【特別企画】

USJ「名探偵コナン・ザ・エスケープ ~100万ドルの序幕~」体験レポート。解けるとしっかり気持ちがいい! 本格的すぎる難易度高めのリアル脱出ゲーム

【名探偵コナン・ワールド】

3月1日~6月30日 開催

 今年もユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の「ユニバーサル・クールジャパン」が3月1日より開催される。今回は「超衝撃!超リアル!『あの世界』の真っただ中へ。」をテーマに、「名探偵コナン」と「僕のヒーローアカデミア」、「モンスターハンター」の3つの世界をUSJで体験できる。

 本稿で取り上げたいのは「名探偵コナン」の世界に飛び込める「名探偵コナン・ワールド」だ。4月12日に劇場版「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」の公開も控えている同作品だが、USJでは本格謎解きに挑むリアル脱出ゲーム「名探偵コナン・ザ・エスケープ ~100万ドルの序幕(プロローグ)~」に加え、コナンやキッドと空を飛ぶストーリー・コースター「名探偵コナン×ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド ~波乱の輸送機(プライベートジェット)~」、美食×音楽×ミステリーの推理ライブ・レストラン「名探偵コナン・ミステリー・レストラン」といったコンテンツが用意される。

 中でも注目なのは「名探偵コナン・ザ・エスケープ ~100万ドルの序幕~」。「名探偵コナン」とUSJのコラボレーションは今年で7年目となるが、劇場版「名探偵コナン」のプロデューサー陣から「過去一面白かった」という声が出るほどの謎解きゲームになっている。

 筆者もこの「名探偵コナン・ザ・エスケープ」を体験してきたので、レポートをお届けしたい。

【名探偵コナン・ワールド|USJ】

本格的すぎる謎解き! クリアできたのは1組のみ

 今回の「名探偵コナン・ザ・エスケープ」の舞台はテレビ局。「名探偵に挑戦!」をテーマにしたスペシャルクイズ番組の収録に参加することになるのだが、突如登場したキングQと名乗る人物が、クイズに正解しないと局内に仕掛けた複数の爆弾を爆発させると告げる。参加者となる自分たちは、その爆弾を解除するため、タブレット端末片手に局内を歩き回り、クイズを解いていくのだ。

「名探偵コナン・ザ・エスケープ ~100万ドルの序幕(プロローグ)~」

 本アトラクションの魅力はやはり謎解きパートにあるが、眼の前で繰り広げられるショーも見どころだ。コナンに蘭、小五郎、園子に加え、平次、和葉、怪盗キッドも登場するショーはまさに「名探偵コナン」そのもの。迫力のあるアクションもあり、「コナン」ワールドに没入させてくれる。

 謎解きパートでは、60分という制限時間の中で、渡されるタブレットを用いて謎を解いていく。単純な知識ではなく、頭の柔らかさが必要になる問題ばかりなのだが、これがなかなかの難しさだった。ショーでも謎解きでも伏線が張り巡らされているため詳細は載せられないが、筆者が体験したパートでは最後まで謎解きをクリアできたのが1組のみという難易度だ。

タブレットに表示された謎解きを解いていく ※画像は過去開催のもの

 しかしながら、柔軟に考えることができれば解ける問題ばかりだ。途中ヒントをくれることもあるので、謎解きが得意じゃないからといって楽しめないことはない。クリアできなかったことは残念だったが、謎解きを解いた瞬間は気持ちがいいし、「名探偵コナン」の世界に入り込めたことがなにより楽しかった。誰しもが参加して楽しめるアトラクションだろう。

謎解きの後は「ミステリー・レストラン」がオススメ。オリジナルグッズも販売

 「名探偵コナン・ザ・エスケープ」で頭をフル回転させたあとは、ヴァイオリンの演奏と平次と和葉、紅葉のショーを楽しみながら食事ができる「名探偵コナン・ミステリー・レストラン」がオススメだ。「音楽で遊ぼう!」をテーマにしたミニゲームや、とある事件を解決するためのちょっとした謎解き、3人との写真撮影タイムも用意されている。

 この「ミステリー・レストラン」では、平次と和葉、紅葉をより身近に感じられるのが嬉しい。ショーの間に3人が話しかけてくれたり、となりの席に座ってくれたり、ハイタッチをしてくれたりと、とにかく身近だ。「コナン」の世界を余りあるほど堪能できた。

【名探偵コナン・ミステリー・レストラン】

 本コラボでは他にも、オリジナルグッズやオリジナルフードが販売されている。コナンや怪盗キッドなどの抱きつきぬいぐるみや、キッドのトランプをモチーフにしたショルダーバッグといった多くのグッズが登場する。下記のリンクに「名探偵コナン」グッズの写真を多数掲載しているので、こちらも参考にしてほしい。

 「名探偵コナン」のほかにも、「モンスターハンター」と今回が初登場となる「僕のヒーローアカデミア」の2作品のイベントも3月1日より開催される。今年の春はUSJで“「あの世界」の真っただ中へ”飛び込んで見てはいかがだろうか。