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【ネタバレ注意!】「ファンフェス in ラスベガス」で新バトルチャレンジ「アスラ討滅戦」を先行プレイしてきた
2023年7月30日 11:23
- 【ファンフェスティバル 2023 in ラスベガス】
- 7月28日、29日(現地時間)
- ラスベガス・コンベンション・センター
ラスベガスで現地時間の7月28日、29日に開催された「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2023 in ラスベガス」では、バトルチャレンジコンテンツとして「アスラ討滅戦」を先行プレイすることができた。筆者もさっそく試してきたので、バトルフィールドやどんな敵なのかを解説したい。なお、戦闘ギミックのネタバレもあるので、注意して欲しい。
サベネア風のエスニックなバトルフィールド
「アスラ討滅戦」は、「第77回プロデューサーレターLive」で、ファンフェス用のバトルコンテンツとして発表された。3つの顔と6本の腕を持ち、その6本の腕全てに剣を握っている。3つの顔のうち正面は美しい女性、その後ろに左右に憤怒と笑いを浮かべた顔が付いている。
デザインのベースになっていると思われるのは、「FF4」に登場する幻獣アスラの天野喜孝氏によるデザイン画だ。天野氏のイラストと同様に、「FFXIV」のアスラも金色に輝く服をたなびかせている。
バトルフィールドは、1カ所に階段が付いており、どこかにある塔の屋上といった印象を受ける。遠くにはサベネア風の建築物も見えるので、サベネアのどこかにある場所である可能性が高い。
発表されたスクリーンショットにもあった、ターコイズとゴールドの飾りが空間を取り巻いており、ただの場所ではなさそうだ。
「7.0」で戦う幻獣ヴァリガルマンダとの関係が気になる
参加するには予約が必要だった。事前に公式アプリで1時間ごとに区切られたスケジュールの中から希望の1つを選んで予約を取り、アプリで発行できるQRコードを持参して、指定された時間に行列に並ぶ。ものすごい数の試遊台が用意されているため、それほど待つことなく、スタッフが一緒に待っていた周囲の人たちとのパーティを作ってくれる。
あとはそのパーティ内で相談して、それぞれのロールを決定する。8人コンテンツなので、基本的にはタンク2、ヒーラー2、DPS4だが、タンク8でクリアしているパーティもあった。
キャラクターはあらかじめ用意されているものを使用する。レベルは90、装備は「万魔殿パンデモニウム:天獄編」のノーマル装備で、武器は「極ゴルベーザ」から入手できる「ヴォイドキャスト」シリーズ。マテリアはまったく付いていないという状況だった。
パーティの構成は、メインタンクが戦士、サブタンクがナイト、ヒーラーが白魔導士と賢者。DPSが赤魔導士、機工士、リーパー、召喚士の遠距離パーティだった。
このキャラの強さから考えると、アスラはパッチ6.5のどこかで追加されるはずだ。ファンフェスの基調講演で「幻獣ヴァリガルマンダ」が発表されたが、アスラも同じ「FF4」の幻獣であることは気になる。いくらファンフェスのお祭りとはいえ、ストーリーにかかわる重要なボスが事前に遊べるとは思えないが、何らかの関係があるのだろうか?
巨大な分身との連携攻撃、6本の腕を使った連続攻撃が鬼門
戦闘が始まると、縞模様の円形攻撃や分身しての範囲攻撃などさっそく多彩な攻撃を仕掛けてくる。メインギミックは途中、門を通るように分身を切り離してからだ。分身はそのままバトルフィールドの外で巨大化する。アスラが何か攻撃を使うと、アスラと分身が光る線でつながれ、一呼吸置いた後分身がアスラの技を巨大化した状態で使う。
例えばアスラが足元円形範囲の攻撃をすると、分身も自分の足元から何倍も大きな、おそらく円形の範囲攻撃をする。おそらく、と書いたのはバトルフィールド上には攻撃範囲の一部しか表示されないため、あたかもフィールドの半分を覆いつくす扇形の範囲に見えるからだ。
分身はワープで四方に居場所を変える。攻撃範囲は非常に広いので、範囲が表示されてから安置を目指しても間に合わずに被弾してしまうことが多い。位置と攻撃方法を見極めて、発動するまでに安置に移動するというのが、ファンフェス会場では安定のよけ方だった。
ほかにも赤い顔と青い顔が画面に一瞬表示され、対応する床範囲が爆発するギミックや、回転しながら連続で使ってくる直線範囲攻撃などもあるが、もっとも事故率が高かったのは6本の腕で1回ずつフィールド半分を薙ぎ払う連続攻撃だ。「ハルオーネ」なども似たような攻撃を使ってくるが、何しろ6回もあるのでとても覚えられない。おそらく攻略法はあるのだろうが、会場ではここが最も危ない場所で、大きな悲鳴を上げている人もいた。
普通に楽しい討滅戦。早くゲーム内でも遊びたい
とはいえ、ノーマル難易度なので立て直して戦闘を継続すれば、慣れていないイベントキャラでも一発クリアすることができた。これまでファンフェスで戦ってきた「闘神オーディン」や「プロトアルテマ討滅戦」、「スペシャルバトル ヨウジンボウ」などは、それぞれに楽しくはあるがイベントでの見栄えを優先したギミックで単純さもあった。しかし今回の「アスラ討滅戦」は、普通にゲーム内に出てきそうな、普通の討滅戦を楽しむことができた。
今回は騒がしいイベント会場でのプレイだったので、BGMはほとんど聞こえず、英語のセリフを読む暇もなくという感じで、本当に戦闘部分だけの体験だった。今後ゲーム内に実装されて、自キャラで、BGMも含めた完璧な環境で戦うのが楽しみだ。
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