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恐竜が闊歩するブロックの世界でサバイバル体験!PS4/Switch用「PixARK」本日発売

7月4日 発売

価格:5,500円(税別)

CEROレーティング:A(全年齢対象)

プレイ人数:オフライン1人、オンライン最大70人(Nintendo Switchのローカル通信プレイでは1~8人)

 スパイク・チュンソフトは、プレイステーション 4/Nintendo Switch用オープンワールド恐竜サバイバルアクション「PixARK」(ピックスアーク)を7月4日に発売した。価格は5,500円(税別)。

 本作は、2017年に発売された「ARK: Survival Evolved」の世界観を、「Minecraft」風のかわいいボクセルスタイルで表現したアクションゲーム。見た目のかわいらしさも加わって、よりパワーアップしたサバイバル生活が楽しめる。CERO Aのゲームということもあり、「ARK: Survival Evolved」はリアルすぎてちょっと怖いという人も、小さな子どもと一緒に安心してプレイできる。

 世界のすべてがブロックでできているため、穴を掘る、山を作る、地形を自由に変化させることもなどが可能。インテリア系のアイテムも充実しており、内装にもこだわった個性的な家づくりも楽しめる。巨大な恐竜の背中やいかだの上に家を建てれば、家ごと旅することもできてしまう。

謎の島で自給自足のサバイバル生活が始まる

 ゲームは、何1つアイテムを持っていない、なぜそこにいるのかもわからない状態から始まる。最初にプレーヤーが降り立つのは草原地帯だ。草原地帯は、温暖で草食恐竜が多く、比較的危険は少なめな場所だが、崖や大きな穴、隣接するエリアから肉食恐竜がやってくることもあるため注意しなければならない。

キャラクターメイキング

 まず、キャラクターメイキングで、髪型、目や口など、あらかじめ用意された複数のパーツから選択し、キャラクターを作成しよう。頭の大きさや手足の長さ、肌の色なども細かくカスタマイズすることができる。

サバイバル生活のポイント

 背の低い木からは「果物」や「せんい」、地面の草からは「わら」が採取できる。背の高い木を殴ることで木材が手に入るため、これらの素材を使って家やアイテムをクラフトしてみよう。素材を効率的に集め、家を建てたら、アイテムを保管できる「収納箱」や、命を落とした際の復活ポイントとなる「寝袋」、「ベッド」などをクラフトして、サバイバル生活をどんどん便利にしていこう。

収納箱
寝袋

【役に立つ便利なアイテム】
 木を切るための「斧」や、石を採掘するための「ピッケル」、肉を焼くための「キャンプファイヤー」は、効率よくサバイバル生活を進めるための便利なアイテムとなるため、早めにクラフトするといいだろう。

ピッケル
キャンプファイヤー

【エングラムポイント】
 プレーヤーのレベルが上がれば、エングラムポイントが手に入る。これを使用することで、原始的なアイテムから、金属製品や機械、魔法の品など、さまざまなアイテムがクラフトできるようになる。

さまざまな環境が待ち受ける島でサバイバル

 本作の舞台となる島はとても大きく、雪原や海底、洞窟など、環境が大きく異なっている。エリアによって、生息する生物や気候、手に入る資源が異なるため、サバイバルの難易度にも違いがある。

砂漠

 非常に暑く、水を補給できる場所がほとんどない。一見すると砂とサボテンしかないように見えるが、貴重な素材「水晶の鉱床」が点在している。

【砂漠】
【主な生物】
エンペラースコーピオン
ハイエナ

魔法の森

 キラキラと輝きを放つ魔法の木が生え、スライムなどの魔法生物が生息している。ここで採れる木材や鉱石などはすべて魔力を帯びており、魔法のアイテムをクラフトする素材となる。

【魔法の森】
【主な生物】
スライム
トレント

氷の大地

 雪に覆われているため気温が低く、毛皮の装備が不可欠。ダイアウルフやギガントピテクスといった猛獣、アイスエレメンタルなどの魔法生物も生息しており危険度が高い。

【氷の大地】
【主な生物】
ギガントピテクス
ダイアウルフ

水中

 染料となる藻類などの素材が収穫できる。深海では建築素材となる美しい海水晶が採掘できるが、ダイビングスーツなどの装備なしに挑むのは非常に危険。

【水中】
【主な生物】
イクチオサウルス
メガピラニア

島に生息する多彩な生物を紹介

 島の中には、さまざまな恐竜や動物たちが生息する。プレーヤーは生物たちを狩ることで、生物の肉や皮などの資源を入手できる。恐竜を飼いならすことができれば、一緒に戦ったり、騎乗することも可能だ。

【ドードー】
飛べない鳥。序盤に肉と皮を入手するための貴重な資源となる
【トリケラトプス】
3本の大きなツノとフリルが特徴的な草食恐竜。温厚で普段はプレーヤーを襲うことはないが、危害を加えようとする相手には容赦なく反撃してくる
【プテラノドン】
大きな翼で空を飛ぶ翼竜。肉食だが主に魚を好み、好戦的な性格ではない。攻撃を受けると空へ飛び去ってしまう
【ユタラプトル】
素早い動きで獲物に襲い掛かる肉食恐竜。後ろ足にある大きなかぎ爪が特徴。サドルをつければ騎乗が可能
【ティラノサウルス】
いわずと知れた世界最大級の肉食恐竜。非常に凶暴で、あらゆるものに襲い掛かる
【メガロドン】
太古の地球に生息していたという巨大なサメ。ホホジロサメよりもさらに大きいとされる。テイムして騎乗できれば水中の探索がぐっと楽になる
【ウェアウルフ】
闇の森を徘徊する狼人間。謎が多く、獰猛な魔法生物で残念ながらテイムはできない
【アイスベア】
雪山に生息する白い熊。背中が氷の甲羅で覆われており、狼ですら避けて通るほど強い。性格は比較的温厚なので、こちらから手を出さなければ恐れる必要はない

生物・環境の情報を把握できる機能「スキャナー」と「博物館」

 本作の世界では、遭遇する生物や環境がどのような特徴を持つか知ることが重要となる。プレーヤーは、2つの方法「スキャナー」と「博物館」で、生物や周辺の情報を把握することができる。

スキャナー

 スキャナーは、周囲の環境や生物を調査する機能。はじめからプレーヤーに装備されており、照準を生物に合わせると、名前や性別、強さ、生息地、テイムの可否といった情報が確認できる。生物だけでなく、地形や植物に対しても有効なため、手持ちのピッケルでは掘削できない鉱石を見つけた際、スキャンすることで掘削可能な道具が何かがわかる。

博物館

 スキャンやテイム、生物を倒すといったアクションを行なうと、その生物の情報が図鑑に記録され、いつでも確認できるようになる。魔法のアイテムのひとつである「ポータル」を使用することで、特別なエリアである博物館にその生物が展示される。

 博物館の展示スペースは、各環境が再現された浮島になっており、生物たちの展示場所も生息している環境通りに分かれる。はじめは生物のシルエットだけだが、スキャンやテイム、生物を倒すといったアクションを行なうことでアンロックされ、生態・由来といった情報などが閲覧可能になる。

アイテムの自動運搬や戦艦にもなる便利な乗り物

 本作では、テイムした生物にサドルを取り付けることで、移動手段として活用できる。ほかにも、トロッコやいかだといった便利な乗り物が登場する。

トロッコ

 トロッコは、石炭を燃料にして地面に敷設されたレールに沿って進む乗り物。収納ボックスのようにトロッコ自体にアイテムを積んだり、プレーヤーが乗車していなくても自動で目的地まで進んだりすることができるため、アイテムの運搬に活躍する。トロッコには、通常サイズの車両のほか、建物が建てられる大型のものもある。また、レールには直線、カーブ、上昇、下降があり、途中で分岐を挟むことも可能だ。

いかだ

 いかだは、水上を進みたいときに役に立つ、燃料の要らない移動手段。いかだには、「たき火」や「革の寝袋」などのサバイバルに必要なアイテムを設置することができるほか、いかだの上に家を建てて水上生活を満喫したり、「オートタレット」や「大砲」を設置して武装した戦艦にすることも可能だ。

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