2018年3月6日 07:00
安心してオンラインゲームをプレイできるゲーミングPCが登場
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」から、オンラインゲームプレイに最適なゲーミングPCが登場した。ゲームによっては意外と重いものがあったり、マシン性能如何によっては、射撃の微妙なタイミングがずれてしまったりして、気持ちよくプレイできないこともある。しかし今回紹介するのは、あのプロゲーマーチーム「DetonatioN Gaming」が認め、推奨したモデルなのだ。これならば安心してプレイできるに違いない。マシンのスペックは以下の通りとなっている。
【スペック】
製品名 | NEXTGEAR-MICRO im570GA8-SMM |
---|---|
CPU | Core i7-7700 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
チップセット | Intel H110 |
メモリ | 16GB DDR4-2400 |
ストレージ | 240GB SSD+2TB HDD |
光学ドライブ | オプション |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
価格 | 164,800円(税別) |
ではまず、PCの外観から見ていこう。筐体はいわゆるミドルタワークラス。500Wの電源が搭載されており、試用したマシンには用意されていないが、光学ドライブを追加しても十分に対応できるだろう。
前面パネルには電源スイッチのほか、ヘッドホンフォン端子、マイク端子、USB2.0ポートが2基、USB3.0ポートが1基配置されている。また前面には14cmのファンが取り付けられており、しっかりと吸気するようになっている。このほかにも上部に14cmの排気用ファンがあるだけでなく、左側面パネルがメッシュ構造になっているので、内部に熱がたまることはないだろう。
次に背面を見ていこう。そこにはマウスとキーボード用のPS2端子、USB2.0ポートが2基、USB3.0ポートが2基、有線LANのためのRJ-45端子、ヘッドフォン端子、LINE OUT端子、マイク端子がある。その右側には8cmの排気用ファンが取り付けられている。
その下にあるGeForce GTX 1070には、Display Port端子が3つ、HDMI端子が1つ、DVI端子が1つ用意されている。
では内部を見ていこう。左側面のパネルを取り外すと内部にアクセスできる。メモリはサムスン製の8GB×2。ビデオカードはMSI製のものが取り付けられていた。
右側のストレージ取り付け部は上部と下部に用意されており、2.5インチのSSDが上部に、3.5インチのHDDが下部に取り付けられている。光学ドライブは1番上のベイに、3.5インチのHDDなどを追加して取り付けたい場合は下部の空きベイに追加できるようになっている。これらはBTOに対応しているので、ユーザーの好みによって追加・変更していけば良いだろう。
また、購入してからストレージが足りなくなったり、光学ドライブが欲しくなった場合でも拡張性が担保されているので、自分で取り付けてもよいだろう。
十分満足できるベンチマークテスト結果
次にこのマシンのベンチマークテスト結果について述べていこう。今回のテストだが、ゲーム関連の定番ベンチマークテストである「3DMark」のほか、「CINEBENCH」について行なっている。比較したのはこのPCと同じCore i7-7700を搭載し、ビデオカードがGeForce GTX 1060となっているマシンだ。ただし搭載メモリは8GBとなっている。
3DMarkのテスト結果を見てみると、CPUは同じのため物理シミュレーションの値はそれほど変わらないが、やはりビデオカードの性能差は歴然。4K対応の「Fire Strike Ultra」で特にその差がはっきりと出ており、GeForce GTX 1060と比べて倍近くの差がある。比較したマシンでも普通のゲームソフトであれば十分対応できるスペックだが、これだけの余裕があると安心感が違うだろう。
人気のオンラインゲーム「PUBG」でテストプレイしてみた
とここまでデータなどを中心にPCを見てきたわけだが、人気のオンラインゲーム「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(PUBG)で試してみることにした。高い負荷をかけるために、グラフィックスの設定は「ウルトラ」にして検証した。
まず目を見張るのがロビーだ。ちょこちょこと動き回っている遠くのキャラクターまではっきりと判別できる。これならば敵を素早く見つけることができそうだ。加えてマッチがスタートして、飛行機から飛び降りたあとのこと。ほかのキャラクターも一斉に降りることになるわけだが、敵が降りているパラシュートが見えるため、どこに降りそうなのかその位置もわかりやすく、「あ、ここに落ちたら狙い撃ちにされる」と、あらかじめ予想を立てて降りることができる。
市街地に入ってからも、遠くまでの見通しがとてもよい印象。先ほどのロビーと一緒で、遠くで動いている敵キャラクターもはっきりとわかるので、追いかけていって倒すこともできるだろう。また動く車やバイクといった乗り物の状態も、そのきれいさで感覚的にわかるので、一足先に向かって使うこともできる。
よく言われるのが扉を開けたりするときや、敵を判別したあとにエイムするとき、スペックの低いマシンだとラグが生じてやられてしまう、ということがあるが、今回テストした「NEXTGEAR-MICRO im570GA8-SMM」ではそのあたりはまったく感じなかった。武器の切り替えもスムーズで、取り回ししやすい。本格的に「PUBG」をプレイしたいのなら、この程度のスペックは必要だと感じた。
G-Tuneで「ドン勝」を目指せ!
ここまで見てきたように、今回の「NEXTGEAR-MICRO im570GA8-SMM」は、しっかりとしたスペックで十分に活用できるマシンであると思う。「PUBG」をプレイするたびに、筆者はFPS/TPS系は下手くそだなと痛感しているところだが、このマシンであればそのハンデを乗り越えて活躍できる……ような気がする。さてこれから、このマシンで夜な夜な「PUBG」にふけって、自分の腕を磨くことにしようか。
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※この内容は2018年3月の時点のものです。