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【東京おもちゃショー2018】おもちゃショーで発見した最新アナログゲームを大紹介
ボードゲームやカードゲームなどが各社から多数出展。実演で楽しめるブースも
2018年6月8日 18:53
国内外の最新おもちゃが展示される「東京おもちゃショー2018」では、ボードゲームやカードゲームなども数多く展示されている。ここ最近はこれらのアナログゲームがコミュニケーションツールとして優れていることが広く認知され、各メーカーもその時流に乗って、斬新なゲームを数多く出展していた。ここでは会場で目に付いた、面白そうなアナログゲームを紹介していく。
筆者が個人的に面白いと思ったのは、エンスカイの「大富豪大貧民」だ。トランプゲームの「大富豪」と「大貧民」専用のカードゲームで、トランプにトレーディングカードのような美しいキャラクターイラストと、そのキャラクターが持つアビリティが書かれている。
ルールは大富豪・大貧民と同じだが、出したカードが持っているアビリティに沿ってゲームを進めるという展開となる。アビリティには、全国の大富豪・大貧民のローカルルールが採用されていて、数字の8を出したときに場を流す「8切り」などの有名なものから、任意の数字のカードを全員に捨てさせる「Qボンバー」や、自分の手番以外のときにも出せる「エース」といった、あまり知られていないものもあり、誰もが知っているルールをより新しい感覚でプレイできるのである。
アナログゲームは実際にプレイをしないとその面白さが伝わらないものも多い。これらの実演コーナーを設けているメーカーは販促効果が高まるのはもちろん、来場者が楽しんでいることでブース自体の雰囲気が良くなっているようにも感じられた。