【特集】
BenQ MOBIUZ、色味に優れた4K/165Hzモニター「EX271U」が投資価値あり!【初任給で買いたいゲームデバイス】
2025年4月16日 00:00
新生活がはじまる4月、わずかな贅沢を味わいたくなる初任給で、いつもより“ちょっといいデバイス”を探したい! という企画。「多少コストがかかってもいいから、ちょっといいものを選んでほしい」と各メーカーの担当者に伝え、そのオススメ製品を紹介する。
4月末に初任給を受け取るという方も、そうでない方も、製品の選定の理由も合わせてぜひ今後の参考にしていただきたい。
今回紹介するのはBenQより、MOBIUZのゲーミングモニター3製品だ。
MOBIUZはBenQのゲーミングモニターシリーズ。同社のeスポーツ専門ブランド「ZOWIE」と比較して、より広い層のゲーマーを意識したブランドとなる。
2024年5月よりブランドのリニューアルを実施しており、白を基調とした筐体デザインに変更なっているほか、より映像美に注力した機能が最大の特長となっている。
今回はこちらのMOBIUZより、よりリッチにゲーミング環境を彩る「EX271U」を中心に3製品ピックアップしていただいた。
映像美に優れ、4K/165Hzで長く使える「EX271U」
「EX271U」
発売日:1月30日
価格:オープン(市場想定価格111,000円)
今回最もプッシュいただいのが、4K/165Hzの27型モニター「EX271U」だ。
MOBIUZではブランド全体として色味と画質を重視しており、オープンワールドゲームやRPGなど「世界観が現われるようなゲーム」に向いている。
4K画質、リフレッシュレート165Hz対応という時点で十分にリッチだが、色味はDCI-P3のカバー率95%と色の再現性にも優れている。また製品出荷時には1台ずつキャリブレーション(色味の標準設定)を実施しており、とにかく色の正確さにこだわっている。
また色味の自動調整にAIを搭載しているのも特長だ。「Shadow Phage」という機能で、映像だけでなくモニター周囲の明るさや色温度を読み取って、自動的に映像の暗くて見えづらい部分のみを明るくしてくれる。遊ぶ時間帯によって部屋の照明環境が変わる場合でも、いちいちモニターを調整しなくて済むのは便利だ。
カラーモードはゲームジャンルではなく、アートスタイルのジャンルで「Sci-Fi」「ファンタジー」「リアリスティック」と3種類を用意。さらに、BenQスタッフが各ゲームタイトルごとに独自に調整した最適なカラー設定を共有する(対応タイトルのみ)「Color Shuttle」という機能もある。
一方で、サウンド面ではHDMI eARCに対応しており、最大7.1chサラウンドサウンド環境の実現も可能だ。
本製品は4K画質であり、色味に優れていることで、ゲーム以外ではたとえば動画編集や配信など、クリエイティブ活動にも適した性能を発揮できる。
市場想定価格は111,000円と高めだが、4K/165Hzの基本性能があれば今後長く使えること、ゲーム以外のクリエイティブ活動にも応用できることを考えると、未来への投資としてはかなりポテンシャルが高いとした。
WQHDでもスペック十分の「EX271Q」
「EX271Q」
発売日:2024年12月20日
価格:オープン(市場想定価格66,400円)
「EX271U」ほどリッチでなくていい、という場合は、WQHD/180Hzの27型「EX271Q」という選択肢がオススメという。
製品名からもわかる通りスペック的には「EX271U」の1段階下の製品となるが、WQHDというトレンドの解像度は確保しており、何より市場想定価格で44,000円ほど抑えられる。
「EX271Q」ではHDMI eARCが非搭載だったり、モニター下面のUSB-Cポートが非搭載だったり、機能が省かれている部分もあるが、DCI-P3のカバー率95%でShadow Phageに対応しているなど、MOBIUZの強みである色味の機能はしっかりと残っている。「バランスがいい製品」ということで、「EX271U」と合わせてチェックしてほしいモニターだそうだ。
フルHDで220Hz。FPSならオススメ「EX251」
「EX251」
発売日:1月30日
価格:オープン(市場想定価格39,800円)
ラストはフルHD/220Hzの「EX251」だ。まず、新生活でこれからゲームを始める、という場合には価格帯としてもオススメのモデルだという。
3製品のなかでは最もリフレッシュレートの高い220Hzが出るモニターであり、FPSなどの競技ジャンルなら特に性能を発揮する。
24.5インチという大きすぎないサイズのため、部屋のスペースを活かせたり、FPSの画面全体を見やすいというのもポイント。スピーカー搭載のため、「PCやゲーム機と、このモニター1台あればすぐにゲームを始められる」。ゲーム生活第一歩目の、エントリーモデルとして考えるといいそうだ。