【特別企画】

「グラブル リリンク」クリア後もコンテンツは続く! 4人マルチによるクエストを体験

エンドコンテンツは「ギミック理解」と「連携」がカギに

【グランブルーファンタジー リリンク】

2024年2月1日 発売予定

価格:
通常版:8,778円
デラックスエディション:14,300円
コレクターズエディション:27,500円

 Cygamesは、2月1日発売予定のプレイステーション 5/プレイステーション 4/PC用アクションRPG「グランブルーファンタジー リリンク」のマルチプレイについて、ストーリークリア後の内容を明らかにした。

 「グラブル リリンク」では、最大4人によるマルチプレイが可能となっている。本作は、1人専用のメインストーリーと、マルチプレイが可能な「クエスト」の大きく2つに分かれており、メインストーリークリア後も、特定の「クエスト」をクリアすることで追加ストーリーが進行していく。

 プレイ想定時間は、メインストーリークリアが20時間程度。追加ストーリーとクエストがさらに20時間程度となる。追加ストーリークリア後は高ランククエストが次々と解放されていき、合計100時間以上が遊べるやりこみ要素が用意されている。

マルチプレイができる「クエスト」。ストーリークリア後は、より高ランク帯を目指してプレイすることになる

 メインストーリーでは、進行によって徐々に操作キャラクターが増えていき、ストーリーと合わせて「誰をどの程度育てていくか」がポイントとなる。一方で、より上のランクを目指すメインストーリークリア後のクエストでは、「キャラクターの能力をどのようなコンセプトでチューニングするか」が大事になる。

 たとえば、魔法攻撃が得意な「イオ」は、攻撃力が高いかわりにチャージに時間がかかるという特徴がある。そこで“チャージ時間の短縮”や“敵からの攻撃対象を避ける”ような能力を乗せることで、イオの特性を最大限まで伸ばすことができる。

魔法攻撃をメインとするイオ

 本作ではキャラクター本人の成長、武器の成長、使用するアビリティの入れ替えなども可能で、ここに+αする能力を決めることで、プレーヤーが思い描くコンセプトのキャラクターへとカスタマイズできる。メインストーリー序盤では1つくらいしか+αの能力を乗せられないのでそれほど恩恵を感じられないが、メインストーリーが終わる頃には序盤よりもずっと強い能力を、しかも10個くらい乗せられるので、変化の幅はかなり大きくなる。

 今回、開発スタッフによるデモとして見せてもらったエンドコンテンツクラスのキャラクターともなると、そうした能力が20個以上は乗っていて、かなり尖ったカスタマイズが可能なようだ。

 しかしそれだけはなく、攻略にはキャラクター同士の連携も必須となる。エンドコンテンツのなかでもかなり強力という「白竜ラディス」は、ステージ全体に弾や雷撃を放ってきて避けに徹する時間や、ステージ上に分散するオブジェクトを破壊して投げつけないと防御力が高いままとなるギミックなどがある。これらに対応するために、たとえば無敵防御を持つ「ヴェイン」が「イオ」を守るように動くなどの連携が必要、というわけだ。

避けに徹さざるを得ない攻撃を放ってくる「白龍ラディス」
ドーム型のバリアを展開する「ヴェイン」。バリアは無敵なので、味方が中に入ると守ることができる。ヴェインは敵の攻撃を引き受けるアビリティも持っているため、イオと相性が良い

 こうしたキャラクター同士が連携できるポイントは数多く用意されており、どの組み合わせにもあるよう設計されているという。カリカリに仕上げたキャラクター同士で、どのように連携していくのか。プレーヤーの構想と、それを発揮する腕がいかにも試されそうだ。

 本作ディレクターの梶泰幸氏は、ストーリーを楽しむだけでなく、キャラクターの特性をとことんまで深掘りできるエンドコンテンツを体験することで、「グラブル リリンク」としての膨大なボリュームを感じてほしいとした。約1カ月後に迫った発売を、ぜひ楽しみに待ちたいと思う。

プレイ中の、キャラクターそれぞれの見せ場が非常にかっこいい