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「FFXIV: 黄金のレガシー」ラスベガスファンフェス発表内容まとめ

新大陸トラルの首都トライヨラ、ヤクテル樹海、オルコ・パチャ、どの地域も異国情緒たっぷり

【ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー】

2024年夏発売予定

 スクウェア・エニックスは、2024年夏に、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/PC用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の7度目となる拡張パッケージ「黄金のレガシー(英語名:Dawntrail)」を発売する。価格は未定。

 「ファンフェスティバル in ラスベガス」では新拡張パッケージ「黄金のレガシー」をはじめ、「FFXIV」のXbox Series X|Sへの対応や、「Fall Guys」との相互コラボなどが発表された。この記事では新たに届いた素材とともに、発表内容をまとめて紹介したい。

【「FFXIV: 黄金のレガシー」ティザートレーラー】

 星と宇宙を救った光の戦士は、南国の楽園へバカンスに出かける。今回舞台となるのは、エオルゼアの西方に位置する新大陸「トラル」。序盤のあらすじは以下のようなものだ。

【あらすじ】

 光の戦士はトラルからある人物の来訪を受け、新たな王を決める「継承の儀」への助力を依頼される。継承の儀に関わるという「幻の黄金郷」に惹かれた光の戦士は、アルフィノ、アルゼ―、そしてエレンヴィルとともに海を渡る。
 しかし、そこで待ち受けていたのは、“暁”を二分しての苛烈な王位継承レースであった……。

【ティザートレーラースクリーンショット】

新たな冒険の舞台、新大陸「トラル」

 新大陸は、これまでのパッチでも青魔導士のジョブクエストなどでその存在が語られていた。しかし、今回ついに「トラル」という呼称と、大陸の風景が明らかになった。

【新大陸「トラル」】

拠点都市「トライヨラ」

 異国情緒のあるトライヨラは、オールドシャーレアンやクリスタリウムのように光の戦士たちの活動の拠点となる場所となる。

 トライヨラはトラル大陸のトライヨラ連合国の首都。ヨカ・トラルと呼ばれる地域の北端に接している。港町だが、街中にはうっそうと木々が生い茂り、これまでの街とは趣が違っている。現在はグルージャジャという双頭のマムージャが王として国を治めている。多様性のある街で様々な種族が生活しているらしい。

【拠点都市「トライヨラ」】

雪を頂く山々に囲まれた「オルコ・パチャ」

 冒険の舞台となるフィールドは2カ所が公開された。そのうちの1つ、「オルコ・パチャ」はヨカ・トラルにある山岳地帯。ヨカ・トラルで最も小柄な民であるペルペル族の集落と、最も大柄な民の集落が存在している。

 ペルペル族は常に特徴的な仮面を身に着けている部族。商売を得意としており、アルパカの背に乗り、茶やコーヒー、メスカルなど様々な飲み物を作っては、大陸中を売り歩いている。プレイヤーにもいろいろと売りつけてくるかもしれない。

 オルコ・パチャは、1000年以上前のトライヨラ成立以前には、ヨカ・トラルをまとめていた国の中心地だった。今はかつての栄華を思わせる遺跡が残るのみとなっている。

【オルコ・パチャ】

鬱蒼としたジャングルに囲まれた「ヤクテル樹海」

 トライ・ヨラから南東の山脈を気球で越えなければたどり着けない深い森で、ロスガル族の集落と、マムージャ族の集落がある。低地に広がる密林は、木々に刻まれて太陽光が届かないため、森の中は非常に薄暗い。

 陥没穴に地下水が溜まってできた、青く透き通る天然の井戸や泉
セノーテが多く存在している。

 霧の立ち込めるジャングルは上層と下層という雰囲気の違う2つのエリアに分かれている。下層は低レベル帯で訪れる場所だが、上昇はレベルの上がった後半に訪れることになるようだ。

【ヤクテル樹海】

新たな強敵「幻獣ヴァリガルマンダ」

 画像が公開されただけで、詳細は一切明らかにされていない討滅戦のボス。

【幻獣ヴァリガルマンダ】
【新インスタンスダンジョン】

【上記以外のコンテンツ概要】
・多数の新装備/新クラフト
・新たな生活系大規模コンテンツ
・新たなヴァリアントダンジョン
・新たなアライアンスレイド
・新たな8人レイド
・新たな絶シリーズレイド
・コンテンツサポーターアップデート
・PvPアップデート
・第一次グラフィックスアップデート
・コンテンツ継続アップデート(青魔導士/ヒルディブランドシリーズ/ディープダンジョン新企画/ゴールドソーサー)

ついにXbox Series X|Sが登場。パッチ6.5xよりオープンβテストを開催予定

 長らく希望の段階で止まっていたXbox Series X|S版「FFXIV」の発売が決定した。ファンフェスにはマイクロソフトのフィル・スペンサーがゲストとして登場し、スクウェア・エニックス新社長の桐生隆司氏と、吉田氏の3人で固い握手を交わした。

 発売されるのはダウンロード版のみ。高速ロードに対応しており、Series Xでは4Kでのプレイが可能。パッチ6.5x期間中にはオープンβテストが行われ、2024年春に正式リリースの予定。

フリートライアル開放で「紅蓮のリベレーター」が無料でプレイ可能に

 パッチ6.5公開のタイミングより、フリートライアルのプレイ範囲が拡大され、「新生エオルゼア」、「蒼天のイシュガルド」に続く拡張パッケージ「紅蓮のリベレーター」で実装されたコンテンツが、期間無制限で無料プレイ可能になる。レベル70までのすべてのコンテンツが無料になり、これまではできなかった「侍」や「赤魔導士」でのプレイも可能になる。

「新生エオルゼア」
「蒼天のイシュガルド」
「紅蓮のリベレーター」

「Fall Guys」との相互コラボが決定

 Mediatonicが運営しているパーティロイヤルゲーム「Fall Guys」と「FFXIV」の相互コラボレーションが決定した。「Fall Guys」側では8月22日から10月3日までの期間「FFXIVコラボレーションコンテンツ“名声利用パス「光の戦士たち」”が登場し、アルフィノ、アリゼー、白魔導士、竜騎士、チョコボやグーブゥ、ナマズオのスキンやエモートを入手することができる。「FFXIV」側ではパッチ6.5の中で、ゴールドソーサーの新コンテンツとして、「Fall Guys」のコースを再現したアスレチックが追加される。

【「Fall Guys」光の戦士たち発表トレーラー】