【特別企画】
「スプラトゥーン3」をもっと楽しむ! 機能性&デザイン性に優れたコントローラー2製品をレビュー
遊びやすさや見た目のこだわりは手元から
2022年10月3日 00:00
- 【CYBER・ゲーミングコントローラー HG 無線タイプ(SWITCH用)】
- 発売中(ブラックは10月7日発売予定)
- 価格:7,370円(税込)
- 【Vivid(シャイン イエロー / アクアブルー)】
- 発売中
- 価格:各4,880円(税込)
発売後3日で300万本以上を売り上げ、絶賛話題となっている「スプラトゥーン3」、皆も楽しんでいるだろうか。独特のハイセンスな世界観の中で行われる競技性の高いシューティングアクションが魅力の作品となっており、ゲームシステムの面白さで競技思考のガチゲーマーを虜にしながらも、キャラクターや世界観の可愛らしさで様々なタイプのプレーヤーにも楽しまれている作品だ。
今、ハイセンスな世界観であり様々なタイプのプレーヤーに楽しまれている、と書いたが、「スプラトゥーン」シリーズの持つ魅力はプレーヤーのセンスやスタイルに合わせて幅の広い遊び方ができるところだろう。
カジュアルにインクの塗り合いを楽しむこともできれば、より競技性の高いモードでガチな対戦もできる。あるいはプレーヤーの個性がより反映されるファッションやロッカーといったカスタマイズ要素に注力することもできる。まさに、“自分のスタイルを出すことでより楽しめる”タイトルだと言える。
そしてそれは、“コントローラー選び”にも同じことが言えるのではないだろうか。自分のこだわりを反映させやすい作品なので、自分に合ったコントローラーを使うことで、「スプラトゥーン3」をもっと楽しめるのではないか、ということだ。
そこで今回ご紹介したいのが、サイバーガジェットの「CYBER・ゲーミングコントローラー HG」と、Brookの「Vivid」という毛色の違う2種類のゲーミングコントローラーだ。特に、「CYBER・ゲーミングコントローラー HG」はその機能性、「Vivid」はそのデザイン性に大きな魅力がある。
2つとも方向性は異なるが、プレーヤーのスタイルによってはどちらも“ハマる”可能性の高いコントローラーかと思う。ぜひご覧いただきたい。
「スプラトゥーン3」に適したコントローラーとは?
本題に入る前に、筆者が思う「スプラトゥーン3」に適しているコントローラーの特徴について記載したいと思う。
まずコントローラーの重量は個人的にはかなり大事なポイントだ。実際に操作していると、ある程度軽い方がいいと感じた。理由は単純で、ジャイロ操作を駆使する「スプラトゥーン」において軽い方が長時間プレイしても疲れにくいからだ。
重い方がジャイロを制御しやすいプレーヤーもいると思うため一概には言い切れないが、筆者としては軽いコントローラーをオススメしたい。
次に多機能コントローラーによく付随している「連射機能」と「マクロ機能」についてだが、こと「スプラトゥーン3」に関して”だけ”言えばそこまで重要視しなくて良い機能だと筆者は考えている。と言うのもゲーム内の操作でボタン連打を要求される場面が少ない事に加え、難しいボタン操作や複数のボタンを同時に押すような操作があまりないからだ。
本作はどちらかと言うと戦況を見る能力やエイム能力、アクション能力や戦略構築といった、文字通りプレーヤーの腕前がゲームメイクに大きく関係してくるため、操作の難しさを緩和してくれる「マクロ機能」が備わっていなくてもそこまで苦には思わないだろう。
なので基礎スペックがしっかりしていて、自分の手のサイズや重量にマッチしていれば思いっきりデザイン性を重視してコントローラーを選んでしまって良いと筆者は考えている。
これらを踏まえた上で、以下では機能性重視の「CYBER・ゲーミングコントローラー HG」、デザイン性重視の「Vivid」を順にご紹介していきたい。
操作感やプレー快適度を極限まで高める!クールに光り輝く「CYBER・ゲーミングコントローラー HG」!
CYBER・ゲーミングコントローラー HG 無線タイプ(SWITCH用) |
---|
対応:Nintendo Switch、PC(有線のみ) |
サイズ:153×103×60mm |
重さ:約173g |
容量:未記載(連続動作時間 約8時間) |
充電時間:約3時間 |
背面ボタン:あり(2つ) |
連射機能:あり |
マクロ機能:なし |
カラー:ホワイト、ブラック(10月7日発売予定) |
充電/有線接続方法:USB Type-C端子 |
価格:7,370円(税込) |
小型マイクロスイッチ搭載でボタンの押し込みが心地良い
まずはゲームアイテムではお馴染みのサイバーガジェットより発売されている「CYBER・ゲーミングコントローラー HG 無線タイプ(SWITCH用)」だ。このコントローラーの特徴は、なんと言っても高性能かつ気持ちの良い操作感にある。
十字、ABXY、L/R、ZL/ZR ボタンには小型マイクロスイッチが搭載されており、ボタンを押し込むたびに「カチッカチッ」といったクリック音に近い音が発生する。他のコントローラーでは味わえないソフトで気持ちの良い打感を味わう事ができるのが特徴だ。
また押し心地だけでなく、小型マイクロスイッチがあることで、わずかな力でもボタン入力できる応答性と耐久性も獲得している。そのためボタンを押した際の誤操作、破損といった心配が少ない安心感の高さも魅力だ。
加えてコントローラー背面のグリップ感が良い。背面は細かい凹凸のあるドット加工によって滑りづらくなっていて、全体的にゲームをプレーしている際の心地よさが飛びぬけている。
操作精度や安心感など、多くの人がコントローラーに求める基本要素を大きくクリアする基礎スペックを持ちながら、ボタン操作による心地よさすらも体現したのがこのコントローラーの魅力となっている。
高機能×軽量。操作重視の「スプラトゥーン3」にオススメ
また機能面においても、ゲーミングコントローラーなだけあって豊富に用意されている。
まずコントローラー背面に用意された2つの「追加ボタン」には、前面のボタンを割り当てられる。マクロ機能はないものの、ボタン操作の応答性の高さも相まってより精密かつ即時性とアクション性の高い操作が可能となっている。さらには「連射機能」もしっかり搭載されている事でボタンの耐久値を著しく下げる原因にもなり兼ねない連打を行わなくて良いというのもポイントが高い。
加えてデザイン面についても正にゲーミングコントローラーといったようなスタイリッシュさがあるのがこの商品の魅力だ。「RGBLED機能」を搭載している事で、ゲーム起動時にはアナログスティック周辺やコントローラーの側面が7色に発光する。さらには光の輝度や発光パターンも変更できるため、自分好みの見た目にカスタマイズが可能となっている。
総じて強い操作性とカスタマイズ性を秘めたコントローラーとなっており、一瞬の操作ミスや判断ミスで勝敗を分けてしまうような競技性の高いアクションゲームにおいて、よりその恩恵を実感できる商品だと言えるだろう。
Switch専用の「Proコントローラー」と比較してみるとサイズ感はほぼ同じだが、それでいて重量に大きな違いがある事を強く実感できた。公式には「Proコントローラー」が約246g、「CYBER・ゲーミングコントローラー HG」が約173gとされており、実際に持ってみると「CYBER・ゲーミングコントローラー HG」の方がすぐわかるレベルで圧倒的に軽い。これによってジャイロ操作時の腕の負担は相当軽減されるため、長時間プレイしても疲労で操作精度を落とすような事も減らすことができるだろう。
あれだけの機能性を確保しながら軽量化も果たしている点で、でさらに快適度を上げている事には驚きを隠せない。本気でゲームに取り組むゲーマーにとってこの操作性の高さと重量は非常に強い武器になると言え、特にジャイロ操作がゲーム操作の根幹となっている「スプラトゥーン3」においてその効力は凄まじいと筆者は考えている。まさに”ゲーム操作”を追求したコントローラーと言えるだろう。
ポップなカラーリングがオシャレ可愛い!機能も豊富で扱いやすさバツグンのコントローラー「Vivid」!
Brook Vivid |
---|
対応:Nintendo Switch、PC、iOS、Android |
サイズ:155×98×60mm |
重さ:約220g |
容量:650mAh(連続動作時間 約10~12時間) |
充電時間:約3~4時間 |
背面ボタン:あり(2つ) |
連射機能:あり |
マクロ機能:あり |
カラー:シャイン イエロー、アクアブルー |
充電/有線接続方法:USB Type-C端子 |
価格:4,880円(税込) |
可愛い見た目、だけじゃない! 機能もしっかりの「Vivid」
続いて、Brookより発売されているSwitch用ワイヤレスコントローラー「Vivid」だ。この「Vivid」は従来の多機能コントローラーのメカメカしいイメージとは少し異なる、可愛らしくポップなイメージのデザインが特徴の商品だ。カラーバージョンは薄いブルーとホワイトを基調とした「アクアブルー」と薄いイエローとブラウンを基調とした「シャインイエロー」の2つが用意されている。
どちらのバージョンも全体的に温かみのある明るいカラーリングとなっており、ポップさと親しみやすさをコンセプトに添えている事もあって可愛らしいデザインに仕上がっている。
ポップなイメージのカラー&デザインが特に明るいカラーイメージを持つ「スプラトゥーン」ともマッチしており、他の多機能コントローラーにはない独自の”可愛らしさ”は若いゲーマーや女性ゲーマーにも受け入れやすいだろう。また丸みを強調した形は持ちやすさにも繋がっている。性別問わず、幅広い年代に遊ばれている「スプラトゥーン」のプレーヤーの多くにお勧めできるコントローラーと言える。
一方で、デザインだけでなく機能面においても優れているのが「Vivid」の凄い所だ。「マクロ記録モード」を使えば背面に用意された2つの追加ボタンに特定の操作を記憶させて簡単に入力でき、たとえばイカロールやイカノボリなどに使えるかもしれない。「シューティングモード」は背後の追加ボタンを入力する事で操作感度を50%に落として精密な射撃を行えるもので、さらには設定したボタンを自動で連射してくれる「連射機能」も搭載していたりなど、多くの機能で様々なプレーをサポートしてくれる。
さらには連射速度やマクロの細かい調整に加え、コントローラーの振動を4段階で調節できるなど、自分にとって最適なプレイ環境をカスタマイズしやすい。また、SwitchだけでなくスマートフォンやPCなど様々なプラットフォームに対応。付属品には「コントローラー用スマホホルダー」も付いてくるなど、「Vivid」ひとつで様々なゲームを渡り歩くような使い方もできる。便利な機能を網羅しつつ、カジュアルに使い回せるのが大きな特長だろう。
懐の広い便利さが魅力。見た目のポップさが「スプラ3」にマッチ
「Proコントローラー」と比較してみると、大きさは同じぐらいだが全体的に少しだけ「Vivid」の方が小さく手に収まりやすいイメージだ。重量もその分少し軽め、子どもでも持ちやすいと感じた。ジャイロ操作を含めて長時間使用しても負担は少ないような印象だ。
サイズがやや小ぶりなことで、握った状態から全てのボタンへのアクセスがしやすい。ボタン入力も通常のコントローラーに比べるとしっかりと押し込んでいる感覚を感じとれる程よい押し心地があり、可愛らしい見た目や遊び心満載な多機能性を持ちながらしっかり堅実なゲームプレーを行えるようなコントローラーだ。
なお最新版の製品では、紙の製品取扱説明書が封入されて使用方法やサポートへの連絡方法がよりわかりやすくなったほか(以前はデジタル版のみだった)、スティックのデッドゾーンをファームウェアアップデートで改善している。製品の改善やアップデートは、今後も継続して行われるということだ。
見た目のデザイン性重視、とは言いながら、しっかり欲しい機能面を確保していたり、スマホやPCでも使えてしまう。要は懐の広いコントローラーであり、もちろん「スプラトゥーン3」でも、あるいは「スプラトゥーン3」以外のゲームでも大いに活躍してくれるだろう。
それぞれ唯一性を持つコントローラー!自分のスタイルに合った”イカ”したコントローラーを選ぶべし!
繰り返しになるが、「スプラトゥーン3」をプレイする際、個人的にはコントローラーの重量はかなり大事なポイントだ。
今回のコントローラーの中では「CYBER・ゲーミングコントローラー HG」がもっとも軽量だったため、操作性が高い事もありゲームプレイのパフォーマンスを優先するのであれば「CYBER・ゲーミングコントローラー HG」はかなりオススメできる商品と言える。
一方で、「Vivid」は良い意味でゲーミングコントローラーらしからぬ可愛らしさがあり、インテリアとしてリビングルーム等に置いていてもオシャレだ。「可愛いものが手の中にある」という実感とともにプレイできるのは他のコントローラではなかなか味わえないし、友人と一緒に遊ぶ機会があるなら、ゲーマー的ファッションセンスを光らせるアイテムとしても活躍してくれるだろう。
今回紹介した2つのコントローラーはどちらも独自の特徴を持つコントローラーとなっているため、「Proコントローラー」も含めて一概にどれがナンバー1だと決める事は難しい。
デザイン面で言えば可愛い路線の「Vivid」を好むプレーヤーもいるだろうし、ゲーミングコントローラーらしさ全開でロマン溢れる「CYBER・ゲーミングコントローラー HG」を好むプレーヤーもいるだろうし、任天堂純正らしい堅実でありながら様々な作品仕様のデザインが登場している「Proコントローラー」も人気が高い。
今回は「スプラトゥーン3」をプレイする、という前提で話を進めてきたが、せっかくコントローラーを購入するのであれば他のタイトルでも使いたいと思うのがゲーマーだろう。その場合は、やはり機能面と軽さに優れた「CYBER・ゲーミングコントローラー HG」が良いと思うかもしれないし、あるいは「Vivid」が持つ「マクロ機能」を強く活かせることがあるかもしれない。
プレーヤー毎に希望するスペックやデザインは異なり、個々のこだわりが強く出るのがコントローラーなので、今回紹介した各コントローラの特徴を踏まえて、改めて自分のゲーム環境やスタイルに適したアイテムを見つけ出してほしい。ぜひ”イカ”した装備で「スプラトゥーン3」を楽しんでいただきたい。
Copyright © 2022 CYBER Gadget Corporation. All Rights Reserved.
記載の会社名または製品名は各社の商号・商標または登録商標です。記載の製品はサイバーガジェットのオリジナル商品です。
© Zeroplus Technology Co. Ltd All Rights Reserved. Brook is the registered trademark of Brook Design, LLC.