レビュー

Thrustmaster「T818 Ferrari SF1000 Simulator」レビュー

F1ドライバーになれる“ロマン”。F1ハンドル×DD採用ハンコンでドライブ!

【T818 Ferrari SF1000 Simulator】

2月9日 発売

価格:198,000円

 自動車レースの最高峰「フォーミュラ1(F1)」に参戦するチームの一つ「スクーデリア・フェラーリ」。時速300km越えで駆け抜ける真っ赤なF1マシンに、クルマ好きであれば“あのマシンに乗ってみたい”と思ったことだろう。だが、実際に乗るためにはF1ドライバーになるための途方もない努力、そして大量の資金が必要になってしまう。

 だが、自宅でスクーデリア・フェラーリ所属のF1ドライバー気分になれるのがThrustmasterより発売されたPC用レーシングホイール(通称:ハンコン)「T818 Ferrari SF1000 Simulator」だ。本商品は、ダイレクトドライブを採用したベース「T818」と、2020年のF1マシン「SF1000」のレプリカハンドルがセットになっていて、レースゲームをより本格的にプレイすることができる。

 本稿では、Thrustmasterの日本代理店であるアニモ・ホールディングスよりお借りして、実際に「T818 Ferrari SF1000 Simulator」でレースゲームをプレイしてみた。特別仕様の「T818」やF1ファン必見のハンドル、「Forza Motorsport」でのプレイ感など、レースゲームでのドライブがより楽しくなる本製品のレビューをお届けしていく。

【T818 Ferrari SF1000 Simulator|Thrustmaster】

インテリア並みの完成度を誇るハンドル! “ロッソ・コルサ”のT818もカッコイイ

 まずは「T818 Ferrari SF1000 Simulator(以下、SF1000 Simulator)」の外観を見ていこう。「SF1000 Simulator」は、Thrustmaster初のダイレクトドライブを採用したサーボベース「T818」と、スクーデリア・フェラーリのF1マシン「SF1000」のハンドルを再現した「Formula Wheel Add-On Ferrari SF1000 Edition」のセット商品だ。

 海外では先行して2023年8月に発売されていたのだが、日本では半年ほどの期間を開け今年2月に発売された。Thrustmasterのフラッグシップということもあり、アメリカでは1,099ドルと高価で、日本での販売価格は急速な円安も相まって198,000円と、欲しいと思っても簡単に手を出せる金額ではない。

 箱はとても大きく、重量はなんと10kg越え。開梱するときは十分なスペースを確保して、できればサポートしてくれる家族・友人がいてくれると安心だろう。大きな箱の中には「T818」本体、ハンドル、デスクマウントキットの3つの箱が入っている。それぞれ開けていこう。

箱は縦23cm、横46cm、奥行き44cmととても大きい。重量も10kg越えなので、開梱する際は広めにスペースをとっておこう
大きな箱の中には「T818」本体、ハンドル、デスクマウントキットにわかれている。それぞれ見ていこう

“ロッソ・コルサ”の特別仕様! Thrustmaster初のダイレクトドライブ採用「T818」

 まずは要となるサーボベース「T818」だ。「T818」はThrustmaster初のダイレクトドライブを採用したサーボベース。競合にはFanatec「ClubSport DD」やLogicool「G PRO Racing」などが存在しており、遂にここにThrustmasterが参戦した形だ。

 そもそもハンコンにはギヤドライブ、ベルトドライブ、ダイレクトドライブの3種が存在する。ギヤドライブはロジクールの「G29」や「G923」などで採用されており、モーターによるフォースフィードバック(FFB)をギヤを介してステアリングに伝えるのだが、システム全体が小型で安価な一方、FFBのパワーはどうしても劣ってしまう。

 一方、ベルトドライブはモーターによるFFBをベルトを介してハンドルへ伝える。Thrustmasterはこのベルトドライブを長年採用してきたメーカーで、「T-GT」や「T300RS」といった名機を送り出してきた。価格帯や性能はギヤドライブとダイレクトドライブの中間に位置している。

 現状最高峰となるダイレクトドライブは、ユニット自体が巨大なモーターになっていて、このモーターによる強力なFFBがステアリングへダイレクトに伝わる。最近はダイレクトドライブを採用したハンコンが盛り上がっており、ロジクールやFanatec、MOZAなどが様々なモデルを投入。満を持してThrustmasterも「T818」でダイレクトドライブに参戦したという訳だ。

 「SF1000 Simulator」に付属する「T818」は、単体販売されている「T818」とは異なり、フェラーリらしい赤色「ロッソ・コルサ」に染め上げられた特別モデルとなっている。本体は六角形のデザインが特徴的で、左側面には跳ね馬のフェラーリロゴがプリントされるなど、気分はまるでフェラーリオーナーだ。

「T818」本体が収められた箱
中には本体とACアダプター類が収められた箱にわけられている
箱の中にはT818本体、ACアダプター、ハンドルを取り付けるためのクイックリリースアダプター、説明書類が入っていた
右側面はThrustmasterロゴをプリント。モードボタンやフォースフィードバックの緊急停止ボタンが備えられている
左側面にはフェラーリの跳ね馬ロゴをプリント。ボタンなどはなくシンプルだ
裏面の様子。左から電源ボタン、電源コネクター、PCとの接続に使用するUSB Type-C端子があり、未使用ポートを1個挟んで、ペダル用の接続端子がある
正面にはハンドルとの接続部がある

25個のボタン搭載! 臨場感たっぷりの「Formula Wheel Add-On Ferrari SF1000 Edition」

 続いては、ハンドル「Formula Wheel Add-On Ferrari SF1000 Edition」を見ていこう。ハンドルは和製英語であり、本来は“ステアリングホイール”と呼ぶべきだが、本稿では便宜上ハンドルと呼ばせてもらう。

 今回モデルとなった「SF1000」は、スクーデリア・フェラーリが2020年に使用したF1マシン。フェラーリはF1が創設された1950年から今日まで参戦し続けている唯一のチームで、この「SF1000」という名称も2020年9月に開催された第9戦「トスカーナグランプリ」で参戦から1,000戦目を迎えることから名づけられた。

 まず目を引くのは、ハンドル上にあるボタンとダイヤルの数々だろう。このハンドルには25個のボタンと8つのダイヤル、21個のLED、4.3インチの液晶ディスプレイが搭載されている。F1ドライバーたちは時速300kmで走行しながら、ディスプレイやLEDで状況を把握し、ボタンやダイヤルで走行モードやマシンの設定を切り替えているのだ。

 実はF1が好きな筆者は、このハンドルで大興奮。F1ドライバーが水分補給するときの「DRINK」ボタンやチーム内無線を使用する際の「RADIO」ボタンなど、臨場感たっぷりに仕上がっていてテンションが上がった。なお、このハンドルは「T818」のみならず、「T-GT II」や「T300RS」といったThrustmaster製ハンコンと互換性がある。また1/1スケールのインテリアとしても飾っておけるだろう。

スクーデリア・フェラーリが2020年に使用した「SF1000」。赤が映える近年のフェラーリF1マシンらしいデザインだが、コロナ禍によって開発が遅れ戦績はあまりよくなかった
その「SF1000」のハンドルを再現したのが「Formula Wheel Add-On Ferrari SF1000 Edition」
箱の中にハンドルがすっぽりと納まっている
中にはハンドル本体、説明書類、六角レンチが入っていた
実はF1ファンの筆者。このハンドル本体を前にして大興奮していた
フェイスプレートはもちろんカーボンファイバー製。様々なボタンやダイヤルを備えている
右手親指付近のボタン
左手親指付近のボタン。DRINKと書かれたボタンが目を引く
中央に備えられた4.3インチ液晶ディスプレイ
背面には上部に磁気式パドルシフター、下部にはアナログ式パドルシフターが備えられている
背面上部の磁気式パドルシフターは交換可能
別売りの「T-Chrono Paddles」と交換することでより滑らかなギアシフトが可能になる
付属のパドルシフターはSF1000と同じプッシュプル式を採用
押すと「カチャ」という気持ちのいい音が鳴る

最後はデスクマウントキット! T818に装着して「SF1000 Simulator」完成

 最後は「T818」をデスクやコックピットに固定するためのデスクマウントキットだ。箱の中には「T818」取り付け用プレート、クランプ2つ、ネジ類が入っており、デスク派もコックピット派もこのキットを使用することになる。

こちらがデスクマウントキット
中には取り付け用プレート、クランプが2つ、ネジ類、説明書類が入っている
T818の裏返して、取り付け用プレートを装着する
付属のネジ4本で締めていこう

 いよいよサーボベースにハンドルを装着していくのだが、実は「T818」はこれまでのThrustmaster製ハンコンとは異なる新しい“クイックリリースシステム”を採用している。そのため、ハンドルを装着するには同梱されているクイックリリースアダプターが必要だ。一度アダプターを取り付けてしまえば、次からは5秒ほどでベースとハンドルを着脱できるようになる。

T818へハンドルを装着するには、付属のクイックリリースアダプターが必要
画像上がT818の取付穴。画像下がこれまでのThrustmaster製ハンコンで使用されていた取付穴(アダプター側)だ
ハンドルにアダプターを装着
後は大きなリングでアダプターが外れないようにすれば装着完了
準備は整った!
穴の位置を合わせて……
装着!
ロック完了!慣れれば5秒ほどでベースとステアリングホイールを脱着できる

 遂に完成した「SF1000 Simulator」はF1ファン、クルマ好きにはたまらない無類のカッコよさを誇る。筆者はコックピットを持っていないため、いつも使用している作業用デスクに取り付けたのだが、目の前の風景が一瞬にしてF1マシンのコックピットになったかのような感覚だ。

 一方ロジクールの「G923」と比較すると、ベースが大きいため作業デスクなどの小さなスペースには不向き。正面から見ると、T818本体とディスプレイが干渉してゲーム中の一部の画面が見えづらい。なるべく広いデスクか、コックピットへの設置をオススメしたいところだ。開封から設置まで終わったところで、続いてはいよいよ実際に「SF1000 Simulator」でドライブした様子をお届けしていく。

遂に完成した「SF1000 Simulator」の姿。ロッソ・コルサのベースにF1マシンのステアリング……惚れ惚れしちゃう!
実際に作業用デスクへ取り付けた様子。正面から見るとベース本体とステアリングホイールが大きく、ディスプレイの一部が見えづらくなってしまった
ロジクール「G923」はシステム全体が一回り小さいため、取り付けがしやすい
目の前がF1コックピットに早変わり。とてもカッコいい

「Forza Motorsport」で実際に走行! ドシッとした安定感のあるドライビングが楽しめる

 ここからは実際に「Forza Motorsport」にて「SF1000 Simulator」でドライブした様子をお届け。筆者はPS5で「グランツーリスモ7(SIE)」、Xbox Series Xで「Forza Motorsport(Microsoft)」をプレイしているのだが、T818はPCのみの対応となるため、今回はPC版「Forza Motorsport」をプレイした。ロジクールの「PRO Racing Wheel」やFanatecの「CSL DD」などはコンソール機にも対応しているため、「T818」にも対応してほしいところだ。

 最初に実感したのはハンドルを切る時の“圧倒的重さ”で、早々にダイレクトドライブのパワーを思い知ることとなった。直前まで使用していたギヤドライブ採用機のロジクール「G923」は比較的楽に回せるのに対して、T818は“筋肉を使っている”と実感するほど、力を込めてハンドルを回さなければならない。

 それもそのはずで、ギヤドライブの「G923」は最大トルクが2.3N-m(ニュートンメートル)なのに対して、ダイレクトドライブの「T818」は最大トルクが10N-mと4倍以上のパワーを誇る。先ほど例に挙げたダイレクトドライブ採用機のロジクール「G PRO Racing」は11N-m、Fanatec「ClubSport DD」は12N-mとほぼ同等で、Fanatecには「Podium DD1」という最大20N-mというモンスタースペックのベースも用意されているのだが、「T818」はレースゲームを楽しむには充分なスペックだ。

「Forza Motorsport」でいざ走行! クルマは1990年のF1マシン「フェラーリ・641」だ
先日「イギリスGP」が開催されたばかりのシルバーストン・サーキット。筆者はストレートでもハンドルを安定させることに精一杯
全18のコーナーがあるシルバーストン。早々に筆者の筋肉が悲鳴を上げ、ダイレクトドライブのパワーを思い知った
こちらはFanatec「Podium DD1」。最大トルクは今回使用した「T818」の倍となる20N-mで、恐らく筆者の腕では回し切れない

 いつもはコントローラー操作でレースゲームをプレイしている筆者だが、やはりハンコンでの操作は格別。加えてダイレクトドライブによる圧倒的パワーで、実車に近い“運転する楽しさ”を味わうことができる。加えて、縁石を通った際の“ガタガタガタッ”という振動、カウンターステアが決まった時の爽快感もあり非常に楽しい。

 「SF1000 Simulator」にはペダルが付属しないため、今回はハンドルのアナログ式パドルシフターにアクセル&ブレーキ操作を割り当てた。最初は違和感があるのだが、ステアリングはハンドル操作でやりつつ、アクセル&ブレーキをトリガーボタンのように操作できるため、普段コントローラー操作でレースゲームをプレイしている方はすぐに慣れるだろう。もちろん、よりリアルなドライブ体験を求める方は、別売りで「T-LCM PEDALS」や「T3PM」といったペダルが用意されているのでお試しいただきたい。

 ギヤドライブのロジクール「G923」と比較すると、ギヤがないことによる動作音の静かさ、ハンドリングの滑らかさ、そして圧倒的パワーが「T818」にある。もちろん「G923」はペダル込みで5万円台と安価な一方、この「SF1000 Simulator」はペダルなしで約20万円と圧倒的に高価なのだが、今回の体験からすると20万円という価格も“アリ”だ。

 トルクやFFB、RGBライティングなどは、公式サイトよりダウンロードできる「Thrustmaster T818 Control Panel」でカスタマイズできる。ダイレクトドライブのパワーやハンドルの形状に慣れてないうちはFFBを少し弱めにして、くれぐれもケガのないようにしておこう。

縁石を通った時のガタガタッという振動が伝わってくる!
鈴鹿サーキットのS字、逆バンクでは“車を操っている楽しさ”を味わえる
ロジクール「G923」と比較すると、「T818」は動作音の静かさ、ハンドリングの滑らかさが段違い
今回はハンドル下部にあるアナログ式パドルシフターにアクセル&ブレーキを割り当てたが……
一方の「G923」はペダル付で5万円台というのが大きなメリットだ
「T818」でペダルを使用する場合は別売りの「T-LCM PEDALS(30,800円)」を購入する必要がある
公式サイトよりダウンロードできる「Thrustmaster T818 Control Panel」でFFBを調整可能
FFBはゲーム内での調整も可能だ

 ハンドルのボタンはゲーム内にて割り当て可能。「Forza Motorsport」ならではのリワインドのほか、ポーズ画面や視点変更、ピットインのアシストなど好きなボタンに割り当てることができるので、カスタマイズ性は抜群だ。

 ハンドル搭載のディスプレイには、車両やレースに関する情報が並べられている。スピードやギア、ラップタイムのみならず、タイヤの摩耗具合も表示されるので、手元を見るだけでレースに必要な情報を瞬時に集められる。ダイヤルを回して表示形式も切り替えられるので、好みの表示形式を探してみよう。

 なお、ハンドル「Formula Wheel Add-On Ferrari SF1000 Edition」にはWi-Fiが搭載されており、F1公式ゲーム「F1 24」などのゲームでUDPテレメトリーに対応している。残念ながら今回試すことはできなかったのだが、「F1」シリーズのレーサーの方々には注目の機能だ。

スイッチを入れて電源ON
ダイヤルを回して表示形式を変更できる
様々なタイプが用意されているので好みの画面でドライブしよう
めちゃめちゃカッコイイ
「Formula Wheel Add-On Ferrari SF1000 Edition」はWi-Fi搭載。「F1 24」といったゲームでUDPテレメトリーに対応している
ボタンはゲーム内にて割り当て可能
「Thrustmaster T818 Control Panel」でボタンの位置を確認しつつ、理想のボタン配置を作り上げよう

新しいクイックリリースシステムで素早く交換! 好きなハンドルへカスタマイズしてみよう

 先ほども少し紹介したが、「T818」はハンドルの着脱に新しい“クイックリリースシステム”を採用した。これまでの「T-GT」や「T300RS」もハンドルを交換できたが、ねじ込み式だったため素早い着脱はできなかった。だが、新しいクイックリリースシステムは、金属製のロックを外すだけで素早く着脱でき、慣れると10秒ほどで別のハンドルへ変えられる。

 他社製のダイレクトドライブ採用機も軒並みハンドルが交換可能となっていて、一般的な円形ハンドルからレースカー仕様のハンドルまで様々用意されている。そこでThrustmasterも「Ferrari 488 GT3 Wheel Add-On」や「EVO Racing 32R LEATHER」といった「T818」対応のハンドルをラインナップしている。

 付属のものは「SF1000」デザインの異形ハンドルのため、なかなか握り心地に慣れなかったり、ゲーム内でのハンドルの見た目を合わなかったりして違和感もあるだろう。そこで別のハンドルに交換することで、自分の手にフィットするハンドルを選んだり、まるで別の車に乗ったかのような感覚でドライブできる。自分のクルマをカスタマイズするような感覚で、ハンドル交換も楽しんでみてほしい。

異形ハンドルは少し握りにくかったり、ゲーム内でのハンドルの見た目を合わないため、違和感を覚えることもあるだろう
Thrustmasterは「T818」対応のハンドルを用意。画像は「Ferrari 488 GT3 Wheel Add-On(価格:40,700円)」
「T818」に装着した様子。シンプルなデザインでカッコイイ
革巻き仕様の円形ハンドル「EVO Racing 32R LEATHER(価格:64,000円)」もラインナップ
直径32cmと大きいため、実車感覚で運転できる

F1ドライバーの気分になれる“ロマン”。「SF1000 Simulator」をぜひ体験してほしい!

 ここまでThrustmaster「T818 Ferrari SF1000 Simulator」のレビューをお届けしてきた。圧倒的パワーを誇るダイレクトドライブを採用した「T818」、F1ファン、レースゲーム好き垂涎のハンドル「Formula Wheel Add-On Ferrari SF1000 Edition」がセットになった本商品は、まるで自分がF1ドライバーになったかのような気持ちになるロマンあふれるハンコンだ。

 価格は約20万円と非常に高価だが、ギヤドライブやベルトドライブでは味わえない“実車に近いドライビング”が楽しめるほか、フェラーリの公式ライセンスを取得した「SF1000」のレプリカハンドルを使える唯一無二のハンコンのため、価値は大いにある。筆者も本製品でのドライビング体験の虜になってしまった。

 なお、ダイレクトドライブを採用したハンコンを探している方は「T818」を単品で購入して、ハンドルを別途調達するという手段もある。だが、物価も高騰している中でなかなか手の出しにくい価格ではあるが、ぜひ一度「T818 Ferrari SF1000 Simulator」でのドライビングを体験してみてほしい。