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“戦国×妖怪×死にゲー” PS4「仁王2」本日発売

「藤吉郎」役は竹中直人さん。オリジナルキャラ「無明」役には波瑠さんが登場

3月12日 発売

価格:
【通常版】
7,800円(税別)
【Deluxe Edition(DL版のみ】
10,800円(税別)
CEROレーティング:D(17歳以上対象)

 コーエーテクモゲームスは、プレイステーション 4用ダーク戦国アクションRPG「仁王2」を3月12日に発売する。価格は通常版が7,800円(税別)で、Deluxe Editionは10,800円(税別)。

 本作は、2017年に発売された「仁王」の続編となる最新作。日本古来の多種多様な妖怪たちが登場するダークファンタジー要素と、戦国時代末期の史実が融合した骨太なオリジナルストーリーが展開する。主人公は、妖怪の力を持つ半妖。自らを「妖怪化」することで、ガードを崩す重量攻撃を繰り出すなど、豪快に立ち向かうことが可能になる。のちの豊臣秀吉、「藤吉郎」役には竹中直人さん、オリジナルキャラクターの「無明(むみょう)」役には波瑠さんが起用されている。

【ストーリー】

 時は1555年、徳川家康により天下統一が成される幾らか前の時代。人と妖怪の間に生まれた主人公は、美濃の国で暮らしながら、妖怪退治や傭兵に明け暮れていた。

 ある日、主人公は凶暴な妖怪を討ち果たすも、その過程で自身の妖怪としての力も暴走してしまう。

 そこへ駆けつけ、主人公の暴走を止めたのは、“霊石”を売り歩く商人、藤吉郎。2人が戦国時代を“仁王”の如く駆け上がる、「秀吉」の物語の幕開けであった。

 2人は、美濃の有力武将からの依頼を請け負う形で、霊石集めに励んでいたが、霊石を狙う者の襲撃に遭う。追っ手より逃れる道中で、妖怪を目の敵にする謎の女「無明(むみょう)」を仲間に引き入れ、尾張へと落ち延びた彼らは、織田信長の家臣に取り立てられる。

 桶狭間の戦い、墨俣城の建城といった場で、妖怪の力や霊石による軍勢の強化によって手柄を上げ、さらに蜂須賀小六などの仲間を増やした2人は、織田家中で次第に動きをなしていった。

 順調に見えた2人の行く末だったが、その背後には“霊石”のもたらす大きな陰が忍びよっていた。

主な登場人物

藤吉郎

声:竹中直人

 霊石を商う、野心溢れる行商人。主人公の妖怪の力の暴走を抑える、不思議な能力を持つ。守護霊は、日吉大社に祀られる山王権現の使いでもある「真猿(まさる)」。

無明

声:波瑠

 無明は、妖怪を狩る一族「ソハヤ衆」の頭領の名。守護霊「八百波姫(やおなみひめ)」は、不幸な出来事により人魚に変じた古の姫君だとされる。

□登場人物紹介ページ
https://www.gamecity.ne.jp/nioh2/story.html

【相関図】

妖怪

牛鬼(ぎゅうき)

 牛に似た姿をした巨大な人食いの妖怪。口から毒霧を吐くほか、血や体液も毒性を持つという。

馬頭鬼(めずき)

 馬の頭を持つ鬼、馬頭鬼。地獄絵巻や百鬼夜行に描写のある妖怪で、一説には人と馬が大量に死んだ後に、その怨念が混じり合って生まれるという。

牛頭鬼(ごずき)

 牛の頭を持つ鬼。亡者を苛む地獄の獄卒として、馬の頭を持つ馬頭鬼と共に地獄絵巻などに描かれている。別名を阿傍(あぼう)といい、仏教の経典や説話ではこちらの名で記されていることが多い。地獄の獄卒としてではなく、単なる悪鬼として現世に現れる場合もある。

□妖怪紹介ページ
https://www.gamecity.ne.jp/nioh2/story.html

敵との間合いや「気力」を窺う駆け引きが鍵を握る「戦闘」

 本作では、多様な武器や構え、スキルなどが絡み合う多彩なアクションが楽しめる。

武器

 敵に立ち向かうには、様々な武器を駆使することが必要とされる。それぞれ異なる特徴をもち、「上段・中段・下段」の構えが存在する。

スキル

 キャラクターの成長により、武器や術のさまざまなスキルが解放され、戦い方の幅が広がっていく。

守護霊

 「守護霊」を憑依させることで特殊な効果が得られる。ゲージを溜めることで「妖怪化」することができ、強力な攻撃が可能となる。守護霊の一部を紹介する。

クジラ姿の守護霊。勇魚神(いさながみ)の守護霊技。勇魚神が目の前の地面から伸び上がるように姿を現わし、前方になだれ落ちて巨大な水しぶきを立てる。水属性の状態異常を起こさせる効果が高いのが特徴
白澤の守護霊技。出現した白澤が、ゆっくりと飛ぶ雷球を放つ。雷球は、敵に触れると大きな爆発を起こすので、敵が密集している状況だと特に効果的だ
白蛇の守護霊技は、出現した白蛇が円を描くように何度も周り、円内の敵に毒を与える。さらに回りながら上昇し、敵を跳ね上げながらダメージを与える。うまく当てて高く跳ね上げれば、落下した敵はダウンするので追い討ちが可能だ

妖怪の力

妖怪化

 ゲージを消費することで、自身が妖怪化。守護霊に応じて巨大な妖怪の攻撃をカウンターしたり、回避を主体とした連続攻撃など、妖怪化した状態では普段と違った立ち回りができる。

「猛」の守護霊を宿して妖怪化した姿。筋骨隆々、鬼のように荒々しい風貌で、赤熱したように光る大金鎚を振りかぶっている
「迅」の守護霊を宿して妖怪化した姿。人間離れした素早さを発揮する。一瞬で間合いを詰め、目にもとまらぬ連続攻撃を繰り出すことができる
「幻」の守護霊を宿して妖怪化した姿。不可思議な力を操ることに長けている。携えた武器は意のままに形を変え、敵へと飛び、手元に戻ってくる

特技

 一時的に妖怪の姿になれる「特技」。「特技・猛」では強力な一撃を放ち、敵の大技を発動前に阻止できる。成功すると大きな気力ダメージを与える。

「猛」の守護霊を宿した者が使える特技。強力な一撃を放ち、敵の大技を発動前に阻止できる。成功すると大きな気力ダメージを与える
「迅」の守護霊を宿した者が使える特技。一時的に妖怪の姿になり、残像を残して素早くダッシュする。前方向へダッシュしていた場合、残像に敵の大技が増えるとその敵に追撃し、大きな気力ダメージを与える
「幻」の守護霊を宿した者が使える特技。一時的に妖怪の姿になり、盾のような防壁を展開して敵の攻撃を受け止める。タイミングよく敵の攻撃を受け止めると、相手をひるませて大きな気力ダメージを与える

妖怪技

 妖怪がドロップする「魂代」を装備することで、その妖怪が持つ個性的なアクションを行なえるようになる。妖怪技の一部を紹介する。

牛鬼の妖怪技では、牛鬼の巨大な首を呼び出し、敵に噛みつかせる。うまく当てれば2回ヒットし、さらに毒の蓄積を与える
馬頭鬼の妖怪技。右腕を巨大なノコギリを持った馬頭鬼の腕に変化させ、周囲を薙ぎ払う。単発ダメージが大きいのに加え、敵に囲まれたときにも有効な優れた技

システム

キャラクタークリエイト

 体格、顔つき、声色など、外見を細かく調整することができるため、自分だけの主人公を創り出せる。

オンライン要素

【血刀塚(ちかたなづか)】
 ミッション攻略中に落命した他のプレーヤーの墓標。選択すると妖怪化した他プレーヤー「屍狂い(しぐるい)」が現われる。「屍狂い」は、そのプレーヤーのプレイスタイルを反映したAIで制御され、倒すと装備などが手に入る。

【義刃塚(ぎじんづか)】
 苦境にある者を助けたいという義の心によってその場に残された刃塚。お猪口を供えると「すけびと」が姿を現わし、助太刀してくれる。

協力プレイ

【まれびと招喚】
 「お猪口」を「社」に供えると、協力プレーヤー「まれびと」を呼び、どちらかが落命するまで一緒に攻略することができる。

【常世同行(とこよどうこう】
 オンラインで最大3人のプレーヤーとミッションクリアを目指すモード。1人のプレーヤーが落命しても、他のプレーヤーが救援して復活させることができる。

ゲームシステム「常闇(とこやみ)」

 ボスは「常闇」を発生させる能力を持つ。一面の彼岸花が瞬時に咲いて散り、付近一帯が闇に包まれた異界と化す。妖怪の領域である常闇の中で、真の力を発揮する。

【スクリーンショット】
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