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科学技術広報研究会、新型コロナウイルスで休校中の子供たちへ「YouTubeで見れる科学番組特集」を公開中

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 科学技術広報研究会(JACST)は、新型コロナウイルス感染症対策で臨時休校となった子供たち向けに、全国の大学・研究機関のデジタルコンテンツ作品を集めた「子供向けコンテンツ配信サイト」を開設した。

 本サイトでは、全国の小中学校・高校などで一斉休校が実施されている中、家庭で長い時間を過ごす子供達のために、楽しくてわかりやすい、そしてタメになる動画やゲームなどのコンテンツを全国の児童・生徒・学生に向けて公開している。全国の大学・研究機関の広報担当者有志が、自身が所属する研究機関のデジタルコンテンツの中から、子供たちに見て欲しいと思う作品を集めている。

 「さっと見られる映像」、「のんびり延々と見たくなる映像」、「講演会・サイエンスカフェ・成果発表などの映像」、「VR対応映像」などYoutubeで見られる動画コンテンツでは、科学実験や天体観測、またはがん細胞といった、多岐にわたる最先端の研究が楽しめる。

 科学技術広報研究会は、研究機関や大学などの広報担当者が、所属する組織の枠をこえて、広報活動における課題を共有しているネットワーク。約80機関から約140名の広報担当者(3月2日現在)が参加している。科学についてゲームをしながら学ぶことができるコンテンツや、よみもの、工作といった動画だけではない作品も用意されている。本企画では、家に居ながらネットで学習しながら楽しめるよう、想いが込められている。

「JACST子供向けコンテンツ配信サイト」のページ

https://sites.google.com/view/jacst-for-kids/