【特別企画】
スリル狂と旅する「メトロ エクソダス」! 旅の案内人が退廃美に彩られたロシアをご案内!
4K HDRの美しいグラフィックスと恐怖が融合!
2019年2月15日 00:00
核の脅威が世界を終わらせた。ここはロシア、モスクワ。放射能と怪物が地上を支配し、人々は地下へと追いやられた。かつての駅とトンネルが、人間の生活の場所となった。多くは地下での生活を受け入れたが、主人公のアルチョムはたった1人、地上への帰還を信じていた。そしてアルチョムがある蒸気機関車に出くわしたとき、ついにそのチャンスがやってくる……。
みなさんこんにちは!「メトロ エクソダス」の世界へようこそ。私は案内役のメトロコーディネーターです。
いよいよ、ロシアの各地を巡る蒸気機関車の旅が始まります。廃墟と化した街をはじめ、訪れる場所では4K、HDR対応の美しい景色が広がっています。
廃墟と言えば、探索です。死んでいった人々の痕跡、崩壊した建物の姿。1歩踏み出すごとに、あなたがまだ見たことのない、ゾクゾクするような体験が待っていることでしょう。そんな驚異と謎に満ちた世界を、心ゆくまで探索できるのです。
もちろん、本作をプレイすればロケーションの隅から隅まで文字通りあなたのもの! でも、今回はその導入ということで、「メトロ エクソダス」の美しい景色の一端をご案内しましょう。
なんたって4K、HDRですからね。それはそれはもう一見の価値があります。見ますか? 見ませんか? もちろん見ますよね! ちなみに今回のスクリーンショットは、PS4 Proを使用して撮影しています。
そうだ、言い忘れていました。廃墟に危険はつきものです。怪物はうろいついていますし、悪漢も容赦なく人を襲ってきますし、死ぬことなんてしょっちゅうです。あと大事なのはガスマスク。これ忘れると即死ですからね!
まあ、あとは大体安全ですから、ぜんぜん平気です。安心して大船に乗った気持ちでいてくださいね。乗るのは蒸気機関車ですけどね!
恐怖の教会に潜入!
まずは旅の相棒、我らが蒸気機関車をご覧ください。これが「メトロ エクソダス」が誇るオーロラ号です! 黒いボディに共産主義を思わせる赤い星! 少し老朽化が見られますが、そんな傷跡こそロマンというやつです。お気に召しましたか? それではさっそく、出発進行!
……さて、我々はヴォルガ川沿岸の港町にやってきました。季節は春を迎えていますが、まだまだ雪が残り、少々寒々しい雰囲気です。港町といってもほぼすべてが朽ち果てていて、かろうじて線路が通っているくらい。降り積もった雪、凍りついた川がいかにも寂しさを演出しています。
あ、ダメ! 目を合わせないで! そこにいるのはかわいい動物ではありません。人を食い物にする怪物ですよ!
その怪物に近づいたら最後、仲間を呼んで問答無用で襲って来ます。
……あ、そっちの建物に行ったらダメ! そこはミュータントの棲家です! 大変です。こちらに気づいて襲ってきましたね。でも大丈夫、ちょっと待っててください!
(しばらく激しい銃声が続く)
いやあ。なんとか凌ぎました。え? 頭が半分吹き飛んでいるし左腕が1本なくなってる? ああ、問題ありません。そのくらいの欠損であなたたちを守れたなら安いもんですよ!
さあ、川へやってきました。川をボートで渡っていると、おや、火が灯っている教会がありますね。こんなところに人がいるんですね……。
ちょっと話を聞いてみましょうか。ふむふむ……。神父の話によれば、彼らは「電気を憎む」という思想のもとに一致団結しているようです。ここ、一般的な教会ではないですね……まずいです! 「お前は異教徒だろう」と疑われています。
そして、「改宗するなら歓迎する」とも言われています。彼らの一員になり、宗教という強い絆の加護を受けるのも、この荒廃世界を生き抜く方法の1つかもしれません。もちろん、どうするかはあなた次第ですが……。とにかく今は逃げましょう!
あ! ナイフが股間に!
いやあ、危なかったですね。信徒から逃げるうちに、すっかり夜になってしまいました。再びボートで川を進めたことで、工場のような場所にたどり着いたようです。
ここでは、かつて海産物の水揚げなどをしていたのかもしれません。しかし、今ではそんな様子は微塵もありません。ただ、何者ともわからぬうめき声だけが、不気味に聞こえてくるのは確かです。
では中へ入りましょう。ガスマスクの装着をお忘れなく……。
いくら鈍感でも、ここが死の気配に満ちていることだけは察せられるでしょう。建物の中は暗いですが、緑に光るキノコがかろうじて足元を照らしてくれています。銃を構え、その光りを頼りに先へ進みます。美しくもありますが……ちょっと気を許すと死にますよ。
……ああ、人間の死体がありました! 男が壁にもたれかかり、虚空を見つめて絶命しています。
死体がある。ということは、得も言われぬ恐怖が近くにあるということです。なんと魅力的なことでしょう! この先、どんなスリルが待ち受けているのでしょうか。楽しみで楽しみで仕方ありません!
はやる気持ちをなんとか抑えながら、さらに奥へと足を進めていくことにしましょう。そう、忘れるところでした。ナイフや弾薬など、死体の彼には必要のない物資はしっかり受け取っておきましょうね。
と、ここで突然何かが襲いかかってきました! ミュータントです。シャー! という雄叫びを上げ、こちらを睨みつけ、本能のまま飛びかかってきます。
こちらも銃で応戦しますが、弾薬はわずかです。無駄遣いはできないので、ナイフ投げによる攻撃も組み合わせて弾薬を節約していきます! ナイフは後で回収できるほか、当たれば敵をよろめかせて時間稼ぎにも使えます。リロードの直前に使うのも有効なんですよ!
最小限の弾薬で応戦し、ナイフを投げると……。あっ! ナイフがミュータントの股間に当たりました! ナイフって柄が赤く光るので、ミュータントの股間がすごく光っています! すごく、すごく光っています! 辺りが暗いから余計目立ちます。怖い顔な分、余計にコミカルなビジュアルです!
これは驚きです! 緊張する戦闘シーンなのに、思わず爆笑してしまいました! 偶然誕生してしまった彼はチンミュータントと名付けておきましょう!
戦闘は苛烈でしたが、なんとか脱出できました。ああ、外には月が煌々と輝いています。退廃とはこういう風景を言うのでしょうか。死んだ土地と月明かりの組み合わせに、独特の美しさを感じてしまいます。これも4K HDRならではの光景です!
砂漠から吹き上がる火柱に接近!
……お目覚めでしょうか。あなたはまた違う場所へとやってきました。季節は打って変わって真夏、しかも、かつてカスピ海だった場所が干上がってできたどこまでも広がる砂漠地帯です。
水気はまったくなく、巨大コウモリがそこかしこで死体を漁っています。私も1週間は水を飲んでいませんが、まだ動けます。そんなことよりこの土地では、どんなスリルが待っているんでしょうね!
あなたに朗報です。この砂漠で、それはそれは希少な車が手に入りました。かなりオンボロですが、動きは健在です。徒歩よりは、ずいぶんマシでしょう?
ほら、ちゃんと動いた! これで移動は快適ですね。……あ、言い忘れていたんですが、この車、もともとこの地域のギャング、しかも幹部の持ち物だったらしいんですよ。
あなたが運転するんだから、あなたが奪ったも同然ですね。走っている最中にギャングから襲われることのないよう、気をつけてください!
この砂漠には、有名な観光名所があるのです。それは地面から噴上がる火柱なんですが……。たまには戦闘を休憩して、観に行ってみませんか?
時間帯は夕方、日が落ちかけたくらいが最も綺麗です。車で道を走っていくと……見えてきました。地面から水が吹き上がっている場所が見えるでしょうか。
この水、実は石油だそうです。何かのきっかけで引火すると、火柱がゴオッっと上がります。核で文明は消え去りましたが、まだまだ地球が生きていることを感じさせます。火の明かりが夕暮れに映える、神秘的な現象です。
ああ! 残念! まだまだ旅を続けたいのですが……時間が来てしまいました。今回の案内はここで終わりです。
砂漠の旅は続きますし、大事なのは、「メトロ エクソダス」のロケーションはこれだけに留まらないということです。美しい景色を旅しながら、死と恐怖のスリルを味わっていく。こんなに贅沢な旅はめったにありません。その全貌を知りたい方は、ぜひ本編をプレイしてください。もちろん普通のPS4/Xbox Oneでも大丈夫ですが、PS4 ProやXbox One Xでディスプレイなどの環境を整えてプレイすれば、一際美しい風景が楽しめます!
最後に、おまけのスクリーンショットもお届けします。恐ろしくも美しい風景や怪物を眺めながら、まだ見ぬ「メトロ エクソダス」の世界を想像していただければ幸いです。
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