【特集】
お正月に家族で遊べるNintendo Switchタイトル特集2024! 今年リリースされたパーティゲームを紹介【年末特集】
2025年も一家団欒はゲームで!
2024年12月21日 00:00
年末年始は家族と一緒にゲームをプレイしよう! ということで、昨年に引き続き今年も家族で楽しめる、2024年にリリースされたNintendo Switchのタイトルをいくつかピックアップして紹介する。久しぶりに会う家族との交流や、親戚での集まりの中心になってくれるようなタイトルばかりなので、参考にしていただければ幸いだ。
なお、2023年以前にリリースされた、家族でプレイしたいタイトルは以下の記事で紹介している。こちらも是非一読して欲しい。
「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」
みんなで集まってプレイするゲームといえば「マリオパーティ」という人は少なくないだろう。「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」はそんな「マリオパーティ」シリーズの最新作で、シリーズ最大のボリュームとなる112種類のミニゲームと8つのゲームモードを楽しむことができる。
本作はシリーズ恒例のすごろくゲームももちろん収録され、マリオやルイージ、クッパなどお馴染みのキャラクターを操作しミニゲームで競いながら勝利を目指す。ミニゲームで勝てばスゴロクも有利になる他、キャラクター固有のサイコロも存在し、これをどう活かすかも重要となる。
スゴロクのコースは初期から解放されている4つと、後から解放される3つの全7種類。過去作から「マリオのレインボーキャッスル」と「ウエスタンランド」がリメイクされ、残りの5つは新コースとなる。
収録されているミニゲームはJoy-Conを使用する体感ゲームと、通常のコントローラー操作で行なうものがあり、設定でどんなミニゲームが登場するかは選択可能となっている。ひたすらスタンプを押し、連打力を競う「いろいろスタンプ」や、リズムに合わせてコンガを叩く「DKのグルーヴコンガ」、Joy-Conでゴルフコースを傾けてボールをカップに入れる「かたむけゴルフ」のような体感ゲームまで、シンプルな操作で楽しめるミニゲームが多数登場するので皆でわいわい楽しめること間違いなしだ。
なお、本作には他にも20人がオンラインで競い合う「クッパアスロン」や、ミニゲームだけを遊べる「ミニゲームハーバー」などスゴロク以外のモードも存在。ハンデ設定も可能なので、大人から子供まで、家族みんなで集まってプレイするには最適だ。
「鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!」
「鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!」は子供から大人まで幅広い層に人気のアニメ「鬼滅の刃」のデジタルボードゲーム。「鬼滅の刃」本編で登場した舞台をボードに、炭治郎、善逸、伊之助、柱全員の合計12名のキャラクターから選んでプレイすることができる。オンライン・オフラインで最大4人で遊ぶことが可能だ。
ゲームはサイコロを振ってコマを進め、移動先のマスでアイテムを入手したり、イベントが発生するというオーソドックスなものだが、「鬼滅の刃」のキャラクターが登場するイベントや、鬼との戦闘などもあり、作品の世界観を楽しめる内容となっている。
特徴的なのは昼と夜の概念が存在すること。「鎹鴉」のいるマスに到着するとボードが夜の世界に変化し、鬼が出現するように。鬼を倒したり、目的地に最初に到着することで「昇格ポイント」を得ることができ、これを貯めることで鬼殺隊士としての階級が上がっていく。ゲーム終了時に一番高い階級のプレーヤーが勝利となるので、昼に発生するミニゲームで隊貨を手に入れ、アイテムを購入するなどして夜に備えられるかが勝利のカギとなる。
ミニゲームはタイミングよくジャンプする大なわとびや、神経衰弱などシンプルなものが多いが、どれも「鬼滅」のキャラクターが登場するのが最大の魅力。中には甘露寺蜜璃に料理を運ぶものなど、「鬼滅」らしい設定のゲームも存在する。なお、鬼との戦闘もミニゲームとなっており、迫力ある戦闘シーンと共に楽しむことができる。
ゲームをプレイしていくことで入手できる「鬼滅手形(きめつてがた)」を使用して引ける「福引」では、キャラクターの衣装やスタンプに相当する「ハンコ」などを解放することも可能だ。
親子揃って「鬼滅の刃」ファンという家族ならワイワイ遊べる作品なので是非プレイして欲しい。
「PICO PARK 2」
大人数で協力してゲームを楽しみたい。そんな家族にオススメしたいのが「PICO PARK 2」だ。本作は最大8人で協力しステージの攻略を目指す横スクロールパズルアクションゲーム「PICO PARK」の新作。全76ステージが用意されており、そのどれもがプレーヤー同士の協力が不可欠となっている。
本作のルールは至ってシンプルで、ステージに配置された鍵を入手し、ゴールの扉を目指すだけ。しかし、回避するのが難しいトラップを潜り抜けていかなければならなかったり、突然弾幕回避ゲーが始まったりと、一筋縄ではいかないギミックが行く手を阻んでくる。
アクション要素だけでなく、誰か一人しか行けない危険な道を進んで鍵を取ってくるかや、スイッチを押して他のプレーヤーの道を切り開くかなど、相談しながら楽しめるのも本作の魅力。ゲームが得意な家族に難所を任せたり、普段ゲームをやらない人がまさかの活躍を見せてくれたりすれば、盛り上がること間違いなしだ。
なお、本作はオンラインでもプレイすることができ、クロスプレイにも対応。高難易度のDARKモードも追加され、より歯ごたえのある協力プレイを味わうことができる。ゲーマー家族なら、DARKモードに挑戦するのも面白いかもしれない。
「スーパーモンキーボール バナナランブル」
ボールに入った“おサル”を転がしてゴールを目指すアクションゲーム「スーパーモンキーボール」シリーズの最新作となる本作も、家族でプレイするのにオススメのタイトルだ。200種類のコースを楽しめる「アドベンチャーモード」と、最大16人でのオンライン対戦が可能な新モード「バトルモード」が実装されており、どちらでもカジュアルなアクションゲームを楽しめる。
「アドベンチャーモード」は制限時間内にゴールを目指すシンプルなルールだが、コースに設置された障害物を回避したり、ジャンプ台を活用したりといったことが必要となる。コースのショートカットや、スピンしながら高速移動できる「スピンダッシュ」といったテクニックもあり、ステージ毎に自分なりの攻略方法を見つけながら、だんだんと上達していく楽しさを味わえる。
なお、アドベンチャーモードは最大4人で遊ぶことができ、レースのように競い合うことも可能だ。だれが一番おサルを転がすのが上手いのか、皆でエキサイトすることもできるだろう。
また、「バトルモード」では最大16人でのオンラインマルチプレイが可能。こちらでは、最速でゴールを目指すレースや、バナナを最も集めたプレーヤーが勝利する「バナナコレクター」、2つのチームに分かれてロボを破壊する「ロボブレイカー」など、様々なルールで遊ぶことができる。バトルモードでのみ使用できるアイテムも存在し、レースを盛り上げてくれる。こちらはオンライン専用なので、離れた家族や友人と楽しむのにオススメだ。
「みんなと街コロ」
家族でボードゲームはプレイしたいけど、スゴロクゲームでは物足りない……。そんな人にオススメしたいのが「みんなと街コロ」だ。本作は、国産ボードゲームながら、ドイツ年間ゲーム大賞2015にノミネートされ、全世界で100万部以上売り上げた名作アナログボードゲーム「街コロ」と、その姉妹品「街コロ通」を1つのパッケージにしたデジタルボードゲームだ。
「街コロ」は自分の街を作っていくボードゲームで、ダイスを振ってコインを増やし、自分の街に施設を建てていく。最終的に、街のシンボルとなる「ランドマーク」を全て建設したプレイヤーが勝利となる。
出目に対応した施設が効果を発揮するので、施設を増やすほど収入も増えていくが、より効率よく収入を得るためには同じ施設を複数集めコンボを組んだり、他のプレーヤーの動向からプランを変えたりといった戦略が必要となる。
デジタル版となる本作では、オンライン、オフラインで最大4人までプレイすることができ、簡単操作でボードゲームを楽しむことが可能だ。
筆者はアナログゲームファンなのだが、「街コロ」はカジュアルで取っつきやすいゲーム性から、ボドゲ入門としてオススメできる作品となっている(プレイ感としては、「カタン」から陣取り要素を無くし、よりライトにした印象)。ちなみに、「街コロ」はボードゲームショップや、ボードゲームカフェなどには必ずと言っていいほど置いてある作品なので、機会があればアナログ版でも遊んでみて欲しい。
「ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!」
メディアミックスプロジェクト「ウマ娘 プリティーダービー」の新たな挑戦としてリリースされた本作は、「ウマ娘」ファンだけでなく、シンプルな操作や、わかりやすいルールなどから、カジュアルなアクションゲームでワイワイ遊びたい人にもオススメできる作品となっている。
本作は「ウマ娘」のキャラクターが「ハチャメチャGP(グランプリ)」の4種目に挑むというもので、ドットで描かれたウマ娘達が5人1組のチームを組んで奮闘する。「ファン大感謝祭 大障害(大障害レース)」・「バスケット奪取ステークス(バスケ)」・「ウマドッジチャンピオンシップ(ドッジボール)」・「大食いダービー(大食い)」の計4つの競技種目に、各チームから代表のウマ娘が出場。固有のスキルを駆使して勝利を目指すこととなる。
「ハチャメチャ」というタイトルに偽りなく、ドッジでは必殺シュートを繰り出したり、大障害レースでは団地の中までもがコースになっていたりと、かなりのお祭り騒ぎ。皆で集まって対戦すれば、画面の中の「ウマ娘」と一緒になって盛り上がれるはずだ。
なお、本作にはミニゲームとして「ゴルシちゃんの大冒険II」が実装されている。こちらはファミコン風のグラフィックで、横スクアクションを楽しめるというもので、本誌レビューでは非常に評価の高いものとなっている。皆で対戦した後は、こちらをじっくり遊ぶのもいいだろう。
□「ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!」のページ
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