「Xbox Series X」プレビュー

Xbox Series X

まさに巨大なボックス。大きくデザインを変えた4代目Xbox

 今回プレビュープログラムで届いたのは最上位モデルXbox Series Xだ。ゲームコンソール史上最高スペックを誇り、その圧倒的なパワーで、初代XboxからXbox Series X|Sまで4世代、数千タイトルに恩恵をもたらす、とされる。

 とされる、と無責任な表現に留めているのは、上述の通り、まだ動かせるタイトルが少ない上に、それらの実現するためのキーデバイスであるHDMI 2.1世代のモニターが手元にないからだ。4K/120Hz、8K/60Hz表示は、すでにPCでは理論上可能だが、対応するモニターがないという理由から現実的なソリューションになっていない。PCですら実現できてないことを5万円のハードがさっさと実現しようとしているのだからワクワクする話だ。

【Xbox Series X】

 早速箱を開けてみよう。ケースデザインは、Xbox One Xと同じで、左上に製品名、下部にモデル、特徴が描かれている。ここからわかるのは、Xbox Series Xの正式名称は「Xbox」だということだ。「Series X」はあくまでバリエーションであって、Xbox One Xにおける「1TB」程度の意味、ということになる。右側には4K/120fps、Xbox Velocity Architectureを示すアイコン、そして1TB SSDが記載されている。

 ケースの開け方は従来とは大きく変化している。従来のいわゆるキャラメル箱ではなく、宝箱のように手前から真上に引き上げるスタイル。固定具のシールを剥がしガパりと開けると、包装シートと緩衝材に包まれたXbox Series Xが顔を覗かせる。その奥には内箱があり、HDMIケーブル、電源ケーブル、コントローラー、電池などが入っている。誠にシンプルな構成だ。

 Xbox Series Xは、本体デザインが従来のビデオデッキタイプの直方体から、はじめて四角柱に変化した。縦置き、横置きに関わらず、正面からの圧迫感はなかなかのもので、PCでいえば、明らかにスリムタイプよりデカく、ミニタワーほどのインパクトがある。

 本体背面に目を移すと、Xboxの伝統だったHDMI INと、光デジタル端子がなくなっている。さらに、Kinectを繋ぐような拡張端子もないため、Xbox史上最高にシンプルな背面になっている。上部に目を移すと、エアフロー用の大量の穴が見える。その奥にあるのは、12cmの巨大ファン。四角柱のデザインにこだわった理由はこれをすっぽり埋め込むためだったことがわかる。対するPS5も、奇しくも先日の解体動画で、同等サイズのファンを採用していることを発表。両社とも、冷却とエアフローに腐心していることをうかがわせる。

【本体チェック】
本体正面。4K UHD Blu-rayドライブとUSBポートがある
上部。穴の奥に12cmファンが内蔵されている。下から給気してここから排気する
右側面。四隅に突起があり、そのまま横置きも可能
背面。端子類は下部にまとまっている
底部。Xbox伝統の「Hello from Seattle」のメッセージはここに隠されている

 ちなみに、マシンを利用中はこの上部排気口からかなりの熱のこもったエアが絶えず排気される。このため、あまりないと思うが、上部に何かものを置いて使ったり、正面から見た圧迫感を減らすために、上部を手前に倒して使うのは難しい(逆に底面なら可能だが、台座そのものなので見栄えがよくない)。

【Xbox One Xとの比較】
今回比較対象としたXbox One Xとの比較