【短期集中連載】凸凹ゲーマー夫婦の「MU LEGEND」探検記
凸凹ゲーマー夫婦の「MU LEGEND」探検記(第2回)
MMORPG歴ほぼ0の初心者妻は「MU LEGEND」を楽しめるのか!?
2018年5月25日 14:07
こんにちは、ゲームライターのDENPA IS CRAZYです。正式サービスから約1週間が経ちましたが、みなさん「MU LEGEND」楽しんでますか? 筆者はハクスラならではの敵を倒す爽快感、ジャラジャラとドロップするアイテム、騎士団メンバーとの交流、そして何よりも初めてMMORPGをプレイしたときのような懐かしいホームのような楽しさを感じています。いやぁ、ハクスラって、MMORPGって本当にいいもんですね~。
というわけでMMORPGプレイ歴15年にもなってくると、タイトルごとの特性や遊び方、魅力的なポイントなど、いわゆる勘所がわかってきますが、果たして初心者にとってはどうなのだろうか、という疑問が沸いてきました。
というわけでMMORPGプレイ歴ほぼゼロの妻に「MU LEGEND」をプレイしてもらい、みっちりと育て上げ、我が騎士団のエースプレーヤーになってもらいたいと思ったというのが本企画の趣旨です。これから本作を始める方の参考にもなると思うのでぜひご一読いただけると幸いでございます。
というわけで実際に妻に「MU LEGEND」をプレイしてもらいました
というわけでここからは筆者の家庭のリアルな会話を交えつつ、本作をプレイするに当たってのポイントをまとめていったので、ご興味がある方はお付き合いを、ポイントだけ知りたいという方はかいつまんで読んで頂ければと思います。
――という企画を思いついたので、新作MMORPG「MU LEGEND」っていうのをプレイしてもらいたいんですけど。
藍田(妻):そもそもMMORPGって何?
――ああ、そこからね……。MMOは「Massively Multiplayer Online」の略で、ざっくりというたくさんのプレーヤーが1つの世界でプレイするオンラインRPGって感じです。
じゃあまずは読者の方に簡単に自己紹介をお願いできますか。
藍田(妻):藍田です。ゲーマー歴は小学生の時に初めてファミコンを触ってからなので、2x年くらいですかね。普段は1人でプレイするゲームをやっていることが多いです。ちなみに好きなジャンルはゾンビがたくさん出てくるゲームかな。
――「MU LEGEND」は多分そんなにゾンビ出てこないのですいません。ちなみにこんな感じの無茶振り企画を振られてみてどうですか。
藍田(妻):ぶっちゃけ人とコミュニケーションをとるのがものすごく苦手なので、「MMORPG」って人とのコミュニケーション重視な感じがするし、その上ゲーム下手だと仲間外れにされそうじゃない? めんどくさいの嫌だし、ゲームの中でまで苦手なことしたくないし、1人で好きなゲームやればいいじゃん、って思いました。
――ものすごくストレートな感想ありがとうございます。恐縮なのですが、プレイしてもらえないと企画倒れになるので、お願いします。
藍田(妻):とりあえずアカウント作ってゲーム起動したよ。サーバー2つあるけどどっち選べばいい?
――既に「オルドル」ってサーバーでプレイしてるのでこちらを選んでもらえればいいかなと思います。
藍田(妻):4つ職業があるけど、どれ選べばいいの?
――役割ごとに好みで選ぶ感じかなぁ。ガンガン攻撃したいなら「ウォーメイジ」、「ウィスパラー」とか、近接で攻撃したいなら「ブレイダー」で、回復したり敵の攻撃を受け止めるなら「ダークロード」とかですかね。
藍田(妻):ちなみに1番少ないのは?
――あぁ、マイナー好きなのね。体感だけど「ブレイダー」かな。
藍田(妻):じゃあ「ブレイダー」で
――安直。
【ポイント】
迷ったら好きな職業を選べば良い。遠距離からガンガン攻撃したければ「ウォーメイジ」、「ウィスパラー」、とにかく最前線で攻撃したいなら「ブレイダー」、回復やバフでパーティーをフォローしつつ最前線で戦うなら「ダークロード」がオススメ。
――ここからチュートリアルが始まるので指示に従ってってください。
藍田(妻):2つのタイプがあるけどどっち選べばいいの?
――いつでも変更できるから、ステータスとかの好みでいいですよ。
【ポイント】
各クラス毎に武器は2種類。ゲームプレイ中にいつでも変更できるので最初は好みでOK。基本的なスキルは一緒でウェポンスキルというスキルがそれぞれで異なる。近距離向けなもの、遠距離向けなもの、攻撃力に重きを置いたもの、サポートに重きを置いたものなどがあるので、スキルの説明を読みつつ自分のプレイスタイルにあわせていこう。
藍田(妻):ちなみに操作は?
――マウスで移動したり攻撃、QWERTとかにスキルが入ってます。
藍田(妻):WASD移動じゃないのね、新鮮。操作に慣れないけどいけるかな。(筆者注:最終的にいけました)
藍田(妻):で、チュートリアル終わったけど最初は何やればいい?
――とりあえずクエストをやっていく感じですね。頭の上にマークついている人いるでしょ?
藍田(妻):ああ、これね。この指示通りに動いていけばいいのね。
――そうそう。話しかけたり、フィールドにクエストのモンスターが居てマークがついているからそれを倒していけば大体大丈夫です。ちなみに連打しなくても左クリック押しっぱなしで移動や攻撃ができるし、マップ画面右クリックすれば自動で移動できるのでぜひ。
【ポイント】
基本的にクエストを順番にクリアしていけば良し。ストーリーも進んでいくし、キャラクターも成長していく。また装備がもらえるクエストもあるので、まずはクエストを進めていくのが鉄板。また移動は左クリックを押しっぱなしで移動できるのと、ミニマップを開いて右クリックでポイントを指定すると自動移動ができるので、クエストの報告など移動が発生する時はを上手く使うことで効率化が可能なのでオススメです。
藍田(妻):モンスターを倒すとアイテムを落とすんだね
――ゼン(ゴールドのようなもの)は近づくと自動で拾えて、Fキーで周りに落ちてるアイテム拾えます。ちなみに色付きのアイテムは白いやつよりレアで強力なアイテムで、ダンジョンのボスとか倒すていくとたくさん落としますよ。
【ポイント】
Fキーで周囲に落ちているアイテムがまとめて拾えるので1個ずつクリックする必要はなし。またフィールドの雑魚モンスターに比べて、ダンジョンのボスなどは良いアイテムを落とすので、最終的には良いアイテムを拾うために何度もダンジョンに挑戦することになる。
藍田(妻):チュートリアル終わったとたんに使えるスキル少ないんだけど。あとMPがすぐなくなるんだけど。
――スキルはレベルが上がると増えていきます。あと通常攻撃でMPが回復するのでそのあたりは組み合わせという感じで。あと普通のレベルとは別にソウルレベルってのがあって、そっちでもキャラクターを強化できます。どの要素を強化するかはプレイスタイル次第ですけど、こっちはリセットできるからそんなに気にせずにポイント振っちゃってもいいかも。
【ポイント】
レベルが上がるにつれてスキルが解放される。Kキーでスキルウィンドウが確認できるので、どんなスキルが今使用できるかはマメに確認しよう。また通常のレベルとは別にソウルレベルというシステムがあり、ポイントを割り振ることでキャラクターを成長させられる。こちらは攻撃力を上げるような直接戦闘に関わるものから、レアアイテムのドロップ率が上がるものなど幅が広いので、ソウルスキルはプレイスタイル次第であわせてカスタマイズしよう。ソウルスキルはゲーム内マネーでリセット可能なので、迷ったら自分のプレイスタイルにあわせて振っていくのがオススメ。
藍田(妻):フィールドに変なマーク付けたモンスター居るんだけど。
――あー、エリートモンスターってのがフィールドに出るのです。強いけど倒すとちょっと良いものが出ますよ。あと滅多に出ないけどラッキーモンスターってのもフィールドに出て、そいつもレアなアイテムを落としますです。
【ポイント】
フィールドにはエリートモンスターやラッキーモンスターという特殊なモンスターが出現する。エリートモンスターからは通常のモンスターよりも良いアイテムを落とすので見つけたら積極的に倒していきたい。またラッキーモンスターは出会える確率はかなり低いが、貴重なアイテムが入手できるので、こちらも見つけたら必ず倒すくらいの心意気で戦って欲しい。
藍田(妻):あとはダンジョンとかもあるのか。
――うん。1人でしか入れないソロダンジョンとパーティー組んで入るやつの2つがあって。パーティーは自動で組める機能があるからマッチングってボタン押せばいいですよ。
【ポイント】
ソロダンジョンは1人で、普通のダンジョンは最大5人まででプレイできる。普通のダンジョンはマッチング機能があるので、ソロプレイ時でもスムーズに他のプレーヤーとパーティを組みダンジョンに挑戦することができる。注意が必要なのはダンジョンに出現するモンスターはパーティ内でレベルが最も高い人にあわされることと、パーティ人数に応じて難易度が上昇していくこと。カンストまでのダンジョンの多くはソロでもプレイできるので、パーティでプレイすると難しいなと思った場合は、あえてソロで挑戦するのもアリ。
――ちなみにダンジョンのボス戦とかはちょっと手こずるかもだけど、攻撃パターンを見極めるのと、床に赤い表示が出るところだけ気をつければ大丈夫かと思います。
藍田(妻):了解。
【ポイント】
ボス戦はなかなか手ごわい。ポイントは攻撃パターンを見極めることと、床に表示される赤い表示のギミックには要注意。大体大きな攻撃の前には予備動作があるので、これを覚えるだけでも難易度は大きく変わる。またギミックはボスごとに異なるので、死んで覚えるか、思い切って他のプレーヤーに聞いてみるのが良い。
――基本的にクエストを進めつつ、新しいことができるようになったらヘルプが表示されるから、それを見ながらやってみてください。じゃああとはよろしくお願いします。
そして約3日後……
藍田(妻):Lv48になったわ。
――あれ、もう立派な中級者になってない?
【補足】
本作のLvカンストは65なのでレベル的にはちょうど中級者くらいといったところ。ちょうど様々なコンテンツが解放されていくので、ゲームの基本的なコンテンツというよりは、上位コンテンツの攻略方法や効率の良いレアアイテムの収集方法など中級者向け以上のコンテンツについて話すことが増えてきた。また将来的に実装されるというGvGに挑戦したいと話すなど、スタートこそ企画のためプレイしていたが、今はカンスト後もプレイしていきたいという意欲が出てきたらしい。
結論:「MU LEGEND」はMMORPG歴ほぼ0のゲーマーでもかなり楽しめる模様。
というわけでMMORPGプレイ歴がほぼ0の妻に「MU LEGEND」をプレイしてもらったのですが、最初こそ手探りの部分はあったが、そこだけを乗り越えると大きく手こずることもなくスムーズに遊んでいた印象でした。
正直、企画を考えた当初はもう少しシステムについて細かく説明する必要があるかなと考えていたのですが、かなり直感的にプレイできたようで、序盤以外はほぼフォローは不要でした。ちなみに筆者が原稿を書いている横で今もプレイしているので楽しんでプレイしているように見えます。
ちなみに妻からここまでの感想をヒアリングしたところ「操作が簡単でサクサクできて楽しい。その時の気分でソロプレイとパーティプレイが選べるし、マッチング機能があるので初心者にはありがたい。特に面倒なコミュニケーションは必要なくて、挨拶だけできればみんな優しい。レベルが上がるにつれて新しいコンテンツが解放されていくので今後チャレンジしていきたい」とのことでした。
そんなわけでMMORPG初心者を「MU LEGEND」をみっちりと育て上げ(育て上げるほどのフォローは不要でしたが)ました。MMORPG初心者の方にもプレイしやすいタイトルだと思うので、ぜひプレイしてみて下さい。
続く第3回では「エンドコンテンツへのお誘い」ということで、レベルカンスト後に待ち受けている数々の高難易度コンテンツについて紹介していきたいと思います。お楽しみに。