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第2回全国高校eスポーツ選手権「リーグ・オブ・レジェンド」部門、優勝はN高「KDG N1」!
試合はまさにプロ顔負け!勝負はN高の個人技が決めた
2019年12月29日 17:55
- 12月28日、29日開催
- 会場:EBiS303
「第2回全国高校eスポーツ選手権」の「リーグ・オブ・レジェンド」(Riot Games)部門の決勝大会、決勝戦ではN高等学校「KDG N1」(沖縄)とクラーク記念国際高等学校 秋葉原ITキャンパス「Yuki飯食べ隊」が激突。熾烈な戦いを制しN高「KDG N1」が優勝した。
圧倒的な力でここまで勝ち上がってきた両チーム。両チームとも元プロプレイヤーがコーチを務めているというだけあって、どちらも試合運びがハイレベルでプロ顔負けだ。注目されたのは準決勝で素晴らしいパフォーマンスを見せていたN高のADC、marimo選手と、クラーク記念国際のジャングラーFunahwi選手だ。また、決勝戦はBO3(2本先取)で行なわれるため、チームの戦略やチャンピオンプール、集中力など様々な要素が重要になった。
1戦目、N高が準決勝からメンバーを変更し、決勝大会の紅一点shakespeare選手が出場。試合は序盤から両チーム共に動きが非常にスピーディーで、目まぐるしい展開が繰り広げられた。特に盛り上がりを見せたのは終盤、インヒビターを破壊し敵陣から引くN高に対し、クラーク記念国際Funahwi選手が使う「キヤナ」が見事なフラッシュ+アルティメットを使用したことでN高が壊滅。このワンプレイでN高有利の局面からゴールド差もなくなり、どちらが勝ってもおかしく無い展開に。
試合を決めたのはN高の見事な判断だった。バロンを触るクラーク記念国際に対し、N高が選択したのは敵本陣へのテレポート。N高の思い切った判断によって乱れたクラーク記念国際は集団戦を上手く行なえずに敗北。これが決定打となり一進一退の試合を制したN高が優勝に王手をかけた。
2試合目はN高は再びメンバーを変更し、準決勝と同じ面子で優勝を狙う。一方で後のないクラーク記念国際もBotで「シンドラ」をピックし、攻めの姿勢を崩さなかった。試合は再びシーソーゲームに。序盤にN高が不利を背負うも、中盤の集団戦で勝利し巻き返す。クラーク記念国際もFunahwi選手がドラゴンスティールでドラゴンソウルを獲得し食いついた。
試合を決めたのはやはり集団戦。4vs5の不利な集団戦にも関わらず、N高のエースmarimo選手が見事な動きを見せ集団戦に勝利。そのままネクサスを破壊した。この結果、優勝をN高「KDG N1」が勝ち取った。プロ顔負けの試合を展開した両チームには大きな声援が送られていた。
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