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湾岸戦争で焼けたゲームボーイ本体がNintendo New Yorkでの展示を終了

6月29日 ツイート

 ゲームの資料情報を発信するTwitterアカウント「VideoGameArt&Tidbits」は、アメリカの任天堂直営店「Nintendo New York」に置かれていた湾岸戦争で焼けたゲームボーイの展示が終了したことを伝えている。

 Nintendo New Yorkでは任天堂が手掛ける製品の販売や展示を行なっている。今回展示終了となったのは「GAME BOY DAMAGED IN GULF WAR」と題されたもの。これは1990年の湾岸戦争にて焼けたゲームボーイ本体で、画面やボタンは残っているものの、特に本体下部が黒く焼けており、戦争の激しさと、その状態でも動き続けるゲームボーイの堅牢さを物語るものとして長きにわたって展示されていた。

 VideoGameArt&Tidbitsによれば、展示の終了はNintendo New Yorkのスタッフに直接聞いた情報とのこと。任天堂公式の情報ではないものの、事実であることはほぼ間違いないようだ。またゲームボーイの行先についても聞いており、アメリカの任天堂本社に返却されたということがツイートで紹介されている。