【特別企画】
ベリオロスが序盤の壁! 「MHW:アイスボーン」先行体験レポート
トビカガチ亜種、パオウルムー亜種、プケプケ亜種はどんな仕上がりに?
2019年8月1日 00:00
- 【PS4版】
- 9月6日 発売予定
- 価格:
- 4,444円(税別、DL版)
- ※プレイには別途「モンスターハンター:ワールド」ゲーム本編が必要
- 6,999円(税別、マスターエディション)
- ※ゲーム本編と超大型拡張コンテンツのセット
- 【PC版】
- 2020年1月 発売予定
- 価格:未定
9月6日発売予定のプレイステーション 4/PC用ハンティングアクション「モンスターハンター:ワールド」(以下、MHW)の超大型拡張コンテンツ「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(以下、アイスボーン)。いよいよPS4版の発売が迫ってきたが、今回、開発中の本作を先行体験することができた。
内容は、「MHW」のエンディング後から始まる「アイスボーン」の冒頭から、序盤の壁となる「ベリオロス」討伐まで。装備は予め用意されたものを使用し、「アイスボーン」に登場するモンスターの狩猟を序盤のストーリーを通じて体験していった。
今回狩猟できたのは、ブラントドス、バフバロ、トビカガチ亜種、パオウルムー亜種、プケプケ亜種、そしてベリオロス。ブラントドスとバフバロに関してはベータテストでも触れることができたので、今回は3体の亜種モンスターとベリオロスについて詳しく述べていきたい。
毒を放つトビカガチ! 新たな亜種モンスターが立ちはだかる
トビカガチ亜種はブラントドスとバフバロを討伐した後に登場する亜種モンスターだ。トビカガチは「MHW」でも登場していたが、見た目は赤く、より爬虫類に近い見た目となっている。
印象的だった雷の攻撃に代わり、トビカガチ亜種が放ってくるのは毒。尻尾からトゲのようなものを出し、叩きつけたり、トゲを放ったりしてハンターたちを狙ってくる。
とにかくスピードが速いので、大剣やランスなどの攻撃モーションが遅めの武器だとより注意が必要な印象だった。ブラントドスやバフバロに比べると強さは一段階上といったところで、特に毒が非常にきつい。毒に加え、麻痺状態になる攻撃も織り交ぜてくるので要注意だ。
解毒薬を使うそばから毒攻撃を食らってしまうので、よほど自信がない限り毒対策が必要だと感じた。筆者が最初にソロで挑んだときは、このスピード攻撃+毒のコンボに為す術なくやられてしまった。なので、今度はしっかりと毒状態にならなくなるスキル「毒耐性」レベル3を発動させ、さらに攻撃範囲と素早さに優れる太刀で挑んだことでなんとか討伐できた。「アイスボーン」最初の関門となるだろう。
パオウルムー亜種、プケプケ亜種にも特徴的な属性攻撃が
続く亜種モンスターはパオウルムー亜種だ。トビカガチ亜種は「渡りの凍て地」での討伐だったが、パオウルムー亜種とプケプケ亜種に関しては「MHW」で登場したフィールドでプレイすることとなる。
首元の袋がプクーッと膨らむ姿がかわいらしいパオウルムー。その亜種の特徴は、「眠り」攻撃をしてくることだ。パオウルムー亜種が吹き出すブレスや泡には眠り効果があり、食らえば眠り状態へと一直線。攻撃範囲が予想以上に広いが、仲間と連携して起こし合いながら立ち回ればそれほど脅威ではない。
個人的に面白かったのは、パオウルムー亜種の動き。亜種は袋に溜めた空気を一気に噴出する攻撃をしてくるのだが、栓が外れて制御不能になった風船のような動きになっているため、遠くから見ているとなかなかかわいらしい。ブルンブルンと暴れるパオウルムーは、ぜひ一度ご覧いただきたい。
またプケプケ亜種は、高出力の水ブレスで攻撃してくるモンスターとなっている。毒はなくなったが、代わりに攻撃範囲が超広大に。回復薬を飲むために安全圏に離れた……と思っても、長距離に届く水ブレスがドーンと飛んでくることがあるためなかなか油断できない。
ならば体の後ろが安全だろうと思っていると、今度は尻尾からも水攻撃が飛んでくる。時には空中に飛び上がって水攻撃を放ってくるので、近づいたからといって絶対安全とは限らない。
ただ、一定の距離感を掴めばそこまで脅威ではないようにも感じた。ブレスを頭部付近で上手く回避できれば、攻撃のチャンスとなる。水属性やられ状態に注意しつつ、着実に攻撃を続ければ討伐のハードルはそこまで高くないのではないだろうか。
「アイスボーン」にベリオロスが登場! 圧倒的氷攻撃でハンターを襲う
そして、これまでに紹介した亜種モンスターの後に登場するのがベリオロスである。舞台は再び「渡りの凍て地」。ベリオロスといえば、「モンスターハンター3(トライ)」で初登場したモンスター。口に生えたサーベルタイガーのような牙と長い尻尾が特徴的である。白い見た目で、凍土に生息しているという元来の生態からも満を持しての復活だ。
そして、亜種との戦闘を抜けてからやってくるベリオロスである。この順番からも大体想像がつく通り、これがまあ強い。体力を根こそぎ奪っていく突進、尻尾の振り回し、氷の竜巻攻撃などなどが、トビカガチ亜種以上の素早さでガシガシ飛んでくる。巨体なために攻撃範囲も広く、攻撃の多くは氷属性。それまでの3体の亜種モンスターと同じ感覚で立ち回ると、まったく歯が立たない。
復活モンスターではあるが、より存在感の増した見た目や動き、そして新たな攻撃アクションに対してしっかりとした対策を練っていかなければならない。「アイスボーン」プレーヤーの前に立ちはだかる壁として存分に力を発揮してくれることと思う。新亜種モンスターと合わせて、ぜひその狩猟を楽しみにお待ちいただきたい!
※ゲーム画像・映像は開発中のものです。
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