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リアルでマイクラの楽しさを友達と共有できる! 革新的なARゲーム「Minecraft Earth」初試遊レポート

今夏βテスト開始予定

 今年5月に電撃発表された「Minecraft」シリーズ最新作「Minecraft Earth」。「Minecraft」そのものであり、位置情報ゲームであり、そしてARゲームでもあるという欲張りなゲーム性を備えた本作は、一通り見せるには内容が複雑で時間が掛かりすぎると判断されたためか、「Xbox E3 2019 Briefing」では姿を見せなかったが、E3開幕後に担当者からブリーフィングを受け、ゲームを初体験することができた。

 ブリーフィングの内容は、5月に受けたものと同じで、今夏開始に向けて開発が進められているβバージョンを短時間体験することができたので、そのインプレッションを中心にお届けしたい。ゲームの概要については特報記事を参照いただきたい。

【Minecraft Earth】
ブリーフィングおよびデモを担当した「Minecraft Earth」プロデューサーのJesse Merriam氏
「Minecraft Earth」のイメージ

 今回体験できたのは、「Minecraft Earth」が持つ、位置情報ゲーム、ARゲーム、そして「Minecraft」そのものといった中で、主にARのパートだ。期待されたE3が開催されているロサンゼルスの街を練り歩いて「Minecraft」体験が楽しめる位置情報パートはまだ体験できなかった。

【「Minecraft Earth」ARパートデモンストレーション】
我々は屋内で体験したが、この映像のように屋外でも楽しめる

 ブリーフィングが終わった後、参加者にはスマートフォンが1台ずつ手渡された。スマートフォンはすでに「Minecraft Earth」が起動しており、スマートフォンからテーブルを眺めると、その上には、大樹でできた家が置かれている。「Buildplates」と呼ばれるモードだ。

【Buildplates(LIFESIZE)】
このテーブルが……
「Minecraft Earth」を通して見るとこうなる
テーブル上のオブジェクトの存在により、奥にいる人が遮られているのがわかる

 周囲を見渡すと自分以外の参加者も映っている。それは当たり前だが、位置に応じてテーブルの上に配置された「Buildplates」の存在によって遮られて見える。これは各参加者の位置情報と、キャラクターオブジェクトとして正しく認識していなければできない芸当で、高度なAR技術が使われていることがわかる。

 続いて「Buildplates」のオブジェクトが、奥にある空き地にフルサイズで展開された。先ほどまでテーブルにあったARオブジェクトが、リアルスケールで展開されている。先ほどまで両手で掴めるほどだったオブジェクトが、見上げるようなサイズに変貌している。この時点ですでにおもしろい。

【Buildplates(FULLSIZE)】
先ほどテーブルにあった大樹の家が、凄まじいデカさに
それぞれ思い思いのオブジェクトにアクセスしている
このフルサイズのおもしろさは、見上げたり、見下ろしたり、360度空間が生成されるところだ

 このフルサイズでは、インタラクションが可能になっており、木や草、ツタといったオブジェクトをさくさく掘ったりできた。また、その他の参加者も、実際の人の形に縁取られて、「Minecraft」世界に自然な形で溶け込んでおり、かつ動きに対してしっかり追従するようになっている。

 次に担当者に促されて弓を装備し、画面タップで矢を連射していく。他の参加者を狙って撃ち合いをしても楽しいし、地底のゾンビを狙っても楽しい。ARゲームの楽しさを前身で味わうことができた。ちなみにこのリアルスケールでは、ブロックを上がったり降りたりはできず、仮に地面が割れて地下があっても落ちたりすることはない。かなり深く掘って地底を作り込めば、ちょっとした恐怖体験ができそうだし、アイデア次第で様々な楽しみ方ができそうだと感じた。

【ゾンビとの戦い】
至る所に現われるゾンビを弓矢で撃ちまくっている
地下にいるゾンビを狙う。下手なVRコンテンツより楽しいかもしれない
襲いかかるゾンビ達
本人達は必死だが愉快な絵だ

 担当者は、今夏のβサービスに日本が含んでいるかは確約しなかったが、日本でもサービス開始に向けて準備を進めており、年内に提供すると語っていた。「Minecraft」ファンとしてβテストの開始を心待ちにしたい。

【スクリーンショット】