武器についても、炎をまとったミサイルや氷のホーミング弾、敵を動きを止める特殊弾などバラエティ豊かだ。
本作はスターターキットに付属する戦闘機+パイロット+武器だけでも最初から最後までプレイできるが、別売り予定のフィギュアを買い揃えることで、プレイの幅が大きく広がるようになっている。
戦闘機は翼を根本から取り外せるので、いくつか戦闘機を持っていればデザインも特性もオリジナルの戦闘機を生み出せる。また敵ごとに弱点となる武器が決まっていたり、武器の組み合わせで相乗効果が発揮されることもあるほか、搭乗するパイロットごとにゲーム内の会話も変化する。フィギュアを揃えるほどに、場面に合わせて組み合わせをガチャガチャ変えていくような、ライブ感溢れる豊かなプレイになっていくというわけだ。
またNintendo Switchに関して注目しておきたいのは、「スターフォックス」シリーズのフォックスがパイロットとして使えることだ。フォックスを主人公にすると、「スターリンク」のキャラクターたちに協力するようなストーリー展開となった。
会話にはファルコ、スリッピー、ペッピーなどおなじみの面々も登場し、まるで「スターフォックス」の新作を遊んでいるような気分にもなったのは、今回の最大の発見だった。なおフォックスの能力は、「スターフォックス」メンバーを呼び出して戦闘を手助けしてもらう、というものだそうだ。
本作を説明しようとすると「フィギュアの付け替え」に注目が行きがちだが、SFシューターとしての楽しさがベースにあってこそのタイトルだと感じた。発売予定はまだ先だが、フィギュアの換装がゲームプレイに直結する思い切った作りは面白いポイントだ。今後の情報公開に、ぜひ期待したい。