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DMM GAMESが非対称対戦ゲーム「IdentityV 第五人格」のPC版を出展!

さらに「Dead by Daylight」、「Deathgarden」も配信予定!

9月20日~23日 開催

会場:幕張メッセ

 DMM GAMESは東京ゲームショウ2018の会場にて、非対称対戦ゲーム「IdentityV 第五人格」のPC版をプレイアブル出展した。

 「IdentityV 第五人格(以下、Identity V)」はNetEase Gamesが配信している非対称対戦ゲームで、4人のサバイバーと1人のハンターに分かれ、サバイバーは協力しながらマップからの脱出を目指し、ハンターはそれを阻止するのが目的というゲームである。Android/iOS版は日本でも配信されており、かなりの人気を博しているタイトルだ。

 Steamやプレイステーション 4などで発売されている「Dead by Daylight(以下、DbD)」と類似したゲームだが、それもそのはずで「DbD」の開発元のBehaviour Digitalと提携して開発している。

 「Identity V」がここまでの人気を博した理由は、説明するまでもなくスマートフォンの普及率は非常に高く、その上基本無料で、人気のあるジャンルのゲームが遊べるとなれば爆発的に普及するのは当然である。そんな「Identity V」のPC版がDMM GAMESのプラットフォーム上で配信される予定で、東京ゲームショウ2018の会場に試遊台が展開されていた。

 実際にプレイした感想だが、ゲームシステムは同じで、グラフィックスは「少し綺麗になっているかな?」という印象だった。スペックによるので一概には言えないが、筆者のiPhone 6s Plusよりはローディングが早い印象だった。操作やUIなどはPC向けに最適化している印象で、移動はWASDキー、視点の操作はマウスを使うといった具合で直感的に操作できた。むしろ視点の操作などはマウスを使う分PCの方がスムーズかもしれない。

 インターフェース以外はスマートフォン版と変わらない印象で、担当者にPC版とスマートフォン版でクロスプラットフォーム対戦は可能かどうかを確認してみたが、「現時点では未定」とのことだった。ただ、アカウントはスマートフォン版と連携が可能であることが発表されているので、ランクや入手したスキンなどはPC版でも使用できると思われる。

操作周りや一部UIはPC版に最適化されているものの、ゲームシステムはスマートフォン版を踏襲している
試遊の参加者は全員サバイバーで、スタッフがハンターを操作する。ちなみに接待プレイではなく、割と本気でプレイしているように感じたので、ぜひ勝利をもぎ取ってほしい
ハンターの「道化師」がブースに登場!
Behaviour Digitalでゲームディレクターを務めるマシュー・コート氏

 さらに、既報の通り元祖とも言える「DbD」、そして同じ開発元の新作の非対称ハイスピードアクション「DEATHGARDEN」もDMM GAMESプラットフォーム上で展開される予定である。PC版は既にSteamで配信されているが、そちらでも引き続きプレイ可能とのことなので、Steam版、DMM GAMES版が並行する「PUBG」と同じような展開になりそうだ。

 配信にあたってDMM GAMESのステージにはBehaviour Digitaから「マシュー・コート」氏が登壇、改めて日本のユーザー向けに「DbD」、「DEATHGARDEN」のゲーム紹介をしつつ、「今回はDMM GAMESという新しいパートナーができたので来日しました。ぜひ日本のプレーヤーにもこれらのタイトルを体験していただければと思います」とコメントした。

 これらのタイトルがDMM GAMESのプラットフォームに追加されることで、人気の非対称対戦ゲームが日本語で複数本プレイできるわけだ。カジュアルなゲームからコアゲーマーを満足させる骨太なタイトル、そしてスマートフォン版と連携可能なゲームの配信など、DMM GAMESのプラットフォーム展開には改めて驚かされる。

 なお、DMM GAMES版の「IdentityV 第五人格」は現在事前登録受付中で配信時期は未定、「Dead by Daylight」は2018年末、「DEATHGARDEN」は2019年リリース予定となっている。