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褐色・猫耳・フードの属性モリモリ美少女が戦うローグライクアクション「夢幻桜楼閣」試遊レポート【TIGS2025】
「原神」から影響を受けたアニメ調3Dモデルを採用
2025年3月8日 18:02
- 【TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025】
- 開催期間:3月8日~3月9日
- 会場:武蔵野公会堂、吉祥寺東急REIホテル
3月8日、9日の2日間にわたって開催されているイベント「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2025(TIGS2025)」にて、同人ゲームサークル・電猫遊戯が開発する「夢幻桜楼閣(むげんおうろうかく)」が出展されている。
本作はダンジョンを進みながらキャラクターを強化していく、PC用のローグライト3Dアクションだ。2025年度の発売を目指し鋭意開発が進められている。今回「TIGS2025」では、体験版用に用意されたビルドを試遊させていただいたので、早速試遊レポートとしてお送りしていきたい。
手触りの良いアクションとリスクと相談しながら進行していく美少女ローグライク
本作でプレーヤーが操作するのは、双剣を巧みに使いこなす、褐色猫耳フード娘の「レトラ」だ。プレーヤーは彼女を操作して、ダンジョンの最奥で待ち受けるボスの撃破を目指すことになる。ゲームは主にローグライク要素のダンジョンパートと、戦闘を行なうバトルパートで構成されている。
攻撃、アーツ、回避といった基本アクションを軸にして、ステージに登場する敵を倒していくのが基本的な流れとなっている。中でも攻撃は「通常攻撃」、「強攻撃」の2種類に分けられていて、通常攻撃のコンボ中に強攻撃を差し込んでいくような、比較的わかり易い操作性が採用されている。
戦闘中に敵を攻撃し続けていくとAPが蓄積していく。これを消費することで、全4種類のアーツ攻撃が発動可能となる。コンボ中、アーツに繋ぐといったこともでき、アーツの出し方だけを覚えてしまえば、始めたばかりのプレーヤーでもかなりキビキビとアクションを繋げて戦える。今回の体験版ではスライムのような敵が複数出現するが、アーツによって数体を巻き込むような立ち回りが気持ちいい。レトラも双剣を使ってダイナミックに動き回るので、開発中の段階であるにも関わらず、見ていて爽快に感じられた。
ステージをクリアすれば“ローグライクらしい”パワーアップ要素の選択が登場。ステージを進める中でパワーアップを重ね、ダンジョン攻略を進めていくわけだ。今回の体験版には実装されていないが、新しく手に入れたアーツと入れ替えることができるようにもなるとのこと。
ゲーム中はダンジョンを進む度に「夢幻深度」と呼ばれる数字がストックされていく。これが一定の値まで蓄積すると「深度効果」と呼ばれるデバフが付与されてしまうので、ダンジョンを進む上では夢幻深度を管理しながらイベントを進めていく必要がある。腕に自信があるプレーヤーならば、多少のリスクを負ってイベントを発生させるというのもアリなのだろう。なお、試遊版では一部のイベントが省略されている。
ボスバトルになると前座として出現する敵数もそれなりにいるため、「オーバーアーツ」と呼ばれたカットイン付きの大技を繰り出すことができた。この技も敵の数が多ければ攻撃ヒット数が必然的に上がることから、アクションバトルの中でもハイライトになりそうな要素だ。
こだわりを感じる3Dモデルのリファレンス先は「原神」
電猫遊戯の代表・ほーせんか氏によれば、HoYoverse作品からの影響を色濃く受けているのだという。中でも本作の魅力のひとつである、アニメ調の3Dモデリングは「原神」をリファレンスしていると明かしてくれた。直近では「ゼンレスゾーンゼロ」のバトルやアニメーションにも夢中になっているそうで、ゲーム開発を進める中でも刺激になっているとのことだ。
今までピクリとも動いていなかった猫耳が動かせるようになったぜ!!(ΦωΦ)#夢幻桜楼閣pic.twitter.com/NkyiBX0O7f
— ほーせんか@電猫遊戯 【3月8,9日 TIGS出展】 (@denneko_yugi)February 26, 2025