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「ウイニングイレブン 2019」オンラインでもプレイ可能な体験版の配信を開始!

メディア向け体験会で新しくなったmyClubをプレイしてみた

8月8日 配信開

 KONAMIは、8月30日に発売されるプレイステーション 4ソフト「ウイニングイレブン 2019」のメディア体験会を本社にて開催した。本作についてはこれまでもさまざまな情報をお届けしてきたが、ここでもう1度整理してご紹介していく。

 まず本作の大きなポイントは「myClub」の大幅な改変だ。週単位で新たなコンテンツが追加されるほか、毎週新たな選手を獲得してベストなスカッドを組み立て、その週の限定ベントに参加して戦う、という流れとなる。これについては後ほど詳しく述べていこう。

 「レジェンド」は今回も用意されており、往年の名プレーヤーが続々と登場する予定なので、サッカーファンにはたまらない仕様だ。

 このほか「ライジングシュート」、「ドロップシュート」、「エッジターン」、「ノールックパス」、「コントロールループ」といったスキルが新たに11種追加されており、全部で39種類のスキルを使うことができる。最近のトレンドである「インナーラップサイドバック」も採用されており、熱い戦いを繰り広げることができるだろう。

 リーグライセンスだが、ベルギー、スコットランド、デンマーク、スイス、ロシア、ポルトガル、アルゼンチンの各国のリーグライセンスが新たに追加。なおロシアは独占で搭載される。

 パートナークラブについてだが、これまでのバルセロナに加えてシャルケ 04、ASモナコ、セルティック、レンジャーズの4クラブが新たに加わる。これに伴い各チームのホームスタジアムも追加されることになっている。

 そしてアンバサダーとして、コウチーニョ、ファルカオ、ハカン・チャノハノールが登場する。

 体験版だが、8月8日から配信を開始。以前の体験版ではオフラインでプレイできるだけだったが、今回はクイックマッチでのオンライン対戦も楽しめる。前作好評の「CO-OPモード」などもぜひ試したいところだ。

 なお前作の「ウイニングイレブン 2018」を採用した「KONAMI公式eSports世界選手権」が開催されたが、このほかに第18回アジア競技大会と、第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」で「ウイニングイレブン」がeスポーツのタイトルとして正式採用されることとなっている。

毎週イベントを開催。新選手も獲得できる、新しくなったmyClub

益田圭氏(右)、斉藤亘氏(左)

 今回一新されたmyClubについては、本作のアシスタントプロデューサーである益田圭氏と、宣伝担当である斉藤亘氏により紹介された。

 まず1つの改善点が、myClubのメニューに動画が流れるようになったこと。わずかな改善点だが、サッカーシーンを再現してくれるのはとてもうれしいところだ。

 なお選手だが、実際に行なわれた試合のコンディションと能力が連動しており、直前の試合で評価の高かった選手が「フィーチャードプレーヤー」として、能力が高くなって登場するようになる。これはLive Updateによって常に更新される仕様だ。カードは、活躍した試合を想起させる写真と共に、通常の選手とちがう特別な背景で表現される。また、パートナークラブ監修の選手はダービーマッチなど、クラブのビッグイベントと連動して配信予定という。

 また、同じ選手を何枚も持っておくことができるようになった。例えばメッシが3人も4人も獲得できるということ。人数が多いと得をするという仕様ではないとのことだが、それぞれ違った育成方法を用いて、差を付けながら育てるということは可能だ。myClubメンバーとしては1,000人までの選手をためておくことができる。

 myClubについては、週次でのイベントが開催されるようになる。フィーチャードプレーヤーの中から1人は獲得しやすいバランスにするとのことで、それらの選手を集めながら育成し、自分なりのスカッドを作り上げて対戦するという楽しみ方ができる。また、ウィークリー PES リーグが新設され、似たような実力のプレーヤーをシステム側でマッチングを行ない、20人をグルーピング。その中で週のポイントを競い合うという仕組みだ。

 こうした仕組みを取り入れたことで、チーム作りにも改良が加えられた。これまでは選手の枠を拡張する形でチームを作り上げていったが、本作では1,000人という枠が最初から設けられているので、その中でどんどん選手を獲得し、イベントに応じてスカッドを変えて戦うというスタイルになる。

 選手自体の育成についても幅が広がったとのこと。これまでは選手のレベルを上げるトレーナーがいたが、それに加えて選手固有のスキルや、最大限のパフォーマンスを発揮する適正なポジションを上げていくポジショントレーナーも新設されている。これによりチーム作りだけでなく、選手にもカラーを出して育てられるようになった。

 なおトレードだが、3人選手をそろえた場合に、同じレアリティの好きな選手とトレードができるようになった。これにより能力値の高い選手を獲得するのでもいいし、好きな選手をどんどん獲得して自分なりのチームを作ることもできるようになった。

 これまでご紹介してきたように「ウイニングイレブン 2019」はかなりの改善点が盛り込まれている。発売前には体験版をダウンロードして、ぜひともプレイしてみたいものだ。

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