【短期集中連載】凸凹ゲーマー夫婦の「MU LEGEND」探検記

【短期集中連載】凸凹ゲーマー夫婦の「MU LEGEND」探検記(第1回)

夢中になれる騎士団メンバーを大募集!! “最新のハクスラMMO”を一緒に楽しもう!

5月16日正式サービス開始

利用料金:無料(アイテム課金制)

 Webzen Japanは、5月16日にPC用MMORPG「MU LEGEND」の正式サービスを開始した。「MU LEGEND」はシンプルな操作で爽快感のあるプレイが楽しめるハック&スラッシュ(以下、ハクスラ)型のMMORPGだ。

 ハクスラと言えばキャラクターの移動はもちろん、攻撃などにもマウスをメインに使用するスタイルである。ベースのシステムはオールドスクールながらも、クローズドβテストレポートでも紹介した通り、美しいグラフィックスとド派手なエフェクト、シンプルかつ直感的な操作から感じるレスポンスの良さ、そして複数の敵を巻き込んでなぎ倒す爽快感は2018年の現在でも十二分に通用する面白さだ。そしてヘビーな操作を要求されない分、「これからMMORPGを初めてプレイするというようなゲーマーにもオススメできるのではないか」と思う。

 というわけで正式サービス開始にあわせてMMORPG歴15年を越える筆者(夫)と、ゲーマーだがほぼMMORPG歴0年の妻という凸凹コンビが、本作をプレイし、ベテランMMORPGプレーヤーにも、そしてこれから本作でMMORPGデビューを果たすというプレーヤーにも魅力的で遊べる作品ではないかということを全4回に渡って紹介していきたいと思う。ぜひお付き合いいただければ幸いだ。

最新のハクスラ型MMORPG「MU LEGEND」の概要と魅力について紹介

 まずは改めて「MU LEGEND」について簡単に紹介していきたい。リードでもお伝えした通り本作はハクスラ型の、いわゆる「Diablo」ライクなシステムを採用したMMORPGである。シンプルなマウスとキーボード操作で敵を倒してキャラクターを強化し、さらに上位のコンテンツに挑戦するというサイクルを繰り返していくゲームだ。リードでも触れた通り、システムこそシンプルだがあらゆる点で進化を遂げた“最新のハクスラ型MMORPG”である。

 なんといってもシンプルでわかりやすい操作ながら、スキルがド派手で強力なのが良い。使えるスキルが少ない序盤こそ退屈に感じるかもしれないが、使えるスキルが増え、威力も強力になってくるフィールドに居るザコ敵相手なら10体や20体程度ならまとめてなぎ倒すことができるくらいになる。MMORPGの狩りというとどうしても地味になってしまう印象があるが、本作は逆に無双感を感じるくらいの爽快さだ。

 そしてひたすらに、ストイックにキャラクターの強化ができるのも面白い。まだエンドコンテンツに到達していないが、弊誌でもレポートした公式生放送の情報を見る限り、カンスト後のLv65からが本番といった印象を受けた。

 キャラクターの強さは「戦闘力」という絶対的な数字で表される。レベルが上がったり、スキルが強化されたり、強い装備に交換したり……、とあらゆる「強さ」に紐づく行動が数字で評価される。ゲーマーの本能として1ポイントでも高い戦闘力を求めてさらなる高難易度ダンジョンや狩りに挑戦しつづけることになるだろう。

このくらいの数の雑魚敵なら1カ所にまとめてスキルで一掃できる。そしてスキルのエフェクトと効果音の組み合わせが最高に気持ち良い
自分のキャラクターの強さが「戦闘力」という絶対的な数字で表現される。1ポイントでも数字を高くするために、さらなる高難易度ダンジョンや狩りに挑戦しつづけることになりそうだ
カンスト後の強化要素やエンドコンテンツはまだまだありそうだ。ゲーマーとしての本能がくすぐられる

正式サービスではクローズドβテストでは触れられなかった多くのコンテンツが解放!

 クローズドβテストではレベルキャップは30までとなっていたが、正式サービスでは一気に65まで解放された。これによりクローズドβテストではプレイできなかった多くのコンテンツにアクセスすることができるようになった。

 筆者は原稿執筆時点ではまだLv46だが、既にクローズドβテストでは解放されていなかった2つの大陸のメインストーリー、そして毎日挑戦できる回数が決まっているデイリー的なコンテンツの「ルーンストーン鉱山」、「ブラッドキャッスル」をプレイすることができた。

 ネタバレを避けるために詳細は省かせていただくが、新たにプレイできるようになった2つの大陸を舞台にしたメインストーリーはなかなか興味深く、野望陰謀が渦巻く揉め事に巻き込まれていく展開はぜひ楽しんで頂きたいところだ。また小ネタ的な部分にもなるが「別の大陸で出会ったNPCがこんなところに」といった小ネタもある。1週目はぜひストーリーを堪能しながらゲームを楽しんで頂きたい。

 そしてデイリーコンテンツ的な存在である「ルーンストーン鉱山」は文字通り「ルーンストーン」が多く入手できるダンジョンだ。貴重なアイテムとの交換に使用されるので足繁く通うことになりそうだ。

 また「ブラッドキャッスル」は制限時間中にWAVE制で襲ってくる敵を一掃して、最後に出現するボスモンスターを倒すというユニークなマップだった。こちらは他のプレーヤーと挑戦したのだが、レベルが低かった筆者が足を引っ張ってしまったのかクリアすることができなかった。こちらも報酬が期待できそうなのでキャラクターを強化して再挑戦したいと考えている。

 また実績システムや、適切なタイミングで表示されゲームプレイをサポートしてくれるヘルプ機能なども追加されており、クローズドβテスト時よりも遊びやすく、そしてボリュームも圧倒的に多くなっている印象だ。

【正式サービスで解放されたコンテンツ(一例)】
解放された新大陸でメインストーリーが続いていく。なかなか興味深いのでぜひ注目して欲しい
「ルーンストーン鉱山」。文字通り大量の「ルーンストーン」が入手できるうえ、ボスを倒せば装備品などもドロップする。かなり美味しいダンジョンのようだ
こちらは「ブラッドキャッスル」というコンテンツ。とにかく大量の敵が出現する。今回は失敗してしまったのでリベンジしたい

夢中になれる騎士団メンバーを募集。一緒に「MU LEGEND」を楽しもう!

 そしてこの場を借りて1点告知をさせていただきたい。本連載ではMMORPGということで、他のプレーヤーと交流しながらゲームをプレイしていきたいと思い、騎士団(いわゆるギルド)を設立した。

 少し気取った名前だが「BeCrazy」という名前の騎士団で、「夢中になる」という意味を込めてつけさせていただいた。ソロプレイがメインでも、パーティープレイがメインでも、チャットしながら遊びたいという方などプレイスタイルは問わない。「『MU LEGEND』に夢中になれるメンバー」を募集したいと思う。

 本作では騎士団メンバーの活動によって騎士団が成長していくという要素もある。騎士団が成長していくことで倉庫が使用できるようになったり、各種バフ機能が得られるので、騎士団に参加するメリットもあるのだ。興味を持った方はゲーム内の「騎士団」メニューから「BeCrazy」に申請いただければと思う。

 ただ、注意をお願いしたい点が2つある。まずはギルド内で実施したイベントなどの様子は、当然のことながら本連載に掲載されることがある点だ。もちろんキャラクター名などは伏せさせていただく。もう1点は、筆者をリーダーとした騎士団の運営は、この連載が終了する6月中旬を目処に一旦区切りとさせていただきたい。その場合はメンバーに迷惑をかけないように団長権限の移譲、もしくは最悪の場合騎士団の解散を実施する可能性があることをご留意いただきたい。

まだ生まれたての騎士団だが、「MU LEGEND」に夢中になれるメンバーと一緒に成長していきたいと思う

 というわけで第1回目ということで改めて本作の概要や魅力について紹介させていただいた。“凸凹ゲーマー夫婦の”と言っておきながら妻が出てきていないというツッコミを受けそうだが、連載第2回目ではMMORPG経験がほぼない妻に「MU LEGEND」のハウツーと楽しみ方を伝授していきたいと思う。これから「MU LEGEND」を始めるといった読者の方にも役立つようなコンテンツをお届けしたいと思うので、楽しみにお待ちいただきたい。