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ディズニープラス、創立100年を振り返るディズニー作品ラインナップを公開

GWに楽しめる「The Wonder Movie CAFE」やイベントも開催

4月24日 公開

 ディズニーの公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」は、ゴールデンウィークにディズニープラスで見ることのできるクラシック作品や、アニメーション・スタジオを振り返る作品をピックアップし、公開した。

 さらに、ウォルト・ディズニー・カンパニーが10月16日に創立100周年を迎えることを記念した企画も開催している。

ディズニー作品を見て「ディズニー創立100周年」をお祝いしよう

ミッキー&ミニーのスクリーンデビュー作「蒸気船ウィリー」

ディズニープラスで配信中

 1928年11月18日に公開された「蒸気船ウィリー」は、サウンドトラック方式を利用した世界初のトーキー・アニメ。ミッキーマウスとミニーマウスのデビュー作であり、初公開日の11月18日はミッキーとミニーの誕生日となっている。

 また、作品のディレクターを務めたウォルト・ディズニー氏は登場人物の声を全て自身で演じた。

【蒸気船ウィリー】

 口笛を吹きながら上機嫌で船を操縦しているミッキーマウス。しかし船長のピートに断りなく勝手に操縦していたため、叱られてしまう。

 船員ミッキーはガールフレンドのミニーマウスを船に乗せ、動物を楽器代わりにして「オクラホマミキサー」を演奏するが、ピートに見つかってしまい、罰としてイモの皮むきをすることに。

 その様子を見ていたオウムに笑われ、腹の立ったミッキーはオウムにジャガイモを投げつけ、突き落として満足気にわらう。

 ミッキーマウスの原点でもあり、いたずらな笑みを浮かべる姿など、現在とは少し違うミッキーの表情も見どころのひとつ。キャラクターの動きがコミカルで、躍動感に満ちている。

ドナルドダック初出演作品「かしこいメンドリ」

ディズニープラスで配信中

 「かしこいメンドリ」は、1934年6月9日に公開されたディズニー制作の短編アニメーションシリーズ。ドナルドダックの初出演作品で、イギリスの童話「ちいさなあかいめんどり」を原作としている。

【かしこいメンドリ】

 トウモロコシの種まきを手伝ってもらおうと、めんどりは友達のピーター・ピッグとドナルドダックの家を訪ねるが、2人は腹痛を訴えてその頼みを断る。しかたなく自分と子供たちだけで種まきをしためんどりは、トウモロコシの収穫の段階でまた2人に助けを求める。しかし、またしても断られてしまいう。

 2人が仮病であることに気付いためんどりは、豊作のトウモロコシで子供たちと料理を作り、2人のもとへ。めんどりの姿を見て腹痛を訴える2人だったが、「トウモロコシを食べるのを手伝って」と頼まれると態度が急変。めんどりはお皿を差し出し、喜んで受け取った2人が中を見てみると、そこには腹痛薬が! 2人はお互いのお尻を蹴飛ばしあいながら自分たちの愚かな振る舞いを反省するのだった。

世界初の長編カラーアニメーション「白雪姫」

ディズニープラスで配信中

 1937年に公開された映画「白雪姫」は、世界初の長編アニメーション映画であり、ウォルト・ディズニー製作による長編映画第1作となる作品。

 ウォルト・ディズニーは本作の製作過程で、それまでのコミカルなディズニー・アニメーションとは違い、キャラクターをより本物らしく見せる写実的な画法を模索していたという。そこで、実際にモデルを雇い、動きを撮影して細かく分析することで、リアルなアニメーションを作り上げた。フランク・チャーチル氏作曲による「ハイ・ホー」、「いつか王子様が」といった物語を彩る名曲の数々も登場する。

【白雪姫】

 お城で暮らす美しい白雪姫は、意地悪な継母の女王にこき使われていた。ある日、女王は自分より白雪姫の方が美しいと魔法の鏡に言われて怒り狂い、手下の狩人に白雪姫を殺すよう命じる。哀れに思った狩人は白雪姫を逃し、森の奥へと迷い込んだ白雪姫は7人の小人が暮らす家にたどり着く。

 小人たちと一緒に楽しく過ごす白雪姫だったが、魔法で老婆に化けた女王に騙され、毒リンゴを口にして永遠の眠りについてしまう。

今年で70周年! 実写映画も新登場の「ピーター・パン」

「ピーター・パン」:ディズニープラスで配信中
「ピーター・パン&ウェンディ」:ディズニープラスで4月28日より独占配信開始

 「ピーター・パン」が1953年に公開されてから今年70周年となる。4月28日より、実写映画「ピーター・パン&ウェンディ」の配信が開始される。

【実写映画「ピーターパン&ウェンディ」キャスト】
ピーター・パン役:アレクサンダー・モロニーさん
ウェンディ役:エヴァー・アンダーソンさん
フック船長役:ジュード・ロウさん
妖精ティンカー・ベル役:ヤラ・シャヒディさん

【ピーター・パン】
【ピーター・パン&ウェンディ】
【ピーター・パン】

 幼いころから慣れ親しんだ家を離れることが不安な少女ウェンディが、大人になることを拒む少年ピーター・パンと出会い、弟たちや小さな妖精ティンカー・ベル、そしてピーターと一緒に不思議な世界ネバーランドへと旅立つ。

 そこでウェンディは、邪悪な海賊の船長フックに出会い、彼女の人生を永遠に変えるスリリングで危険な冒険に乗り出していく。

長編アニメーション第50作目「塔の上のラプンツェル」

ディズニープラスで配信中

 2011年公開の映画「塔の上のラプンツェル」は、ディズニー長編アニメーション第50作目であり、初めてフル3DCGで制作されたディズニープリンセス作品。新しい世界へ踏み出す<勇気>のすばらしさを描いた、美しく感動に満ちた物語となっている。

 音楽は、「アラジン」や「美女と野獣」など、数々のディズニー作品を手がけてきたアラン・メンケン氏が担当。「When Will My Life Begin(自由への扉)」、「I’ve Got a Dream(誰にでも夢はある)」、「I see the Light(輝く未来)」など印象的な楽曲が楽しめる。

【塔の上のラプンツェル】

 森の奥深く、人目を避けるようにしてたたずむ高い塔。そこには、金色に輝く“魔法”の髪を持つ少女ラプンツェルが暮らしていた。18年間一度も塔の外に出たことがないラプンツェルは、毎年自分の誕生日になると夜空を舞うたくさんの灯りに、特別な想いを抱き、今年こそは塔を出て、灯りの本当の意味を知りたいと願っていた。

 そんな中、突然塔に現われた大泥棒フリンと共に、ついに新しい世界への一歩を踏み出す。初めての自由、冒険、恋、そして、彼女自身の秘められた真実が解き明かされ……。

人気キャラクターに命が吹き込まれる瞬間!「描いてみよう!夢と魔法のディズニー」

ディズニープラスで独占配信中

 「描いてみよう!夢と魔法のディズニー」は、ディズニープラスで独占配信中の全6話からなるドキュメンタリー作品。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのアーティストが人気キャラクターの描き方を説明しながら、ディズニーに入社して、活躍するまでの道のりを語る。

 「アナと雪の女王」のオラフの描き方を教えてくれるのは、「ベイマックス」や「シュガー・ラッシュ」などにも携わってきた女性アニメーター、ヒュン・ミン・リー氏。

 また、三度のアニー賞キャラクター・アニメーション賞を受賞した経歴を持つアニメーターのエリック・ゴールドバーグ氏が「アラジン」よりジーニーの描き方を伝授。ほかにも「ライオン・キング」のシンバや「ミラベルと魔法だらけの家」のミラベルなど、キャラクターに命が吹き込まれる瞬間を見ることができる。

ディズニーを支えるプロフェッショナルたちに密着「ある日ディズニーで」

ディズニープラスで配信中

 ディズニープラスで配信中のドキュメンタリー作品「ある日ディズニーで」は、CEOのボブ・アイガー氏の目を通し、様々な分野でディズニーを支えるプロフェッショナルたちを紹介する。

【ある日ディズニーで】

 創始者ウォルト・ディズニー氏の遺志を引き継ぎながらも、日々変化する世界の中で、常に新しい挑戦を続けるディズニーと、その不朽の魔法を舞台裏で支える人々がいる。ディズニーならではの創造性や革新性、卓越性を維持すべく、責任を引き受け、身を捧げている10人にスポットを当て、魅力的で感動的なパーソナル・ストーリーをたどる。

 伝説的なアニメーターや、次代のイマジニアをリードする女性、「グッド・モーニング・アメリカ」の司会者、ピクサーのキャラクターの立体制作など、信じがたい能力を持った10人の人々のユニークな人生をすぐそばで垣間見ることができる。

ミッキーマウスはいかにして人気者になったのか?「ミッキーマウス:ザ・ストーリー」

ディズニープラスで独占配信中

 本作は、世界中で愛されるミッキーマウスがいかにして人気者になったのか、その存在の重要性や芸術性などを文化的観点から解説するドキュメンタリー。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが手がけた最新の手書き短編アニメーション「Mickey in a Minute」も公開され、アニメーターのエリック・ゴールドバーグ氏やマーク・ヘン氏、ランディ・ヘイコッ氏クの製作時の様子も収められている。

【ミッキーマウス:ザ・ストーリー】

 ウォルト・ディズニーのキャリア初期、不運な時代に創案されたミッキーマウスは、当初の期待値はそこまで高くなかったと言われているが、世界初のトーキーアニメーション「蒸気船ウィリー」が公開されると一夜にしてセンセーションを巻き起こす。そして、ウォルト・ディズニーの輝かしいキャリアとアメリカの凄まじい社会の変化によって、次第にミッキーマウスという存在は大きなものになっていった。

 今や最も有名なシンボルとして人々の光や希望、魔法、夢となり、レガシーとして生き続けるミッキーマウスの歴史を楽しめる。

「The Wonder Movie CAFE」&「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」 開催

「The Wonder Movie CAFE」

開催期間:4月1日~6月25日

 「The Wonder Movie CAFE」は、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立10周年を祝し「OH MY CAFE」シリーズのひとつとして「表参道ヒルズ」にオープンした。「OH MY CAFE」は、ディズニーのキャラクターコンテンツを使用した商品の製造販売および、グッズ販売コーナーを併設した期間限定のスペシャルカフェ。

□「The Wonder Movie CAFE」詳細ページ

「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」

開催期間:4月29日~8月31日
開催場所:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー

 イベント「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」では、ディズニー・アニメーションの初期の名作から最新の作品まで、まるで映画の中に入ったかのような没入感を体験できる。

□「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」詳細ページ