DMMGAMES、「Kingdom Come:Deliverance」や「Assetto Corsa Ultimate Edition」など、海外の人気タイトルを日本語化！

DMM GAMESの川島重徳氏

　DMM GAMESは9月21日、自社ブースにて新作タイトルの発表会を開催した。

　ステージで発表された新作タイトルは「Kingdom Come:Deliverance」、「Battle Chasers: Nightwar」、「Darksiders Warmastered Edition」、「Underworld Ascendant」、そして「Assetto Corsa Ultimate Edition」の5作品。

「Kingdom Come:Deliverance」の世界は緻密な歴史考証に基づいて当時のボヘミアの町や文化が再現されており、装備なども当時用いられていたものだけが登場する。"中世モノ"でありながらファンタジー要素を全て排除した無骨でリアル志向なオープンワールドRPGだ。

　本作の英語PC版は2月13日に発売されているが、DMM GAMESによってテキストはもちろん、全てのボイスを日本語にローカライズしたバージョンが2019年春にプレイステーション 4（Pro対応）/PC向けに発売される。

　ステージではWarhorse StudiosのTobias Stolz-Zwilling氏とDMM GAMESの松本卓也氏が登壇。デモ映像を基にゲーム性を紹介した。松本氏は、初めて本作をプレイした時に「是非日本語でプレイしたいと思った」のだとして、現在「魂を込めてローカライズを進めています」とコメントした。

左から通訳さんとWarhorse StudiosのTobias Stolz-Zwilling氏、DMM GAMESの松本卓也氏

Tobias氏がゲーム内容を紹介

テキスト、ボイスなどを全て日本語化！PS4とPC向けに2019年春ローンチ

　続いては「Battle Chasers: Nightwar」と「Darksiders Warmastered Edition」、「Underworld Ascendant」のトレーラーが上映された。「Battle Chasers: Nightwar」と「Darksiders Warmastered Edition」は近日、「Underworld Ascendant」は今秋の配信を予定している。

　「Battle Chasers: Nightwar」は漫画「Battle Chasers」を原作とした、JRPGスタイルのターン制でダンジョンを探索していくタイトル。「Darksiders Warmastered Edition」は、現代に勃発した天使と悪魔の終末戦争に挑むアクションアドベンチャー「Darksiders」の4K解像度に対応したリマスター版となる。

　「Underworld Ascendant」は「Ultima Underworld」シリーズのクリエイター、開発者による、スキルやアイテム、魔法などを組み合わせてダンジョンを進んでいくFPS視点のアクションRPGだ。

　最後に紹介されたのは松本氏が「車のレンダリングと挙動にほぼ全てのリソースを割いたタイトル」と表現するレーシングシミュレーター「Assetto Corsa Ultimate Edition」。「Assetto Corsa Ultimate Edition」は2014年に発売された「Assetto Corsa」の8本のDLCを全て収録したバージョンとなり、DMM GAMESより日本語PC版が今冬に発売される。

　松本氏は特にフェラーリについて熱く語りつつ、グラフィックスの美しさや挙動のリアルさについて実機デモを通じて紹介していった。実機デモはまだローカライズされていない英語版を用いて行なわれたが、「Assetto Corsa Ultimate Edition」ではさながら実車のように、車のギア比などのパラメータを非常に細かく調整することができる。これらの項目が全て日本語されることでより直感的に、よりディープにシミュレーションやレースを楽しむことができるだろう。

英語版を用いて「Assetto Corsa Ultimate Edition」を紹介する松本氏。話を聞くにかなりのフェラーリ好きの様子

日本語PC版は今冬発売予定！

　実機プレイの後、松本氏は「START YOUR PC」という言葉を掲げ、デバイスや周辺環境、そして自由度の高いMODの利用などPCゲーミングの優位性を強調。「是非手元のPCでゲームをプレイしてほしい」と語った。

会場で上映されたPVにはA9（アリス九號）の楽曲を使用されており、これは日本向けの展開にあわせた施策だという