【特別企画】
「マビノギ」はいつでもあなたを待っている！ 自由に魔法陣が描ける「マギグラフィ」、実用性とおしゃれにこだわれる「浪漫農場」で創造性を追求！
2022年4月15日 00:00
- 【マビノギ】
- 2005年4月26日サービススタート
「マビノギ」の最新の魅力を紹介し、かつてのプレーヤーや初心者に「マビノギ」を遊んでもらおうという“特別企画「マビノギ」はいつでもあなたを待っている！”。前回は復帰ユーザーや初心者にもぴったりの「マビノギ」の基本的な要素を再確認し、強力なキャラクターの下地が作れる「ブロニーの成長サポート」を紹介したが、今回はそこからさらにやり込める要素を紹介していきたい。
1つ目は2021年1月に追加された「マギグラフィ」だ。魔法陣を描き様々な効果を発揮させる魔術はファンタジー系スキルでは定番と言える要素だが、「マギグラフィ」は“自由に絵柄を作れる”というのが特徴。楽譜を自分で作ったり、自身で描いたイラストでチャットが楽しめるなど、「マビノギ」はユーザークリエイトコンテンツに積極的なゲームだが、「マギグラフィ」はその最先端の要素だ。
もう1つが「浪漫農場の拡張」。「マビノギ」には自分だけの農場を作れるが、そのフィールドは“農場”という概念を大きく越えている、家や遊園地のようなアトラクション、オブジェクトなど“小世界”ともいえる多彩なフィールドを作ることが可能なのだ。2021年9月に拡張が行なわれ、より広大なフィールドが使えるようになった。こちらは正直、現役プレーヤーにならばわかる要素であるが、シンプルに現役プレーヤーの拡張した農場をお見せしたい。
「マビノギ」は今も進化を続けている。他の10年以上続くMMORPGもそれぞれ独自の文化を確立しているが、「マビノギ」は自由度こそが最大の特徴だ。自分なりの遊び方、楽しみ方を追求することが可能となっている。結果として覚えることは多いが、自分がやりたいことにフォーカスすれば攻略法は見えてくる。自分の理想の庭園を造るために頑張っても良いし、仲間達とコンサートをするためにこの世界に入ってきても良いのだ。「マビノギ」の世界で、自分なりの楽しみ方、"生き方"を探してみるのも良いのではないだろうか？
自分が描いた魔法陣が強力な効果を発揮！ 「マギグラフィ」
「マギグラフィ」は「特殊な効果を発動させる魔法陣が描けるようになるスキル」だ。この魔法陣は主に戦闘で活用できる。設置型の魔法陣はフィールドの一点に魔法陣を設置できる。魔法陣に入ったキャラクターを回復させたり、逆に魔法陣に入った敵を弱体化させることもできる。
逆に対象に追随するようにした魔法陣を自分や他のキャラクターに使うことでそのキャラクターを強化できる。特にスキルを強化できる魔法陣は大きく戦闘力をアップさせることができるだろう。
また「魔法陣の絵柄を自分で創れる」というのも「マビノギ」プレーヤーには大きな魅力。デフォルトの絵柄は用意されているが、簡易的なドローツールで図形や線を組み合わせることで、凝った魔法陣、紋章、さらには似顔絵だって描ける。ユーザークリエイティブコンテンツとしてもとても魅力的なスキルだ。
魔法陣を描くスキル「マギグラフィ」を取得するにはそのための"転生"が必要となる。これは従来の「対象のクエストを受けてスキルを習得」という方法とは大きく異なる取得方法だ。「マビノギ」ではプレーヤーキャラクターはこの世界・エリンを異界から訪問する「ミレシアン」であるが、ミレシアンはこの世界の住人とは異なり、いつまでも若い姿を保っている。その秘密の1つが"転生"なのだ。ゲームではキャラクターを作成、もしくは転生をしてから1週間で転生が可能となる。
転生するとキャラクターレベルは1に戻るが、取得したスキルは継続される。「マビノギ」はスキル主体のゲームシステムであり、キャラクターレベルを上げるのは、このスキルのレベルを上げるために必要なAP(アビリティポイント)を得るためなので、プレーヤーは定期的に転生しキャラクターレベルをリセットする。
転生時プレーヤーは"修練才能"を選べる。才能を選ぶことで、対象となるスキルを上げやすくなる特典がある。プレーヤーは「これから生産系のスキルを育てたいから転生しよう」、「格闘系の戦闘スタイルを取り入れるから次は格闘才能を持って生まれ変わろう」といった選択をする。これはかなり独特で、面白いシステムだ。
「マギグラフィ」を取得するには、転生時に「マギグラフィ」を選択することでクエストがスタート、ダンバートンの書店員「アイラ」が魔法陣を描く新しいスキル「マギグラフィ」を取得するための書物をくれる。この「マギグラフィ」を使用するために、「マギグラフィ知識」、「マギグラフィデザイン」、「マギグラフィ形象化」、「マギグラフィ発動」、「筆記具クラフト」と5つもの生産スキルが追加される。これらは本を読むだけで取得できる。
そして「マギグラフィ」を使うためには特殊な「魔法の羽ペン」と「魔法の羊皮紙」が必要。これらは素材を集めて作成する。羽ペンを作るのには「ハーブ」、羊皮紙を作るには「革」が必要で、これらは「マビノギ知識」が求められる。ハーブも革もダンジョンで入手できるが、ハーブは「浪漫農場」で育てることができれば安定供給が可能だ。アイラのクエストを進めることで、初歩的な魔法陣作成をすることができるようになる。
この「マギグラフィ」の面白いところは、「自分の魔法陣が作れること」。簡易的なグラフィックツールが用意されており、図形を組み合わせてオリジナルの魔法陣を作ることができるのだ。ツールはシンプルながらうまく使いこなせば色々な絵が描ける。もちろん版権キャラクターの似顔絵も作れるが……著作権的にアウトなのでやめておこう。仲間内で色んな絵柄やオリジナルのイラストを見せ合う楽しさもある。
魔法陣の効果は様々。魔法陣に入った敵を弱体化させたり、味方を強化させたり、様々なスキルを強化する効果を持たせることができる。これらは魔法陣の絵柄を設定したときに「マギグラフィ形象化」のスキルで付与できるが、効果はランダムで設定されるため、望んだ効果を得るためには多くの素材が必要となるし、各スキルを上げなければ高い効果は得られない。
マギグラフィは3つまで魔法陣が重ねられる。スキルを極めることで、美しい魔法陣で、高い効果を持つ魔法陣を作成することができる。絵柄はデフォルトのデザインもあるし、簡単な図形を組み合わせるだけでもかなり複雑で美しいデザインを作ることが可能だ。今回は他のプレーヤーの魔法陣も見せてもらった。効果は別として、こういった絵を見せるだけでも楽しいスキルで、実に「マビノギ」らしい。
次ページでは「浪漫農場の拡張」を紹介したい。ハウジングはMMORPGの楽しさの大きなウェイトを占める要素であり、「マビノギ」もかなりのものだ。浪漫農場が実装されたのが2011年。11年の歴史で進化した浪漫農場はどんなものだろうか？
