【特集】
【年末特集】パパ、ママにオススメしたいお正月に家族で楽しめるSwitchゲーム特集!
Switch1台でワイワイ遊べるソフトをご紹介
2022年12月28日 00:00
- 【お正月に家族で楽しめるNintendo Switchソフト特集】
2019年以降、猛威を奮っている新型コロナウイルス。徐々に生活における制限が緩和されているが、まだまだ油断はできないため、年末年始は家でゆっくり過ごしたいと考える人も多いはず。
そこで、これを期に親と子供が一緒になって楽しめるTVゲームでたっぷり遊んでみるのはいかがだろうか。Nintendo Switchは家族で一緒に楽しめるゲームが多いのが魅力の1つだと1児の親である筆者は感じており、実際に子供と一緒にプレイして楽しめたソフトを本稿ではいくつか紹介していきたいと思う。
なお、今回はSwitch1台と人数分のコントローラーさえあれば複数人で一緒に遊べるゲームに限定したものをピックアップさせていただいた。筆者の息子は本稿執筆時で10歳(小4)。こちらも参考までに。
レースゲームの大定番! 「マリオカート8 デラックス」
2017年4月28日 発売
価格:6,578円
ジャンル:レース
最大プレイ人数:4人
CERO:A(全年齢対象)
本作は、2014年5月にWii U向けにリリースされた「マリオカート」シリーズ最新作「マリオカート8」をベースに、新たなキャラクターやコース、アイテムなどを追加したNintendo Switch専用タイトル。2017年に発売されてから今年で5年目を迎えるが、新たなコースが有料追加コンテンツとして配信されたり、オンラインマッチでも多くのプレーヤーで盛り上がっているなど、今なお人気のあるレースゲームだ。
レースゲームといえばプレーヤーの腕前がモノをいう、少し敷居の高いジャンルだと感じる方もいるかもしれないが、本作では初心者や小さな子供向けに、壁の激突やコースアウトを自動で完全に防いでくれる「ハンドルアシスト機能」や、方向ボタンを入力せずともコントローラーを傾けるだけでその方向へ曲がってくれる「ジャイロ機能」など、任意でオン・オフできる便利な機能が搭載されている。コントローラーの操作を覚えなくとも、まずはこれらの機能をオンにするだけで感覚でプレイすることができるので、初めて触るゲームとしてもオススメしたい。
筆者の子供も最初はアシスト機能を使用していたが、プレイしていく内にドリフトやジャンプアクションなどを使いこなすようになり、最初は手加減をして対戦していたのだが、今では本気でやっても負けてしまうこともしばしば。ゲームを通じて子供の成長を感じられるのは嬉しいが、負けるのはとても悔しいので実は影でコソコソ練習している……。
また、別売にはなるが、Joy-Conをはめてハンドル感覚で操作できる「Joy-Conハンドル」や、ステアリング型コントローラーの「マリオカートレーシングホイール」なども公式グッズとして販売されているので、こちらを使用して一緒にプレイするのもオススメ。特に車など乗り物好きなお子さんであればテンションが爆上がりする。
豊富なキャラクターたちが魅力! 直感操作で相手をぶっ飛ばせる対戦型アクションゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」
2018年12月7日 発売
価格:7,920円
最大プレイ人数:8人
CERO:A(全年齢対象)
本作は、様々なゲームタイトルのキャラクターが入り交じり闘いを繰り広げる対戦型アクションゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」(以下、スマブラ)シリーズの最新作。マリオ、カービィ、リンクといった任天堂を代表するキャラクターのほか、ソニックやロックマン、パックマンなど、ゲームメーカーの枠を超えて登場する豊富なキャラクターを操作できるのが本作の魅力の1つだ。
使用できるファイターはゲームをプレイしていく内に解放されていき、その数はシリーズ最高規模の74体。さらに、有料ダウンロードコンテンツを購入することで「キングダムハーツ」のソラ、「ドラゴンクエスト」の勇者、「鉄拳」のカズヤなど、追加キャラクターを使用することもできる。
「スマブラ」の特徴として挙げられるのがその独特なルール。格闘ゲームといえば、ダメージを与えて相手の体力を0にしたほうが勝ちとなるものが多いが、本作では相手を場外に吹っ飛ばし、最後までステージに残っていた方が勝者となる。攻撃をヒットさせていくとダメージが蓄積されていき、この蓄積ダメージが大きいほど次に攻撃をヒットさせた際に遠くまで飛ばせるようになるのだが、いくらダメージをたくさん与えても最終的に場外へ飛ばさなければ勝ちにはならないため、一瞬のタイミングで大逆転となることもある。
操作方法は簡単で、基本的にアナログスティックを左右上下いずれかに倒しながら1つのボタンを押すだけで技を発動できる(「ストリートファイター」より参戦しているリュウやケンなど、波動拳を出す際に↓↘→+Bといったコマンド入力で技を出せるキャラクターも存在する)。
また、アナログスティックを倒す力加減によって違う技を出すことができたり、相手を思いっきり吹っ飛ばす「スマッシュ」攻撃を行なう場合にはアナログスティックをはじき入力するなど、直感的な操作で闘うことができるのもゲーム初心者にとっては嬉しい。
もちろん高度なテクニックを使用したい場合や、オンライン対戦のランクマッチで上位を目指す際にはそれ相応の練習が必要となるが、家族でワイワイ楽しむ場合などは、まずはあまり難しいことは気にせずに好きなキャラで好きなようにプレイしてみてほしい。
最後の1人になるまで闘う通常の対戦モードのほか、2対2や3対1といったチーム戦で闘うことができたり、特定のプレーヤーの蓄積ダメージを増減させたりとハンデを設定することも可能なので、一方的に勝ちすぎて相手の機嫌を損ねないよう、うまくバランスを調整しながら楽しんでいただきたい。
カジュアルだが本格的なアクションゲーム「Minecraft Dungeons」
2020年5月26日 発売
価格:Standard Edition 2,640円
Hero Edition 3,960円
Ultimate Edition 5,280円
最大プレイ人数:4人
CERO:A(全年齢対象)
本作は、「Minecraft」(以下、マイクラ)の世界を舞台に、クラシックなダンジョン探索ゲームに着想を得たアクションアドベンチャー。息子はずっと「マイクラ」にハマっていたので、関連するゲームはどうだろうというノリで購入したのを覚えている。
まず始めに注意しておくが、本作はタイトルに「Minecraft」と付いているが、地面を掘ったり家を建てたりという要素は一切ない。ゾンビやクリーパー、エンダーマンといったお馴染の敵キャラが登場するなどゲームの世界観は同じだが、敵を倒してレベルを上げたり、装備を集めて操作するキャラクターを強化しながらダンジョンを踏破していくことを主な目的としたゲームとなっている。
息子はこの手のジャンルをプレイするのは初めてで、「マイクラ」とは全く違う操作方法、ゲーム画面などに少し戸惑いをみせていたが、敵キャラが登場すると「あ、ゾンビだ!」、「クリーパーきた!」などと見たことのあるキャラクターに大興奮。操作は難しくなく、基本的には移動と攻撃を繰り返すだけなのですぐに慣れた様子だった。
敵を倒した際やダンジョン内で発見できる宝箱から装備やアイテムなどを獲得できるのだが、何が出てくるかはわからない。また、装備品にはそれぞれ「エンチャント」とよばれる特殊効果がランダムで付いており、同じ武器であってもエンチャントが異なったり、ステータスが異なったりするため、稀に獲得できるレア物を見つけた時はかなり盛り上がる。
また、複数人でプレイする際にはアイテムや装備は受け渡しが可能なので、人数が多ければ多いほどレア物探しは効率がいい。ストーリーを進めていくのもいいが、みんなでダンジョンを周回しまくってお宝探しをする、といった楽しみ方ができるのも本作の魅力とも言えるだろう。
「Minecraft Dungeons」は発売以降、様々なアップデートが行なわれており、有料追加ダウンロードコンテンツとして新たなダンジョンが複数追加されている。追加コンテンツを1つずつ単体で購入することもできるが、今から本作の購入を検討している場合には6つのダウンロードコンテンツが入った「Ultimate Edition」がオススメ。1つずつ追加コンテンツを購入するよりもお買い得価格でたっぷりと遊ぶことができる。
パーティゲームといえばやっぱりコレ! 「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」
2020年11月19日 発売
価格:6,930円
最大プレイ人数:4人
CERO:A(全年齢対象)
本作は、ボードゲーム「桃太郎電鉄」(以下、桃鉄)シリーズの最新作。1988年にファミリーコンピュータ向けに第1作目が登場して以来、様々なプラットフォームで提供され、30年以上にわたり幅広い年代の人々に楽しまれている。プレーヤーは電鉄会社の社長となり、日本全国を巡って物件を買い集めるなどして資産を増やしていき、最終的に総資産が1番多いプレーヤーが勝利となる。
余談だが、筆者が一番最初にプレイした「桃鉄」は、スーパーファミコン用として発売された「スーパー桃太郎電鉄III」。発売されたのが確か12月頃で、その年の年末年始はひたすらプレイしていた記憶があり、そのおかげかお正月といえばこたつに入ってみかんを食べながら「桃鉄」、というイメージがものすごく強い。すごろく形式のゲームということもあり、我が家ではすっかりお正月の定番ゲームとなっている。
「桃鉄」を子供とプレイすることをオススメしたい理由の1つとして、ゲームをしながら勉強にもなるという点がある。「桃鉄」に登場する駅は全て実在するものとなっており、47都道府県の主要な地域はもちろん、聞いたこともないような地名など様々。
さらに、駅に止まると物件を購入できるのだが、その土地にちなんだ特産品、名産品の物件となっていて、例えば大阪なら「タコ焼き屋」、仙台なら「牛たん屋」、秋田なら「アキタコマチ水田」といったように、ゲームを繰り返しプレイしていく内に感覚的に地名と特産品が紐付けされ、自然と覚えることができる。
また、ゲームを進めていくとその土地ならではイベントが発生したり、本作の新要素となる歴史ヒーローの登場で、文化や歴史についても知ることができるなど、子供だけなく大人にとっても非常にためになる情報が満載だ。
もちろん、「桃鉄」シリーズの代名詞とも言える「貧乏神」や「キングボンビー」、「スリの銀次」といったお邪魔キャラクターは本作でも登場。ほかにもサイコロの数が増える「急行カード」や、プレーヤーをランダムなマスへ吹き飛ばすことができる「オナラカード」など、ゲームを盛り上げてくれる要素がたくさん用意されているので、ワイワイ楽しく家族みんなで楽しんでみてはいかがだろうか。
今回は筆者が実際に子供と一緒にプレイした経験をもとに、親子で楽しめるNintendo Switchソフト4タイトルをご紹介させていただいた。どのゲームを始めようか迷っている方には、サクサク盛り上がりたい場合には1試合が短い「マリオカート」や「スマブラ」、逆にじっくりと時間をかけてプレイしたい場合には「桃鉄」をオススメしたい。
または、対戦ではなく協力プレイで遊びたい場合や、「マイクラ」好きであれば是非「Minecraft Dungeons」に挑戦してみてほしい。
筆者と同じ歳くらいの子供を持つ親御さんや、これからゲームを始めようと考えている方など、今回の特集が少しでも参考になれば幸いだ。年末年始は家族みんなでTVゲームをして、お家時間を楽しく過ごしていただきたい。
©Nintendo
©2021 Mojang Synergies AB. TM Microsoft Corporation.
©2022 Konami Digital Entertainment