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【gamescom2023】リアルイベントがますます大規模化。ケルンがゲーム一色に染まる日
任天堂からNetflixまで、企業が作るここでしか得られない体験
2023年9月1日 12:36
- 8月23日~27日(現地時間)
- 会場:ドイツ・ケルンメッセ
ドイツのケルンメッセで開催されていたヨーロッパ最大のゲームショーgamescom2023が幕を閉じた。ゲームショー自体は8月23日から27日の5日間だが、8月20日から8月22日までは開発者を対象としたデベロッパーカンファレンスが開発されるため、1週間以上に及ぶイベントだ。さらにイベント開催中には、ケルン市内の2会場ではコンサートや露天で盛り上がる「gamescom city festival 2023」も催され、市を挙げてのお祭り的な位置づけになっている。
今年は過去最大の63カ国から1227社が出展した。そのうち76%は海外からの出展。金曜、土曜、日曜の入場チケットは完売し、100カ国以上から32万人が来場した。このレポートでは3年ぶりに訪れたgamescomの様子を、気づいた変化などに注目しつつお伝えしたい。
中国ゲームメーカーの進出が印象的
gamescomは例年ビデオゲームだけではなく、サバイバルゲームのような体を使うものやカードゲームなど様々なゲームが一堂に会する。とはいえやはりメインとなるエンターテイメントエリアには任天堂やマイクロソフトなどが巨大なブースを出展して、多くの人たちがそこに行列を作るのは、TGSと同じおなじみの光景だ。
任天堂は「ピクミン4」や「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」などすでに発売済みのタイトルや、発売直前の「サンバDEアミーゴ:パーティーセントラル」の試遊コーナーに加え、マリオの歴史を紹介するパネルや記念撮影ができる土管、虫とり網や釣り竿も用意してある「あつまれ どうぶつの森」の記念撮影コーナーなど遊び要素がいっぱいのブースを作っていた。
今年自社タイトルのブースを構えていたのは、上記の3社に加えて日本からはCygamesが自社ブースを出展、バンダイナムコエンターテインメントは「アーマード・コア6」、「鉄拳8」、「LITTLE NIGHTMARES-リトルナイトメア-」などを、セガはセガヨーロッパがや「ソニックスーパースターズ」や「Total War: PHARAOH」など数タイトルを出展していた。プレイステーションのブースはなかったが、ソニーのゲーミングギアINZONEが単独で小さめのブースを出展していた。
アメリカ勢はマイクロソフトが過去最大のスペースでブースを展開、「Starfield」の特設シアターや、インディーコーナーなど試遊だけではない多彩なコンテンツを用意していた。Ubisoftは「ザ・クルー:モーターフェス」のブースに6600万円のランボルギーニ・レヴエルトを実写展示。ちょうど筆者が通りかかった時には、CEOのYves Guillemot氏が車の前で何かの収録をしているところだった。
今年、ゲーム開発会社の中で多く感じられたのは中国からの出展だ。巨大ブースに多くのタイトルを展示していたLevel Infinite、ステージやキャラグッズショップを併設した巨大なブースを出展したHoYoverseや、「黒神話:悟空」を初出展した中国深センのゲームスタジオGame Scienceをはじめ、中国広州のゲーム会社Goat Games、中国杭州のゲーム会社NetEase Gamesなど中国からの出展企業が目立っていた。
トヨタからドイツのスーパーまでゲーム企業以外の多彩な顔触れ
ほかにも今年の出展の傾向が2つある。1つはデバイスやパーツのメーカーが多くブースを出していたことだ。ZotacやギガバイトのAORUS、音響メーカーJBL、ドイツのケース販売メーカーなどがブースを出展していた。Western DigitalはゲーミングストレージのWD_BLACKシリーズを、サムスンはXbox Cloud Gaming対応の大型OELDテレビや、ウルトラワイドモニターなどを大きなブースで展示していた。
もう1つ、ゲーム以外の企業も多く参加していた。Netflixは「ストレンジャー・シングス 未知の世界」、「イカゲーム」、「ウェンズデー」、「ウィッチャー」のセットを模したブースを出展。「イカゲーム」のブースには、例の人形が登場し、その下で赤い仮面の男たちが型抜きゲーム風のクッキーや、数字が書かれたTシャツを配っていた。
ほかにもケルンに本社を置くスーパーマーケットREWEや、ドイツテレコムなどがブースを出展。変わり種としては、トヨタがスポンサードしてドイツ各所で開催している「Toyota Aygo X Parcours Tour」のgamescom大会もブースの中で開催されていた。ヨーロッパ限定のトヨタ車、アイゴX(クロス)が展示された会場で、子供から大人まで、つり革やロープにぶら下がって必死にゴールを目指していた。
また、あちらこちらのブースに実況用のスペースが用意されており、そこで招待された実況者が配信を行なっているのはもちろん、まさに来場者全員がカメラマンという雰囲気で、そこかしこで自撮り棒やジンバルを構えてなにかを収録しているひとに出くわすのも、最近の傾向といえるだろう。
企業ブースには、企業とともにブラジルやチリ、チェコなど多くの国ブースが並ぶ
gamescomのビジネスブースには毎回たくさんの国単位でのブースが並ぶ。年々規模も数も増えており、今年もヨーロッパ勢はもちろん、ブラジルやインドネシアなど意外な名前も見かけた。これらのブースは、単独ではブースを出せない小規模なスタジオや、ペイメントや開発の下請けなど様々なサービスを売り込むために、小さな商談ブースをいくつも作って自国の産業を支援している。昨年は日本ブースでもインディーゲームを集めた展示が行なわれていたが、今年は出展されていなかった。
マーチャントブースには、ブースがないコナミやBlizzardがショップだけを出展していた。またなぜかMINIが展示ブースを出展していた。毎年大賑わいのコスプレブースでは、「Alan Wake 2」や「BLUE PROTOCOL」のコスプレ撮影ブースが作られていた。
リアルトラックで体験できるドライブシミュレーターが楽しそう
今年、筆者が注目したいのは、EVA - Esports Virtual Arenasというフランス発の体験型のVRシューティングだ。全員がVRヘッドセットをかぶって四角い空間の中で撃ち合う。床にマーカーが描かれただけの500平方メートルの何もないフィールドは、モニター越しに見るとたくさんの障害物が設置された近未来の戦場であり、銃を構えた人たちがおっかなびっくり及び腰で歩ている人たちは、SF的なスーツとマスクをつけた兵士となる。選手たちは障害物をよけながら戦っているが、現実では全員の位置取りが一目瞭然なので、そのギャップが面白くもあり、またわかりやすくもある。2019年からサービスを開始しており、現在5年目を迎える遊びだ。
もう1つ、ぜひ遊んでみたいと思ったのが、「ファーミングシミュレーター」でおなじみのご当地ドイツの老舗ゲーム会社GIANTS Softwareのブースで見かけた体感ゲーム化したシミュレーターたちだ。GIANTS Softwareは、「Farming Simulator League」など、どこまでも重機にこだわるメーカーだが、今回のブースにはトラックの運転席に乗って、本物のハンドルとフットペダルで運転するトラックシミュレーターと、床が動く体感シートに乗ってがれきの上を走る重機を体験できるというものだった。そういえばドイツのヨドバシである、MediaMarktには「ファーミングシミュレーター専用コントローラー」が当たり前のように複数台売られており、ドイツでのシミュレーターゲームの根強い人気を感じた。
今年はインディーゲームゾーンも過去最大のスペースだった。こちらは時間の都合であまり回ることができなかったのだが、同じフロアにあるレトロゲームエリアには、レトロなアーケード筐体の「沙羅曼蛇」や「スペースインベーダー」、「ドンキーコング」などがプレイアブルに展示されており、懐かしさにしびれた。ほかにも日本のゲーム黄金期を飾ったレトロゲームたちを、そのゲームが現役だった時代には生まれていなかっただろう年齢の子供たちが夢中になって遊んでいる様子には、胸を打たれる思いがした。
ここでしかできない体験はやはり代えがたい楽しさ
3ぶりに訪れたケルンは、会場周辺にビルやホテルが増えてすっかり様替わりしていたり、日本でも解禁された電動キックボードがあちこちを走り回っていたり、ドイツ初のライドシェアサービスでどこでも便利に移動できるようになっていたりと、歴史ある街並みはそのままに、最新の文化がしっかりと根付いていた。
gamescomもオンライン配信のボリュームが年々大きくなってきた。しかし同じくらい会場も大きくなり、全体の規模がどんどん大きくなってきている。それぞれのブースが単に試遊をするだけではない趣向を凝らして、この場に来なければ味わうことができない体験を提供していた。
すでに言い尽くされたことではあるが、オンラインで世界中が同時に情報を手に入れることができるようになった今、リアルの会場に求められているのは、単に見るというだけではない、触ったり、演じたり、食べたり、動いたりといった体験であり、それを同じ場所で共有することだという感触を、改めて強く感じることができた。コロナの最中、もはや見本市の時代は終わったといわれることもあったが、gamescomの人気は一層高まりそうだ。












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