インタビュー
「LoL」日本大会「LJL 2022 Summer Split」開幕! 前シーズン覇者・DetonatioN FocusMeインタビュー
2022年6月24日 19:13
- 【LJL 2022 Summer Split】
- 6月24日18時〜 開幕
PC用MOBA「リーグ・オブ・レジェンド」の日本大会「LJL 2022 Summer Split」が本日6月24日18時より開幕! それを記念し、前大会王者であるチーム「DetonatioN FocusMe」(以下、DFM)へメールインタビューを行なった。
前大会「LJL 2022 Spring Split」では、Sengoku Gamingを破り見事優勝したDFMだが、国際大会「Mid-Season Invitational 2022」では1勝5敗という結果となった。今回のメールインタビューでは、その「MSI 2022」を振返りつつ、それを踏まえた上で、今大会にはどのような意識で望んでいるか、どのような戦いが繰り広げられるのかを聞いてきた。
「MSI 2022」は悔しい結果に。Evi選手「かなり収穫のある大会だった」
――Evi選手に質問です。5月より開催された国際大会「MSI 2022」は1勝5敗という悔しい結果になりました。ですが、いいプレイもありましたし、あともうちょっとという惜しいシーンも多かったように思います。DFMにとって、そしてEvi選手個人にとって、どんな大会だったか改めて感想をお願いします。
Evi選手:このメンバーになってのDFMが仕上げきれてなかった部分があらわになった大会でした。逆に言えば本番でしかみることのできない大きな問題点を見ることができたので、かなり収穫のある大会でした。
――Yutapon選手に質問です。1戦目のTeam Aze戦での活躍が素晴らしく、試合後のインタビューでは「メタにもわりとついていけている」という話もありましたが、「MSI 2022」でのゲーム的な部分を振り返っていかがでしたか。
Yutapon選手:結果としてはよくなかったですね。
――Steal選手に質問です。国際大会という意味でも、メンバー5人が全員揃ったという意味でも、LJLとは違った気づきのようなものがあったかと思います。大会が終わってからある程度時間が経った今、自分たちに足りなかったものと得たものは何だと思いますか。
Steal選手:足りなかった点は、今までオンラインという環境でプレイしながら、お互いに少し配慮して話せなかった細かなコミュニケーションの話をしましたが完璧に発揮できなくてこの結果が出たと思います。 得た点は、今言った足りない点を認識できたのでチームがもっと強くなれると思います。
日本は慣れた? Harp選手とYaharong選手の来日話
――Harp選手に質問です。先日ようやくYaharong選手と共に来日したと伺っていますが、日本での生活や、チームメイトたちとのゲーミングハウスでの生活にはもう慣れましたか。
Harp選手:まず日本の雰囲気や環境がとても良くてゲーミングハウスも広くて住みやすいと思います。チームメンバーも知らないことがあればよく教えてくれて、特にご飯がとてもおいしいですがEviやStealが美味しいご飯屋さんもたくさん連れて行ってくれます。
――Yaharong選手にも似た質問になりますが、日本はいかがですか。何か面白かったエピソードやハプニングなどがあれば合わせて聞かせてください。
Yaharong選手:日本に来て初めて雑貨店に行った時、4人で1つのコーナーに集まっていたらおばあさんにすごく叱られて、日本は秩序を重視するんだと思いました。
――Steal選手は2人をゲーミングハウスに迎え入れた立場になりますが、今のチーム状況はいかがですか。練習は順調に進んでいますか。
Steal選手:2人の選手が日本に来てから僕が日本語を教えていますが、2人とも学ぼうとする姿勢があるので雰囲気はもっと良くなったと思います。そして練習も今回の「MSI」に足りなかった点を直すための練習も完璧ではありませんが上手く進んでいると思います。
「LJL 2022 Summer Split」はどうなる? Yutapon選手「WCSに出場したMSIの結果を払拭したい」
――Evi選手に質問です。現在のメタを考慮すると、「LJL 2022 Summer Split」ではどんなゲーム展開が予想されますか。言える範囲で構いませんので簡単にお願いします。
Evi選手:耐久力の上昇とタワーダメージの上昇により、中盤後半にかけて強くなるチャンピオンが人気になってくると思います。今まで出なかったケイルなどのチャンプも見れるようになって、後半の集団戦が面白いメタになりそうですね
――Yaharong選手に質問です。「LJL 2022 Summer Split」開幕まであと少しですが、チームとして、そして個人としてどんな点に重点を置いて準備していますか。
Yaharong選手:レーン戦をもう少し強くしようとする試みを色々な方面でやってみて、かなり完成したと思います。また、チーム全体で見ての大きな判断、小さな判断にさらに影響力を及ぼせるように努力しました。
――Harp選手に質問です。「LJL 2022 Spring Split」からLJLでプレイしてほかのチームの研究もされているかと思いますが、印象に残っている、または警戒しているチームや選手を教えてください。
Harp選手:Sengoku Gamingです。「LJL 2022 Spring Split」の決勝戦で苦労して勝ったこともあるし、特にボットレーンがどう変わったかわからないので一番警戒しています。
――最後にYutapon選手。ファンへのメッセージと、「LJL 2022 Summer Split」ではどんな試合をしていきたいかなどの具体的な意気込みや目標を教えてください。
Yutapon選手:「MSI 2022」の結果を払拭出来るのは「2022 World Championship」しかないと思います。WCSに出場して結果を残したいです。応援おねがいします。
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