【特別企画】
【ポケポケ】「ギラティナex」デッキを紹介!ダークライと手を組んだ闇のシンオウ伝説連合が今熱い!
2025年3月31日 16:16
- 【シャイニングハイ】
- 3月27日 実装
3月28日にリリースされた「Pokémon Trading Card Game Pocket(以下:ポケポケ)」の新パック「シャイニングハイ」には、対戦環境に大きな影響を与えるカード多数収録された。
ポケモンexへのダメージを+20する「レッド」を筆頭に、優秀なトレーナーズが4種類も登場した事で既存デッキも大幅にパワーアップしたほか、新たなアーキタイプになり得る「ウミトリオex」や「マスカーニャ」など優秀なポケモンも登場している。
また、パックリリースとほぼ同時に「ランクマッチ」機能が実装され、ついに緊張感のあるバトルが楽しめるという事で対戦環境は今までにない盛り上がりを見せている。
今回はそんな新弾環境で特に猛威を振るっている「ギラティナex」を用いたデッキを紹介したい。デッキの基礎的なムーヴや強味、さらに対面した際の注意点や弱点なども合わせて紹介していくので、「ギラティナex」を使いたいという人は参考にしてほしい。
シンオウ地方の闇の力!「ギラティナex」×「ダークライex」による凶悪なコンビネーション
始めに今回紹介するデッキのサンプルレシピを紹介しよう。
新弾で登場した「ギラティナex」と前弾から活躍中の「ダークライex」をアタッカーに添えたデッキで、シンオウ地方の伝説組の中でもアウトローな2匹が手を組んだ形となる。
現在のガチ対戦環境には「パルキアex」を主軸とした水タイプのデッキや、「ディアルガex」でエネルギーを加速する「アルセウスex」のデッキなども多数存在するので、この2匹が新たな狼煙を上げた事には運命的なモノを感じてしまう。
見た目の雰囲気もマッチしていて非常にクールだが、能力的な部分でもベストマッチなのがこの2匹の凄い所だ。1匹ずつ能力を紐解いていこう。
「ギラティナex」は、特性「はくうのさけび」により毎ターン自身に追加のエネルギー供給を行なう事ができる。ターンを終了してしまうデメリットはありつつも、手張りするエネルギーと合わせて通常よりも早く育成を進められたり、別のポケモンと同時に育成が可能だ。
ワザ「カオスインパクト」は自身も20ダメージ受けてしまうが、特性による高速育成で早い段階から安定して130ダメージを叩き出せるため非常に強力なカードとなっている。
そして「ダークライex」は、エネルギーゾーンから悪エネルギーをつけるたびに相手のバトルポケモンに20ダメージを与える特性「ナイトメアオーラ」が非常に強力なポケモンだ。
自身の育成を進めながら相手にダメージを与えることができ、進化前ポケモンに痛手を追わせたり、この追加ダメージにより、1回の攻撃で倒せるHPラインを大幅に広げる事が可能となっている。
他にも、後半戦には「アカギ」のトリガーにできたり、ナイトメアオーラで相手をきぜつさせれば、ワザによるダメージと合わせて1ターンで2匹のポケモンを倒せる可能性があるなど、自身で十分高火力を出せながら色々とテクい立ち回りができるポケモンなのだ。
この2匹のポケモンの特性がベストマッチしているのがこのデッキの恐ろしい部分となる。
基本的にエネルギーの手張りは積極的に「ダークライex」に回したい形となるのだが、「ギラティナex」は自身の特性で勝手に育成が進むので何の躊躇もなくダークライexにエネルギーを回せる。
2匹の強力アタッカーを同時に育成しながら20ダメージをバラまけるため、ダメージレースと育成レースの両方で有利を取れるのだ。
またこの2匹ならではのシナジーも存在する。「ヒカリ」を活用すれば「ギラティナex」の特性でついたエネルギーを「ダークライex」に移すことができ、最速2ターン目で「ダークライex」が動き出す凶悪なムーヴも可能だ。
前弾の環境では「ダークライex」の相方として似た特性を持つ「レアコイル」が採用されたアーキタイプが活躍していたが、あちらと異なり「ギラティナex」は進化事故を起こす事もなければ育成が完了すれば常に130ダメージを狙えるという抜群の安定感が魅力的。
その分デッキの自由枠も多くなるため特定デッキの対策カードやどうぐ等も入れやすく、デッキパワーは格段に上がっていると感じられた。
「ギラティナex」デッキの使い方
デッキの使い方としては、これまで解説した通り「ギラティナex」と「ダークライex」を同時に育成しながらダメージを与え、最速で2匹による大ダメージを狙っていくことが基本となる。
育成速度が速いと言っても少ないエネルギーで殴ってくる「ウソッキー」等を筆頭としたアグロデッキに対してはスピードで有利を取られるので序盤の壁役は必須だ。
今回は最強の壁ポケモン「クリムガン」を採用する事で速攻デッキへの対策をしつつ、空いているデッキスロットに「ゴツゴツメット」も同時に採用。守りながらもダメージを狙える形にしている。
「クリムガン」と「ゴツゴツメット」、そして「ナイトメアオーラ」のダメージでHPの低いポケモンならきぜつまで持っていけるほか、HPの多いポケモンに対しては後々1回の攻撃で倒し切れるラインまでHPを減らせるので非常に相性がいい。
デッキのワザダメージは「ギラティナex」の130ダメージ、「ダークライex」の80ダメージが主力となりので、少し心もとなく思うかもしれないが、上記で取り上げた諸々の蓄積ダメージと合わせれば十分すぎる程のダメージをたたきつけられる。
またダメージを受けていないポケモンと対面しても、ポケモンexが相手なら「レッド」の+20ダメージ、「ダークライex」の「ナイトメアオーラ」による20ダメージ、「ギラティナex」の「カオスインパクト」で130ダメージを同ターンに行なえば、HP170までを一撃ラインにする事も可能だ。
この130、150、170のダメージ指数はそれぞれ強力な仮想敵がいるため、ダメージとして丁度良く、相手に合わせて必要なダメージを調整できるのもこのデッキの強力な点となっている。
この足回りが速い育成と丁度良いダメージソース、さらには進化ポケモンがいない事による自由スロットの豊富さで臨機応変な立ち回りが可能な点がこのデッキの強みと言える。
「ギラティナex」デッキの対策方法
では次にこの「ギラティナex」デッキに対してどう立ち回る事が有効なのかを紹介しよう。
まずは様々なタイミングで発生する蓄積ダメージを最小限に抑える事が重要となる。「ゴツゴツメット」や「クリムガン」の反射ダメージを押さえるために、壁が出て来た場合は下手に攻撃せず育成に専念したり、状況によっては「ナツメ」を使用して対面を変える事も有効だ。
また「ナイトメアオーラ」の蓄積ダメージに関しては「きずぐすり」や「ポケモンセンターのお姉さん」等の回復カードを用いたり、本命のアタッカーポケモンがダメージを受けないように重要な場面まではベンチに温存しておく等が対策となる。
デッキの自由スロットに余裕がある場合は環境見て上記カードの採用を検討してみてほしい。
という事で今回は巷でも大流行中の「ギラティナex」のデッキを紹介した。
この他にもギラティナは「ミュウツーex」等の強力な超タイプと組み合わせたタイプや、「アルセウスex」デッキのサブアタッカーとして採用されたり、はたまたスタートポケモンとして最適な事で「ギラティナex」だけが入ったデッキが生み出されたりなど八面六臂の活躍を見せている。
自分の力だけでエネルギーを加速できる汎用的すぎる能力は今後も活躍し続けるパワーなので、ぜひこの機会に入手して遊んでみてほしい。
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