ニュース

5人の主人公の“夢”物語が高解像度&高フレームレートで復活!PS4「龍が如く5 夢、叶えし者」本日発売

6月20日 発売

価格:3,990円(税別)

CEROレーティング:D(17才以上対象)

 セガゲームスは、プレイステーション 4用アクションアドベンチャー「龍が如く5 夢、叶えし者」を6月20日に発売した。価格は3,990円(税別)。

 本作は、2012年12月6日に発売されたプレイステーション 3用「龍が如く5 夢、叶えし者」のPS4リマスター版。PS4版では、解像度が720pから1080pへ、フレームレートが30fpsから60fpsへと向上。より精細でなめらかなゲーム体験が楽しめる。内容は基本的にオリジナル版と同一だが、一部仕様が変更されている。

「龍が如く5 夢、叶えし者」

 「龍が如く5 夢、叶えし者」は、4人の男「桐生一馬」、「冴島大河」、「秋山駿」、「品田辰雄」と1人の少女「澤村遥」を主人公とした群像劇。全国五大都市を舞台に“夢”をテーマにしたストーリーが展開する。

【ストーリー】

 2012年12月。桐生一馬は福岡の歓楽街の片隅で、素性を隠しながらタクシードライバーとしての日々を過ごしていた。すべては大事な人間の夢を叶えるため。

 一方その頃、東西一大戦争という一触即発の事態に陥る東城会。かつて伝説の龍と呼ばれた男は、旧友の危機に再び立ち上がるのか?

 全国五大都市を巡る、夢によって人生を大きく変えられた「4人の男と1人の少女」の壮大な物語が始まる。

【舞台となる五大都市】
札幌「月見野」
東京「神室町」
名古屋「錦栄町」
大阪「蒼天堀」
福岡「永洲街」

「アナザードラマ」

 「アナザードラマ」は、5人の主人公のうち桐生一馬、冴島大河、澤村遥、品田辰雄のそれぞれを、メインストーリーとは違った切り口からクローズアップした、新しいタイプのストーリー要素。通常のサブストーリーとは異なり、主人公ごとに用意された個性溢れるミニゲームをこなしながら話を進めていく。カーレースや狩猟、芸能活動やバッティング対決など、ケンカとは異なる“戦い”を乗り越えながら、慣れない環境の中でもがいている彼らの“今”が濃密に描かれる。

【桐生一馬の「タクシードライバー」】
タクシー会社でドライバーとして働く桐生の日常と、危険な走り屋集団“デビルキラー”との戦いが描かれる。タクシー運転手としてお客と会話をしたり、注文を受けて送迎したりする穏やかな“送迎ミッション”と、激しい“レースバトル”の2種類のミニゲームが楽しめる
【冴島大河の「雪山サバイバル」】
生き残るために野生動物を狩り、気まぐれな雪山の自然に立ち向かう最高にワイルドなサバイバル生活が楽しめる。猟銃や罠を使って野生動物を狩っていくハンティングアクションが展開する一方で、濃厚な物語も展開
【澤村遥の「目指せトップアイドル」】
芸能事務所にスカウトされ、アイドルを目指す遥のアイドル育成シミュレーションゲーム。戦いは拳による“ケンカバトル”ではなく、リズムゲーム形式の“ライブバトル”で行なわれる。ほかの主人公にはないノリとゲーム性が特徴
【品田辰雄の「バッティングバトル」】
元プロ野球選手だった品田。アナザードラマでは、かつての仕事だったバッターとしての活躍が描かれる。中学時代のコーチの指導を受けながら、さまざまな相手とバッティング勝負を行なう。神室町のバッティングセンターとは異なるシステムや演出が楽しめる

バトルシステム

 「龍が如く5」のバトルは、シリーズの特徴である「誰でも、簡単に、カッコよく!」というコンセプトはそのままに、基本部分から大幅に刷新が行なわれ、立ち姿やモーションもすべて作り直されている。

・各主人公特有の特殊技「絶技」
 特定の条件を満たすとくり出せる、各主人公特有の特殊技「絶技」は、圧倒的な身体能力を活かし、もはや“人間の域を超越する”ド派手な見た目と威力の高さを誇るものとなっている。

【桐生 一馬の絶技「怒龍の気位」】
発動中は無敵状態になって、敵の攻撃をものともせずに特攻可能になる。怒りを込めて荒々しく敵をねじ伏せるという恐ろしい技だ
【冴島 大河の絶技「猛虎の心得」】
人間離れしたパワーを最大限に活かしたもので、建物の配電盤や道路標識を引きはがして武器にして戦うことができる。“物”だけでなく、目の前で戦っている敵さえも手足を掴んで武器にしてしまうという恐ろしいものだ
【秋山 駿の絶技「エアストライク」】
強烈なキックで敵を空中に打ち上げたところに、さらに蹴りを連続で叩き込むというアクロバティックな技
【品田 辰雄の絶技「俺流 流星タックル」】
敵に組みついてからそのまま全力で押し込む、強烈なタックル攻撃。組み付いた後は壁に叩きつけたり、そのまま押し倒したり、投げ飛ばしたりすることができる

・「ご当地ヒートアクション」
 「ご当地ヒートアクション」では、五大都市を活かした、必殺技やヒートアクションが使用できる。「雪だるまの極み」は、札幌・月見野の雪が積もったエリア限定で、冴島が発動できる技。地面の雪で敵を包み込んで雪だるまにしてしまうという、インパクトのある技となっている。

・「クライマックスヒート」
 シリーズおなじみの大技「ヒートアクション」も前作よりパワーアップ。技の前後の演出が強化され、より使いやすくなっている。さらに、新要素として、特殊な条件を満たすと発動でき、文字通り戦いを終わらせるほどの威力を誇る「クライマックスヒート」が登場。ボタン入力で威力が変化する、絶技と並ぶ大技となる。

・ミニストーリー仕立てで技を閃く「天啓」
 「天啓」は、街で見かけたおもしろい光景をもとに新技を閃くという、シリーズではおなじみのものだが、「龍が如く5」では、閃くまでのストーリーが大幅に強化され、ひとつのサブストーリーとしても楽しめるようになっている。さらに、バトル中に突然技を閃くパターンも新たに登場する。

・遥の闘いは「ストリートダンスバトル」

 「ダンスバトル」には、ヒップホップ、ハウス、アイドル、ジャズ、ロックの計5ジャンルの楽曲を収録。キャラクターの上下左右四方向に配置されたフレームに流れてくるボタンを、タイミングよく押して操作する。コンボがつながると、遥が派手なアクションを起こしてくれることもある。

プレイスポット

 本作には、「エアホッケー」や「パチスロ」、「カラオケ」、「釣り」、「ゴルフ」など30以上のプレイスポットが登場する。もちろん、“大人の娯楽”「キャバクラ」も引き続き登場する。

「エアホッケー」
「バッティングセンター」
ゲームセンター「太鼓の達人」
ゲームセンター「バーチャファイター2」
「釣り」
「ダーツ」

・各地方の特徴を反映した「ご当地ミニゲーム」
 本作は、東京だけでなく、札幌、名古屋、大阪、福岡の5大都市が舞台となっているため、東京を除く各都市で「ご当地ミニゲーム」が楽しめる。“ご当地”と名乗るだけあって、内容は各地の個性を大きく反映したものになっている。

【札幌・月見野“雪上の格闘技”】
雪まつり会場の一角で行なわれる、競技型の“雪合戦”。柱が乱立する正方形のエリア内にて最大4人で雪玉をぶつけ合い、制限時間内で最も得点を稼いだ参加者が勝利となる
【名古屋・錦栄町“コーチンズカップ・クラシック”】
錦栄町のとある古びたビルの一角で開催されている、名古屋の名物“コーチン(にわとりの一種)”を走らせてその速さを競う大会。みずからコーチンを鍛え上げてレースに参加し、最高峰のレースの優勝を目指す
【大阪・蒼天堀“ツッコミ”職人】
相方に逃げられてしまった元漫才コンビのボケ担当・ハルオに誘われて、ツッコミ担当として舞台に立つ。ハルオが作ったネタに、適切なワードを選んでちょうどいいタイミングでツッコんでいき、観客から笑いを取ってオーディションの突破を目指す
【福岡・永洲街“麺処 龍屋”】
ぎっくり腰になってしまったラーメン屋台の店主に代わり、エプロンをまといラーメン作りに挑むミニゲーム。お客さんの注文通りの硬さになるよう、ゲージの伸びに合わせてタイミングよくボタンを押し、ラーメンの湯切りをする

・キャバクラがパワーアップ!

 本作では、“フェイスキャプチャー”により、より色っぽく感情豊かになったキャバ嬢たちと“主観視点”で会話できるようになり、しかも会話中にはこちらからもアクションを行なえるようになっている。

まずは名刺をもらうところからスタートして、会話を盛り上げたり、プレゼントを渡したりしてどんどん好感度を上げていく
トークが弾むと、チョコスティックを手を使わず、両端から落とさないように食べ合う“チョコスティックゲーム”のような遊びをしようと提案してきたり、ゲームに勝つとキスをしてくれたりも……?
さらに仲が深まると、退店後にデートをする“アフター”に誘ったり、キャバ嬢のほうから店外デートのお誘いが来ることもある
店外デートでは、各都市の街並みを眺めながら主人公ごとに固有のストーリーも楽しめる