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DeNA、「ポケポケ」大ヒットで売上約4倍。10月~12月の課金額850億円以上で業績大幅上昇見込み

12月26日 発表

 DeNAは12月26日、2025年3月期の連結業績予想について、ゲーム事業における大幅な業績変動が生じる見込みであることを発表した。

 変動の要因は、10月30日に配信されたスマートフォン向けデジタルカードゲーム「Pokemon Trading Card Game Pocket」(ポケポケ)。12月12日公表時点で世界累計6,000万ダウンロードを突破している。

 DeNAのゲーム事業はこれまで既存タイトルの運営を中心とし、また中国でのゲーム事業の大幅な縮小を進めており、前年同期比は減収の進捗となっていた。しかし「ポケポケ」の配信後、ユーザーの消費額(ユーザーからの課金額の総額)は第3四半期(10月~12月)において850億円以上になる見込みで、第2四半期(7月~9月)の221億円と比較して大幅に上昇している。

 DeNAの説明によれば、「ポケポケ」は「他社と共同で開発・運営を行っておりますが、ユーザからの課金額のうち、当社の受け取り対価を売上収益として認識」するとし、第3四半期では250億円以上の売上収益を見込むとしている。