【特別企画】
「グラブル リリンク」、気になるストーリーを先行プレイ!
「グラブル」世界にどっぷり没入。キャラ強化やクエストなどのコンテンツも明らかに
2023年12月22日 22:04
- 【グランブルーファンタジー リリンク】
- 2024年2月1日 発売予定
- 価格:
- 通常版:8,778円
- デラックスエディション:14,300円
- コレクターズエディション:27,500円
Cygamesは、2024年2月1日に発売を予定している新作アクションRPG「GRANBLUE FANTASY: Relink」(グランブルーファンタジー リリンク)のメディア向け先行試遊イベントを開催した。
本作は「グランブルーファンタジー」のキャラクター達を3Dグラフィックスの中で操作できるシリーズ初のアクションRPGゲーム。アクション性や世界観構築、原作「グラブル」ともつながるオリジナルストーリーを楽しめる超大作となっている。
これまで開催されてきた「グラブルフェス」やプレスイベントなどではバトルの試遊を体験できたが、今回はファンの方もかなり気になっているであろうストーリーモードの序盤をプレイすることができたので、本稿では体験できた範囲をお伝えしていく。
会話は全てフルボイス実装。華麗な3Dグラフィックスで「グラブル」世界を没入体験
今回の試遊でプレイできたのは1章から3章まで。今回ストーリーモードを初プレイできたわけだが、開始直後からとにかく「グラブル」感が凄まじい。というのも、キャラクターの会話は全てフルボイスが実装。さらに、イラストから3D化されたキャラクターたちの再現度も非常に高く、原作「グラブル」をプレイしたことがある人であればその世界観にがっつり没入できる仕上がりになっているので、この辺りはファンの方は特に楽しみにしていただきたいポイントだ。
NPCとの会話シーンではログを遡ったり音声を何度も再生させることが可能。また、用語確認というボタンを押せばキャラクター名や地名などの固有名詞、本作における専門用語などを調べることができ、原作「グラブル」未プレイの人や、最近プレイできてなかった人でもストーリーに没入できるようになっている。
物語が進行していく中で敵とのバトルが次から次へと発生するのだが、本作ではバトル時に画面が切り替わるのではなくその場で展開されていくことが多い。時には敵の大群がぞろぞろと押し寄せてきたり、超巨大なボスがいきなり目の前に現れるといった場面もあり、何が起こるかわからないドキドキ・ワクワク感を楽しめるようになっている。
バトル中もフィールド上を自由に駆け巡ることができ、非常に自由度の高い戦い方によりやり応えがあると感じたが、一方で広範囲に複数の敵が出現するバトルでは慣れない内は敵に近づくまでの移動が少々手間に感じることもあった。攻撃を連続で繰り出している時はかなり爽快なのだが、遠くの敵へ近づくこの間で一旦落ち着いてしまうので、敵との距離に関しては今回の体験で少し気になった点だ。
街では装備強化や物資調達、クエストの受注などが可能
第1章では「フォルカ」という辺境の街を主な舞台として物語が進んでいく。街ではよろず屋、鍛冶屋、クエストカウンターなど様々な施設を利用できる。街は物語を進めていくうえで準備を行なえる“拠点”のような場所になっている。メインストーリーを進行させるまでは自由に街を散策できるので、気が済むまでゆっくり滞在しよう。
本作ではストーリーとは別に、バトルパートのみをこなしていく「クエスト」というコンテンツが存在する。各クエストには「戦闘不能1回以下でクリア」、「2分以内にクリア」といったサブミッションが設定されており、達成状況に応じて様々報酬が獲得できるようになっている。
クエストは街中にあるクエストカウンターという施設で受注でき、受注すると画面が切り替わりクエストバトルがスタート。クエストは何度でも挑戦できるので、メインストーリーを進めて行く上で敵が強いと感じたらクエストでレベル上げをするといいだろう。
なお、クエストはオンラインプレイでほかのプレーヤーと共闘することができる。1人では条件達成が難しいものなどはオンライプレイで挑戦してみるのも手だ。
街では「シェロカルテ」というキャラクターに話しかけることでよろず屋を利用できる。よろず屋はバトル報酬やフィールド上で発見したアイテムと武器強化素材などを交換してくれる。ここで手に入れた武器強化素材は鍛冶屋に持っていくことで武器レベルをアップさせることが可能だ。武器レベルは攻撃力が上がるだけでなく、HPなど様々なステータスにも関係してくるので、この2つの施設は街を出る前に忘れずに立ち寄っておきたい。
また、戦力をアップさせるには武器のほかにキャラクター自身を強化させる方法もある。キャラクターの強化にはレベルアップした際などに獲得できる「マスタリーポイント(MSP)」が必要で、MSPを消費することでステータスを上昇させたり、新たなアビリティを習得させたりすることができる。
キャラクター強化は1つの項目を解放させると次の項目が選択できるようになるツリー形式となっており、中には枝分かれして任意で選択できるものもある。どういった強化を優先して行なっていくかはプレーヤー次第となっており、自由なキャラクター育成が楽しめるようになっている。
強化ツリーはプレイアブルキャラクターそれぞれ独自のものが用意されているが、強化に必要なMSPは全キャラクター共通となっているので、1キャラクターのみをがっつり強化していくのか、満遍なく育てていくかなど、人それぞれ違ったプレイスタイルとなりそうだ。
メインストーリーを進めていくと、「フォルカ」の街にある教会の司祭代理兼、家具の修理から恋の悩みまで解決する便利屋の「ローラン」という本作オリジナルキャラクターと出会うこととなる。このローランのもとに舞い込んできた依頼が星晶獣と関わりがあるかもしれないという流れから、一行はローランと共に「テンペール」という鉱山の村へ同行することに。
「テンペール」では大量のゴブリンや、手強い巨大ボスと戦うことができたのだが、残念ながら今回の試遊はここまで。序盤のみのプレイでストーリーの続きがとても気になるところだが、大まかなゲームの流れや世界観をしっかりと味わうことができとても楽しめた。星晶獣といった原作「グラブル」のストーリーに関連するワードもいくつか確認できたが、それが繋がっていくかなどは今のところ不明。この続きはぜひ2024年2月1日に発売される製品版をプレイして楽しんでいただきたい。
(C) Cygames, Inc.