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「PS Portal リモートプレーヤー」にクラウドストリーミング(ベータ版)の追加機能が登場。アップデートが本日配信

PS5の経由なしで対象のゲームがプレイ可能に

【PlayStation Portal リモートプレーヤーのシステムソフトウェアアップデート】
4月10日 配信

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation Portal リモートプレーヤーのシステムソフトウェアアップデートを4月10日より配信する。

 今回のアップデートでは、クラウドストリーミング(ベータ版)中の画面キャプチャー、ゲームの一時停止、ストリーミングサーバー満員時の順番待ちなど、ユーザー体験の改善が行なわれている。

 クラウドストリーミング(ベータ版)は、プレイステーション 5本体を経由することなく、サーバーから直接ストリーミングされたゲームをPS Portalでプレイすることができる機能。PlayStation Plus プレミアムに加入することで利用できる。手持ちのPS Portalで本機能を有効にすると、PlayStation Plusのカタログ(※1)に含まれる、一部のPS5用タイトルをストリーミングで遊べる。

※1 PlayStation Plusのゲームカタログおよびクラシックスカタログに含まれる、一部のPS5タイトルが対象

今回のアップデートで追加された機能を紹介

ゲームの並び替え

 クラウドストリーミング(ベータ版)のカタログ画面で、ゲームの並び替えが可能になった。画面左上に新たに追加されたアイコンから、「最近PS Plusに追加(デフォルト)」、「名前」、「発売日」に応じてゲームの順番を並び替えることができる。

ゲームプレイのキャプチャー

 クラウドストリーミング(ベータ版)でのプレイ中に、PS Portalのクリエイトボタンが使用できるようになった。クリエイトボタンは、以下の操作に対応。

短く押す:クリエイトメニューを表示
長押し:スクリーンショットを撮影
ダブルタップ:ビデオクリップの録画開始・終了(最大解像度1,920×1,080、最長3分間のビデオクリップに対応)

 ストリーミング中に撮影した画像や動画は自動でクラウドにアップロードされ、PlayStation Appの [ゲームライブラリー] > [キャプチャー] からアクセスできる。キャプチャーは撮影から14日間保存される。

ストリーミングの順番待ち

 ストリーミングサーバーが満員の際、順番待ちができるようになった。待ち時間の目安が画面に表示され、プレイする順番が来るとゲームが自動的に始まる。

一時停止

 クラウドストリーミング(ベータ版)でのプレイ中、以下の状況でゲームプレイが一時停止されるようになった。

●クイックメニューを開いたときにゲームが一時停止する。クイックメニューは、PSボタンを押すか、画面右上から左にスワイプ、またはステータスバーのクイックメニューアイコンをタップすることで開くことができる。

●電源ボタンを1回押すとPS Portalがレストモードになり、一時停止する。再度電源ボタンを押すとゲームが再開される。なお、レストモードに入って15秒以上が経過すると、ストリーミングが切断される。

●画面下部にシステムエラーメッセージが表示された場合、ゲームプレイが一時停止する。なお、オンラインマルチプレイ中などの一部の状況においては、一時停止が適用されない場合がある。

一定時間操作がない場合の通知

 10分以上操作されていない状態が続き、ストリーミングセッションが終了間近となった場合に、システム通知が届くようになった。

ストリーミングの品質評価

 ゲームが終了したときに、ストリーミングの品質を評価する画面が追加された。