【特別企画】

Xbox Series X|S開封レポート

“史上最小の次世代機”Xbox Series Sも編集部に到着! 驚きのコンパクトさにたちまち魅了される

11月10日発売予定

価格:
49,980円(税別、Xbox Series X)
29,980円(税別、Xbox Series S)

 Xbox Series Xに続いてプレイステーション 5も実機がメディアに到着し、次々に情報が解禁され、いよいよ“ゲームの次の世代”まで待ったなしの状況となってきた。

 本日は、Xboxファン待望の新型ゲームコンソールであるXbox SeriesおよびXbox Series Sの開封レポートがついに解禁になったので、開封レポートをお届けしたい。

 なお、GAME Watchでは、開封レポートに先駆けてXbox Series Xのプレビュー記事を掲載している。Xbox Series Xの中身に関する情報についてはそちらを参照いただきたい。

 今回はまだ解禁前なので詳報はお届けできないが、ゲームファンの中には3万円で“次世代”にジャンプインできる夢のコンソールであるXbox Series Sについて気になっている方も多いと思う。こちらのプレビュー記事も追ってお届けするのでお楽しみに。

【Xbox Series Sプレビューもまもなくお届け!】

次世代機らしからぬ省スペース性と軽さを実現したXbox Series S

 Xbox Series Xについてはプレビューでそれなりの情報をお伝えしたので、姉妹機Xbox Series Sについて知りたいというゲームファンも多いだろう。本開封レポートでは、Xbox Series S多めで紹介しておきたい。

【Xbox Series XとXbox Series S】
立てると同じサイズの箱に見えるが……

 Xbox Series Xとプレイステーション 5を目の前にし、実際に手に持ってみると、その巨大さと重さに圧倒され、次世代機が備える圧倒的なパワーと、そのパワーを最大限に活かすための冷却装置の大掛かりさに驚かされる。今世代機でもっとも重いXbox One Xですら3.8kgだったのに、Xbox Series Xは4.45kg、PS5は4.5kgとガッツリ重くなっている。

 だが、その“次世代機の法則”から完全に外れた存在が、Xbox Series Sだ。重量はわずか1.93kg。Xbox Series Xの半分以下で、史上最軽量のXboxであるXbox One S(2.9kg)よりもさらに1kgほど軽い。

 筆者は今回、Xbox Series XもPS5も手に持ってそれなりの距離を移動するという経験をしているため、すでにその重さが体に染みついているが、Xbox Series Sは、重量で言えばPS4 Slim(2.01kg)ほど、サイズ的にはもっと小さいため、強いて比較すればWii(1.2kg)ぐらいの存在感だ。Xbox Series Sは、今回の次世代機戦争における明らかな特異点だ。

 筆者が、次世代機に関して懸念しているのは、その巨大さから来るビジュアル的な攻撃力の高さだ。Xbox Series X、PS5、いずれも負けず劣らずめちゃめちゃに攻撃力が高いため、リビングでの居場所に困るのではないかということだ。ゲームファンはこの問題について今のうちからしっかり検討しておく必要がある。

 この点、Xbox Series Sは、今ゲームコンソールを置いている場所にならそのまま入るし、さらに省スペースになる。Ultra HD Blu-rayドライブこそ非搭載だが、AmazonプライムやNetflixといったオンデマンドサービスにはおおむね対応しているため、“最大8Kまでのオンデマンドサービスに対応した次世代ゲームコンソール”として他にはないユニークな位置づけの1台になりそうだ。現在まさに検証の真っ最中で、Xbox Series Sについて皆さんにお伝えしたいことが色々あるのだが、今回はここまで。今日の所は撮りおろしの写真をお楽しみいただきたい。

【外箱比較】
実は外箱の時点からサイズが全然違う
Xboxなので当然両方JUMP IN仕様

【開封する】
開け方は同じ。ただし、緩衝材の材質が異なり、Xbox Series Xはスポンジ製でやや豪華。Xbox Series Sは硬質紙で必要最小限の梱包といった印象だ
同梱物を取り出してみたところ。基本は同じ構成
包装紙から中身を出して見た。Xbox Series Sが衝撃的に小さい
同梱物の唯一の違いがHDMIケーブル。Xbox Series XはHDMI 2.1 Readyのウルトラハイスピードケーブルが同梱されているのに対し、Xbox Series Sは現行モデルと同じハイスピードケーブル。4Kまではこのケーブルで対応出来るが、将来8K環境で使う場合、ケーブルを買い換える必要がある

【Xbox Series X|S比較】
横に並べるととにかくXbox Series Sのコンパクトさが際立つ。背面の端子はまったく同じ
ファンが印象的な左側面。右側面は、Xbox Series Xと同様に横置き用の滑り止めが四隅に配置されている
滑り止めの部材はかなり異なる。Xbox Series Xはしっかりしているが、Xbox Series Sは簡易的なもの
両モデルとも縦置き、横置き、両方に対応。PS5のように着脱式の台座も不要になっているため、気軽に置き場所や置き方を変えられる
本体カラーと同じコントローラーが同梱されている
13cm弱の大型ファンは実は共通で、強力な排気能力はXbox Series Sも共通。ただし、吸気については物理的なサイズの差からかなり差がありそうだ

【Xbox Series XとXbox One X比較】
現行機であるXbox One Xとの比較。設計思想がまったく異なることがわかる

【Xbox Series SとXbox One S比較】
こちらはXbox One Sとの比較。隣に並べるまで気づかなかったが、この2モデルは完全なる連続性がある。実際はこの2モデルの間にXbox One Sデジタルエディションが存在しており、徐々に進化していることがわかる